2011年8月1日月曜日

親の背中


こんにちは

今週は、ぼくはつくばで加速器学会に参加、晶ちゃんと子どもたちは岩手に帰省です。
家族はいつもべったり同じ行動をとる必要はない。
自由にしたり、一緒にいたり、みんながその時々で楽しくなるようにする。
妻や子どもたちが加速器学会に一緒にいっても楽しくないでしょう。
同様にぼくが女房の帰省に付き合うのも、あまり楽しくない。
あははははは。

昨日、家族を岩手に送り出したあと、ぼくは加速器学会で発表する論文を書きました。
今年は電源安定性についてと、冷却水温度制御についての2本発表することで、登録してありました。
1日で2本論文を書くのはきつかったー。
へろへろになりましたよ。

今年はもう一つのチャレンジとして、共著者のみんなにも部分執筆してもらったんです。
これも結構大変でしたね。
複数の原稿を集めて、一つのストーリーを組み立て、文章のトーンも統一し、流れるように読めるようにする。
一人で全部書くのより大変だったかも。

それでも、論文の出来不出来は抜きにして、2本書き上げ学会へ投稿できました。
エンジニアのモットーは「期日は守る」ですから、最低限それは守れましたよ。
もっと余裕を持って取り組めばいいんでしょうが、ま、こういう経験も大事ですからね。
あはははは。

青木雄二『青木雄二のゼニの教育論』青春出版¥1100-から引用します。

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子どもに豊かな人生送ってほしかったら、まずは親が豊かな人生送って、その手本を見せるということや。
どんな有名な塾に入れるよりも、どんな立派な参考書を与えるよりも、子どもに、
「うちの親のような、いい人生、おもしろそうな人生を送れたらええなあ」
そう思わせるのが、最高の教育や。
金が無いのは厳しいが、そこは努力でカバーせなあかんで。
まちがっても、つらい生きざまを見せてはあかん。
ぬかるみにできた車輪の跡に足をとられるように、子どもも同じ轍を踏むで。(20p)
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ぼくもまったく同感です。
親が楽しく人生を送っていかなくちゃね。
楽しくやるにも努力は必要です。
努力している姿を見せる。
そしてその努力が実った姿も見せる。
そうしていきたいんです。

いくら子どもに「勉強しろ、勉強しろ」と言っても、言うだけじゃ勉強するようになりません。
勉強の価値をこんこんと説明してもダメ。
やっぱり親も勉強する。
勉強したらいいことがあるってことを実際に子どもに見せなくちゃ。
勉強した方が人生は豊かになるし、ハッピーでいられるってことを、実感できませんよ。

時には辛いこともあるのが人生です。
でもその辛い状況にどっぷり浸かってしまってはいけないんです。
ただただ「辛い、辛い」と愚痴や不満を言うのでは、子どもは人生に絶望してしまいます。
辛さから抜け出る努力をする。
辛くてもちょこっとでもハッピーを拾うんです。
笑顔になれる小さな努力を積み重ねる。

そうなれればいいなーと思っています。
さて、加速器学会に出発しますか。
楽しくがんばってこようと思います!

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