こんにちは
来週、職場で会計検査が行われます。
ぼくの勤務する職場は、大部分国からの税金で運営されています。
税金が適切に執行されているか、無駄、不正はないか、会計検査院の検査を受けることが法律で義務づけられているのです。
ぼくはこの検査が大好きなんです。
説明好きなのもあるし、ぼくの説明を納得してくれて、お金の使い方が正しいことをお墨付きをもらえる。
だから検査のご指名があったら張り切っちゃうのです。
会計検査だけではなく、どんな検査でも堂々と説明できることが大切です。
検査員の立場に立ってみれば、相手がおどおどしていたら、疑ってしまいたくもなります。
質問にすぐ答えられなかったら、本当に分かって仕事をしているのかな?と思ってしまうのも当然です。
出せと言った書類がなかなか出てこなかったら、何か隠し事をしているのではないかと疑心暗鬼になってしまうことだってあり得ます。
検査員にそう思われちゃうと、細々したところまで重箱の隅をつつくように検査されちゃったりするんです。
人間、完璧と言うことはありません。
どんなに精度よく仕事をしていても、ちょっとしたミスが一つ二つあるのが当然です。
重箱の隅をつつかれれば、こういうささいなミスを発見されることもあるわけです。
本筋には間違いはないとしても、小さなミスでも指摘されるのは好ましくありません。
本筋の評価まで落としてしまうからです。
なぜ検査員は重箱の隅をつつくかというと、往々にして大きな無駄や不正は小さなところから発見されることが多いからです。
しっぽを捕まえる、ってやつですね。
被検査者が自信なさげにしていたら、「何かあるな」と思っちゃって、しっぽを捕まえようとやっきになってしまうのです。
だから堂々と説明できることが大切なんです。
そのためには検査前に自分の仕事を再チェックし、頭にしっかり入れておくことです。
つまり予習。
検査前の予習がしっかりできていれば、堂々と説明でき、質問にもサッと答えられ、必要な書類をすぐ探して提示することができる。
すると検査員は、この人の仕事に間違いはない、大筋だけ確認すれば大丈夫だ、と判断してくれるわけです。
検査もすんなり終わります。
予習すればいい、ということは誰でも分かっていることです。
戦略は分かっている。
でもどうやれば、しっかり予習できるのか。
その戦術を知り、実行している人はとても少ない。
ただ書類をパラパラながめているだけで、予習した気になっていたりして。
予習にも技術があるんです。
ただ書類をながめているだけでは、ちっとも頭に入りませんよ。
そこに「作業」を加えるといいんです。
ぼくの場合、
書類にインデックスを貼り付ける
ことをやっています。
たとえば、工事の予定価格を算定するための書類には、設計図、数量表、単価表、内訳書などがありますが、これらにインデックスを貼り付けていくんです。
ケーブル、電灯、動力、制御、など共通する項目ごとに、それぞれの書類にインデックスを貼り付けていく。
こうすることで、何がどこに記載されているか記憶されますし、それぞれの関連が頭に入ります。
それだけじゃなく、この部分を説明するためにはあの別の書類も必要だぞ、なんて気づく。
インデックスを貼る作業をするだけで、予習はより有効にできるようになるんです。
長野慶太『TIME×YEN』草思社\1300-から引用します。
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「強く納得がいった」ということを英語ではSold Onされたというが、あなた自身がSold Onされてもいない企画を誰かが承認するということは絶対にない。
そんなときである。
あなたがどれだけ相手に覇気を感じさせるかは、あなたの頭の中がどれだけ整理されているかで決まってくる。(178p)
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もちろん自分のやっている仕事にウソ偽りはないのは当然です。
それを自信をもって他人に説明できるかどうかは、自分の頭の中が整理されているかどうかで決まってくるんです。
だから予習は大切なんです。
予習がしっかりなされていれば、自信が持て、声に張りが出て、堂々とした態度になり、覇気が生まれます。
人が他人の言うことを信用、信頼するときは、決してその話の内容によって判断しているのではありません。
特に短時間で判断しなくてはならないときは、なおさらです。
その人が堂々としているか、声に張りがあるか、覇気を感じるかで判断するんです。
人を説得するためには、自分が覇気を相手に感じさせるまで、自分自身が納得することが大切なんです。
さてさて、これから予習するために出勤してきます。
堂々と検査を受けられるようにね!
写真はXFEL実験棟エントランス。
なかなかビューティフルな仕上がり!
