こんにちは
「男は男に育てられなければ男になれない」。
養老孟司さんはそう言っています。
草食系男子が増えてしまったのも、あまりに男女同権、男の子も女の子も平等に育てられすぎているのも原因だと思います。
発生学的に見ても、男性は女性からの派生物なんです。
素のままに育ててしまうと、女性的になってしまう。
だから意図的に男の子として育てなくちゃいけないんです。
我が家の男の子二人、男の子らしく育ってほしいんです。
だから夜寝る前、お布団の上でお相撲を取ります。
10分間くらいの短い時間ですが、投げ飛ばしたり突き飛ばしたりして、汗だくになるほど遊びます。
長男は5歳ですから、幼児といえどもかなり力が強くなってきました。
夕べなどしこたまキンゲリされてしまいましたよ。
タマブクロがきゅーっと縮んで痛いのなんの。。。
筋肉には二種類あると、学校で習ったと思います。
腕や足の筋肉のように、自分の意志で動かすことができる「随意筋」。
これが横紋筋です。
胃や腸や心臓のように、自分の意志で動かしたり止めたりできず、勝手に動く「不随意筋」。
こっちが平滑筋。
で学校では、内臓は平滑筋で不随意筋だ、って習ったと思います。
内臓にあるからちょっと観察できないねって。
でも体の外側近くにある筋肉で、不随意筋である平滑筋でできている部分があるのです!
それが陰嚢、すなわちタマブクロです。
陰嚢の皮膚の内側には肉様膜と呼ばれる薄い平滑筋でできた筋肉層があります。
タマブクロは時と場合によって、だら~んと垂れ下がったり、きゅっと縮まったりしますね。
これを自分の意志で、垂れ下げたり縮ませたりできる男の子はいないと思います。
自分の意志とは無関係に、ある条件の時に緩み、ある条件の時には縮む。
たとえば暑いときは緩み、寒いときは縮む。
ジェットコースターに乗ったとき、緊張したときも縮みますよね。
そして、キンゲリされたときも自動的に急激に収縮する。
もちろんキンタマを守るためです。
平滑筋は、急激に収縮するときに痛みを発します。
キンゲリされたタマブクロが痛むのも、そういうわけ。
ストレスで胃が痛くなるのも同じ原理ですね。
胃が急に収縮するので痛みを感じるのです。
男の子がいるご家庭なら、お風呂で一緒に実験してみてください。
お湯に入ってだら~んとなったタマブクロに、冷たい水をかけてみてください。
ほら、一瞬できゅっと縮んだでしょ。
次に温かいお湯をかけてみてください。
じわじわじわっと伸びてくるのがわかるでしょう。
ところで、陰嚢の筋肉も筋肉の一種ですから、自ら伸びることはできません。
筋肉は縮むことしかできないのです。
腕を曲げたり延ばしたりできるのは、腕の骨には2本の筋肉が付いていて、一方が縮むとき、もう一方を延ばすからです。
では、一度きゅっと縮んだタマブクロを再び緩めるものは何でしょうか。
それは、重力です。
そのためタマブクロは、縮むときは筋肉の働きで瞬間的にきゅっと縮みますが、伸びるときはゆ~くりです。
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