親として安心して通学させられるのは幸せなことです。
学校でしっかり勉強し、出された宿題はきちんとこなす。
学力的にも問題なしでしょう。
それでも我が家は、加えてプラスアルファの勉強をやらせます。
そんなにいっぱいではなく、ほんの少し。
学年×20分間-宿題時間です。
学校へ行く日、すなわち宿題の出る日は、10分かせいぜい20分です。
この時間を漢字検定対策の朝勉強に充てています。
休日は宿題がない(終わっている)ので、学年×20分間をまるまる好きな勉強、必要な勉強に充てられます。
上の学年の計算を教えたり、『論理エンジン』を一緒に解いたり、『坊ちゃん』『論語』『実語教』の音読を楽しんだりできます。
子どもも,ちゃんと宿題も終わり、一定時間集中して勉強し終わってしまえば、あとは好きな遊びを何の気がかりもなくすることができます。
精神衛生上、とてもよいことです。
学校の授業をしっかり受け、宿題をきちんとこなす。
あたりまえのことです。
あたりまえのことをやって、ようやく「人並み」なんです。
人としてのベースができるレベルでしょう。
人の価値は、ベースがきちんとできた上で、プラスアルファするものがあるかどうかで決まります。
それが個性になるわけです。
だから個性につながる勉強も、ちょこっとプラスアルファしていくんです。
それから、親は「教育セキュリティ」にも配慮していかなくてはならないと思っています。
教育セキュリティを脅かす最大の要因は「担任の先生」。
担任の先生の善し悪しで、教育効果は段違いになってしまいます。
学校任せのままでいると、子どもの教育は担任の先生次第になってしまうのです。
ダメダメ先生に当たってしまったら、目も当てられなくなっちゃいますよ。
担任の先生の当たり外れは,なかなかコントロールできるものではありません。
運不運なんです。
仕方ないことなんです。
でもそれに振り回されちゃいけない。
たとえ担任の先生がよい先生であっても、10歳(小4ないし小5)までは家で親が教える習慣があるべきだと思います。毎日でなくてもいいですが、週に1日2日でよいので、子どもの勉強につきあってやる。
学校でのノートやテストを見て、我が子の弱点を補強してやる。
何より,家で勉強する習慣を付けてやる。
だって、学力は家で形成されるんですから。
我が子の教育は最重要事項です。
ダメ教師に当たってしまったからって、我が子をみすみすダメ児童にしてはいけません。
担任の当たり外れに大きく影響されないように、うまく制御していくのも「親業」だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