2011年3月7日月曜日
アスピレーション!
こんにちは
完成したばかりの神戸iPS研究棟電気工事を担当してくれたベテラン技術者の方からメールが届きました。
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1年間ありがとうございました。
平成22年2月11日にお会いしまして1年間大変お世話になりました。
九電工生活最後の年にすばらしい監理者の素で仕事が出来ましてありがとうございました。
監理手法を学ばせてもらいました。
2月25日(金) 竣工検査が、無事終了して、計野君とポートラーイナの中で彼が『毎日ポートライナーの中で仕事のことばかり考え乗っていたが、今日はすがすがしいですよ・・・』の言葉で現場責任者ならではの言葉と感動しました。
頑張ったものだけが感じる充実感だと思います。
そんな感じも現場を離れ管理部門につくとだんだん感じなくなります。
新入社員教育の中で話すのですが、『電気が点灯した瞬間の喜びを感じてほしい』この感じわからない人は、当社に向かないです。と話すのですが、自分自身が忘れかけていました。
今後もその気持ちを忘れずに最後の仕事をやって行きたいと思います。
ほんとにありがとうございました。
1年間の出来事を整理してみたいと思います。
現場事務所に泊まりながらでも仕事を片付ける若者たちが、当社の宝だと思います。
若いってすばらしいことですね
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嬉しいですねー。
iPS棟は短い工期、狭い敷地の中での工事でしたから、とても厳しい条件の中での仕事でした。
苦労も多い現場でしたよ。
その分、みんなで力を合わせて熱を入れて造ってきたのも確か。
それがいい結果に結びついたんだと思います。
若い代理人も現場に寝泊まりして仕事をした日も多かったそうです。
彼が「毎日ポートライナーの中で仕事のことばかり考え乗っていた」と言っているのも嬉しいですね。
それだけ仕事に熱中していた。
たぶん、錯綜した工事の段取りを考えていたんでしょう。
「明日はどういう段取りにしようか」「今日はどうやれば上手くできるか」ってね。
考えては現場で実践する。
思い通りに行ったり、行かなかったり。
それをまた明日の仕事に活かしていく。
吉越浩一郎『どんどん決めてどんどん動け!』実業之日本社¥1400-にこうありました。
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知人が教えてくれたのですが、じつはひらめきや汗、つまりインスピレーションやパースピレーションの裏には、「アスピレーション」(aspiration)というものがなければならないのだそうです。
アスピレーションというのは、とにかくやり遂げようとする熱望ですが、汗をかき続けるためには、心の中で燃えるこうしたものを持たないといけないようです。
ある経済人はこのアスピレーションのことを、「責任感」と言っています。
この表現も悪くないと思いますが、要は一生懸命努力することが大事なのです。
「頑張り」「ひたむきさ」「愚直さ」などと通じるものかもしれません。(73p)
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いい仕事をするには「情熱」が欠かせません。
もちろん技術や経験も大切です。
技術や経験があれば、そつなく仕事をこなすことはできる。
でも情熱を欠いた仕事は、面白みがないんですよ。
それは出来上がったものを見れば分かる、伝わるんですよ。
そつなく造ったものからは、何も学ぶことがありません。
今以上に技術は身に付きませんし、実のある経験にもならないのです。
情熱をかけ、責任をもって愚直にひたむきにがんばる。
だから新たな技術も身に付くし、その経験が次に活きるんですよ。
情熱をかけた仕事は、いつまでもその中に熱いものを内包している。
ぼくらの造っている建物だと、それが出来上がったあとにそこで仕事をする人たちにも影響するんです。
情熱が遷るんですよ。
情熱をかけて造ったいい建物の中にいると、何となくゴキゲンになるんです。
ゴキゲンになれば仕事もはかどります。アイデアも湧いてきます。
ずっとずっとぼくらの造った研究棟から、いい仕事が生み出され続けるんだと、ぼくは信じています。
今日は筑波細胞リソース研究棟の監督員検査です。
楽しくがんばってこようと思います!
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