来週、職場で会計検査が行われます。
ぼくの勤務する職場は、大部分国からの税金で運営されています。
税金が適切に執行されているか、無駄、不正はないか、会計検査院の検査を受けることが法律で義務づけられているのです。
ぼくはこの検査が大好きなんです。
説明好きなのもあるし、ぼくの説明を納得してくれて、お金の使い方が正しいことをお墨付きをもらえる。
だから検査のご指名があったら張り切っちゃうのです。
会計検査だけではなく、どんな検査でも堂々と説明できることが大切です。
検査員の立場に立ってみれば、相手がおどおどしていたら、疑ってしまいたくもなります。
質問にすぐ答えられなかったら、本当に分かって仕事をしているのかな?と思ってしまうのも当然です。
出せと言った書類がなかなか出てこなかったら、何か隠し事をしているのではないかと疑心暗鬼になってしまうことだってあり得ます。
検査員にそう思われちゃうと、細々したところまで重箱の隅をつつくように検査されちゃったりするんです。
人間、完璧と言うことはありません。
どんなに精度よく仕事をしていても、ちょっとしたミスが一つ二つあるのが当然です。
重箱の隅をつつかれれば、こういうささいなミスを発見されることもあるわけです。
本筋には間違いはないとしても、小さなミスでも指摘されるのは好ましくありません。
本筋の評価まで落としてしまうからです。
なぜ検査員は重箱の隅をつつくかというと、往々にして大きな無駄や不正は小さなところから発見されることが多いからです。
しっぽを捕まえる、ってやつですね。
被検査者が自信なさげにしていたら、「何かあるな」と思っちゃって、しっぽを捕まえようとやっきになってしまうのです。
だから堂々と説明できることが大切なんです。
そのためには検査前に自分の仕事を再チェックし、頭にしっかり入れておくことです。
つまり予習。
検査前の予習がしっかりできていれば、堂々と説明でき、質問にもサッと答えられ、必要な書類をすぐ探して提示することができる。
すると検査員は、この人の仕事に間違いはない、大筋だけ確認すれば大丈夫だ、と判断してくれるわけです。
検査もすんなり終わります。
予習すればいい、ということは誰でも分かっていることです。
戦略は分かっている。
でもどうやれば、しっかり予習できるのか。
その戦術を知り、実行している人はとても少ない。
ただ書類をパラパラながめているだけで、予習した気になっていたりして。
予習にも技術があるんです。
ただ書類をながめているだけでは、ちっとも頭に入りませんよ。
そこに「作業」を加えるといいんです。
ぼくの場合、
書類にインデックスを貼り付ける
ことをやっています。
たとえば、工事の予定価格を算定するための書類には、設計図、数量表、単価表、内訳書などがありますが、これらにインデックスを貼り付けていくんです。
ケーブル、電灯、動力、制御、など共通する項目ごとに、それぞれの書類にインデックスを貼り付けていく。
こうすることで、何がどこに記載されているか記憶されますし、それぞれの関連が頭に入ります。
それだけじゃなく、この部分を説明するためにはあの別の書類も必要だぞ、なんて気づく。
インデックスを貼る作業をするだけで、予習はより有効にできるようになるんです。
長野慶太『TIME×YEN』草思社\1300-から引用します。
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「強く納得がいった」ということを英語ではSold Onされたというが、あなた自身がSold Onされてもいない企画を誰かが承認するということは絶対にない。
そんなときである。
あなたがどれだけ相手に覇気を感じさせるかは、あなたの頭の中がどれだけ整理されているかで決まってくる。(178p)
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もちろん自分のやっている仕事にウソ偽りはないのは当然です。
それを自信をもって他人に説明できるかどうかは、自分の頭の中が整理されているかどうかで決まってくるんです。
だから予習は大切なんです。
予習がしっかりなされていれば、自信が持て、声に張りが出て、堂々とした態度になり、覇気が生まれます。
人が他人の言うことを信用、信頼するときは、決してその話の内容によって判断しているのではありません。
特に短時間で判断しなくてはならないときは、なおさらです。
その人が堂々としているか、声に張りがあるか、覇気を感じるかで判断するんです。
人を説得するためには、自分が覇気を相手に感じさせるまで、自分自身が納得することが大切なんです。
さてさて、これから予習するために出勤してきます。
堂々と検査を受けられるようにね!
写真はXFEL実験棟エントランス。
なかなかビューティフルな仕上がり!
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