こんにちは
はっちゃんは2年生で習う漢字を一通り勉強し終えました。
先週金曜日、漢字検定9級を受験。
まだ2年生になって半年あまり。
それでもはっちゃんの学年からは13名が9級に挑戦したそうです。
一通り勉強し終えたと言っても、試験日までに過去問4回分しか練習できませんでした。
ちょっと練習量は不足でしたね。
10回分くらい過去問はやりたかった。
試験日までにそこまで追いつけることができずに残念。
でも満点は無理でしょうが、合格点には届いたような感じです。
発表が楽しみです。
試験が終わったからと言って、気を緩めてはいけません。
せいぜい2,3日だけね。
引き続き今日から、3年生の漢字練習に入りました!
3年生の漢字は200文字。
毎日2文字ずつこなせば、半年くらいで終えられるでしょう。
算数はどうか。
九九もほぼ完璧にマスターできたので、桁の多いかけ算にも挑戦しています。
3年生に習う計算ですね。
今日は3桁×1桁の筆算。
ラクラクできました。
桁数の多いかけ算は、九九のマスター+足し算が暗算でできないと、計算できません。
来週は2桁×2桁の計算を教えようと思います。
こうやって、ちょっとずつ先へ、先へと進めていき、5年生終了時までに、6年生までに習う読み書き計算はマスターしてしまおうと思っています。
読み書き計算は技術、あるいは道具です。
技術、道具がしっかりしていれば、思考にじっくり時間をかけられます。
技があるから考えも深くなるのです。
弁護士で司法試験予備校をやっている伊藤眞さんの講演を聴きました。
司法試験合格を目指す学生に、伊藤さんがまずやらせることは何か。
法律の暗記?
いやいや違います。
法の論理?
いいえ、そうじゃありません。
法の精神?
まったく違います。
伊藤さんが学生にまずやらせるのは、文章を速く書く訓練なんです。
司法試験本番では、60分という短時間で1700文字もの論文を書かなくてはなりません。
それも1科目だけじゃなく、何科目も書かせられる。
このとき、文章を速く書く技術は役に立ちます。
最初から自分で論文を書くのは無理ですから、試写から始めるそうです。
模範解答をただただ書き写す。
それも速く。
本番で1時間で書くものを、30分で、20分で。
速く書けると、考える時間が生まれます。
30分で書ける技術があるなら、1時間の試験時間のうち30分を考え、論を立てる時間に使えます。
20分で書ける技術があるなら、1時間の試験時間のうち40分を考え、論を立てる時間に充てられるのです。
書く時間が1時間以上かかるなら、答案を書き終えられず、これは論外。
書く時間が50分なら、考える時間は10分しかない。
考える時間が40分ある人と10分しかない人、どちらが深みのある論文が書けるか。
それは当然、長く考えられる人に決まっています。
技術というのはバカにならないものなのです。
技術があるから思考は深まり、広げることができるのです。
小学生なら読み書き計算の技術。
読む速度が速ければ、書かれたものを把握し、書き手の意図を理解することができます。
書く速度が速ければ、自分の考えをまとめ、十分推敲する余裕ができます。
計算する速度が速ければ、問題を理解し、意図を把握し、試行錯誤だってできる。
小学生の理解力や思考力は5年生、6年生になって初めて生まれてくるものです。
それまでは技術、訓練でよいのです。
技術を十分身につけて、5年生、6年生になって、思考力を磨くんです。
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