でもね、旅先に自分なんていないんだよ。
自分が自分でいられると感じるのは、自分の居場所が見つかった時
その居場所は自分で決めた場所じゃないんだ。
周りの人が「君は
ヒトの「自分」って実は周りの人、他人が決めてくれるもんなんだ
子どもの頃は父母や家族だね。
生まれたばかりの君を無条件で認め
だから居場所があったんだ。
でも成長するに連れ、お父さんもお母さんもあれこれ言うようにな
早く起きなさい、挨拶しなさい、お手伝いしなさい、学校に行きなさ
それはもう君が無条件では認められない年
条件づきで認めるってこと。
条件をクリアす
なぜお父さんもお母さんもだんだん口うるさくなるのか。
条件を厳
子どもはやがて大人になるから。
大人になって
そのときにも自分の居場所
そのときに周りの人に認めてもら
早く起きられなくて遅刻する奴、挨拶もろくにできない奴、ちっと
こんな人間を認めてく
君がここに居づらくなったのは理解できる。
だって誰も君を認めて
君を認めてくれる場所を探しに行ったほうが
旅に出るのもいい。
お金さえ持っていれば、旅先の人たちは程々に
短期間なら人は案外親切だしね。
でも旅はいつかは終わりにしなくちゃならない。
そのときに、君が
誰かの役
人間の社会は「条件付き」だ
じゃ、よい人生を!
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