こんにちは
ひところ、ネット難民の問題が世間で騒がれましたね。
覚えていますか。
貧しくて、アパートを借りることもできず、ネットカフェに寝泊まりしている若者たち。
え?貧しい?ネットカフェに寝泊まりできるんでしょ?
それだけのお金、持ってるじゃん!
ぼくも出張の時など、ネットカフェを利用します。
以前は公衆無線LANが充実していなかったので、街なかでインターネットにつなぐには、ネットカフェを利用するしかなかったからね。
なので、ネットカフェのだいたいの料金は知っています。
夜間、ひと晩ネットカフェを利用する。
寝るために、リクライニングシートやお座敷みたいに身体を横たえることができるブース。
料金は1500円するんですよ。
毎日ネットカフェに泊まったら、月に45000円にもなります。
あ、これ今ぼくが神戸で住んでるアパートの家賃と同額だ。
敷金礼金のないアパートだってありますよ。
45000円あれば、即入居できるじゃないですか。
ワンルームだけど、お風呂だって着いてますよ。
45000円だって、贅沢です。
古くてもいいなら、風呂付き30000円の部屋だってある。
なぜアパートを借りることができないんでしょうか。
不思議ですよ。
もっと安くアパートを借りることだってできます。
友だちとシェアすればいい。
6畳のワンルームだったら4人でも暮らせます。
30000円を4人でシェアすれば、一人毎月7500円で済みます。
これならアルバイト収入だけでも、いいもの食えるぜー。
ネット難民の青年たちも、アルバイト程度の仕事もしている。
だから食事もし、ネットカフェに泊まることができるんです。
無一文じゃないんです。
つまり、お金の使い方が下手なんです。
多分彼らは、毎日のバイト代を、その日のうちに使いきってしまうんでしょう。
アパートの家賃は、毎月一度支払う必要があります。
毎日、その日に得たお金をその日のうちに使いきってしまうような生活をしていれば、たとえ30000円でもアパート代を支払うことができない。
なので、ネットカフェ1500円に泊まらざるを得なくなるんでしょう。
時給800円のバイトだって、1日8時間働けば6400円になります。
すぐにアパートを借りるのは無理かもしれません。
ネットカフェに泊まる必要もあるでしょう。
でも、1日1000円か2000円、使わないで残しておく。
毎日、1000円か2000円残していけば、1か月後にはアパートを借りることができるんです。
そういう「節約」ができないから、ネット難民になってしまうんですね。
お金の使い方が下手なだけなんですよ。
自分の将来、未来のために、ちょっと節約する。
それができれば、ネット難民になんかならないんです。
ああ、もちろん、多分彼らはネット難民でいるのが好きなのかもしれませんがね。
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