2013年2月13日水曜日

貴重な経験

先日、大変な経験をしてしまいました。

その日のお昼、子どもたちとミスドで食事をしていたとき、便意をもよおしました。
ミスドのトイレに入り、いきりましたが、なかなか出てこない。
10分程度そこでがんばりましたが、出口から数cm頭を出したところで停止。
それ以上いくらいきんでもだめ。
うわあ、どうしよう。脂汗だらだら。

これはここでは無理だ、家に帰ってゆっくりやろう。
そう思い、いったん数cm顔を出したやつを、ふたたびふるさとに帰っていただきました。
意外と戻るもんですね、あいつ。
子どもたちにドーナツを早く食べさせ、家に戻りました。

そしてまた家のトイレでいきむこと、十数分。
やはり数cm顔を出すだけで、それ以上進まない。
かなりやばいです。

なぜこういうことになってしまったのか。
思い出してみると、一昨日の授賞式、ひな壇の上で便意をもよおしたのでした。
場所が場所だけに、我慢せざるを得ず、しばらくすると便意もなくなったんです。
そしてそのまま今日に至ってしまったのでした。

そのまま大腸でからからになるまで水分を吸収されたあいつ。
かわいそうに、かちかちになり、そしてさらに後ろから押されて巨大化してしまったのです。

話を戻して、数cm顔を出して止まってしまったあいつ、さらに数分努力を続けてみましたが、まるで変化なし。
おおそうだ、我が家はウォシュレットだった。
水は岩をもうがつ、というではないか。
ウォッシュレットの水の勢いで、あいつを溶かしてしまおう。
我ながらいいアイデア。

ところがところが、岩のようになってしまったあいつ、ウォッシュレットの噴霧を受けて表面はわずかに溶けているのだが、とてもとてもすぐに消滅しそうにはない。
5分ほど水放射を続けたが、無理だと諦めた。

よーし、よく老人ホームで便秘の老人にやるように、割り箸で掻き出してみよう。
トイレから子どもに声をかけ、割り箸を持ってきてもらった。
自分で割り箸をあそこに突っ込んでみたが、やはり自分での操作は難しく、下手をすると直腸をぶち破ってしまいそうだったので,この方法も断念。

浣腸をするしかないか、と思った。
もちろん我が家に浣腸のストックはない。
だって、そういうプレイをする趣味はないからね、おれ。
薬局に買いに行かねばならない。

ふたたびあいつにふるさとに戻っていただきました。
意外と戻るんですな。
尻に違和感を抱えたまま自転車に乗り、最寄り駅そばのマツキヨヘ。
浣腸33mL入り2本セットを購入。
よーし、人生初の浣腸だー!

家に着き、浣腸とともに再びトイレに。
容器の先端を奥深く体内に差し込み、ゆっくりと薬液を注入。
取説を読むと、薬液を注入した後10分間我慢すること、とある。
括約筋をぎゅっと締め、パンツをはき、台所のキッチンのタイマーを操作。

この状態での10分間は異常に長い。
なかなかタイマーは進まない。
脂汗が吹き出す。

5分を経過したところで我慢ならず破水。
液体が外部に流れ出した。
焦ってトイレに駆け込む。
便器に座るとすぐさまビシューッと薬液だけが出てくる。
失敗か?!

それでもいきんでいると、あいつが顔を出した。
がんばれ!
メリメリメリという感触。
あと少し!
スッポーンという音とともに、あいつがようやく生まれてきた。
あー、よかったー。


写真はコージェネ大賞授賞式。
便意を我慢している瞬間。

0 件のコメント: