こんにちは
唯一ボーイスカウト活動だけかな。
子どもは暇すぎてもダメですが,忙しすぎてもよろしくない。
適度にぼーっとする時間も必要なんです。
だから、塾だ、ピアノだ、水泳だ、サッカーだとスケジュールを詰め込みすぎると、かえってアホにしてしまいます。
学校の宿題をきちんとやり、学校で取り組ませている漢字検定と算数検定の勉強をやり、月2回のボーイスカウト活動に参加する。
我が家はこれだけで精一杯ですよ。
子どもに体力が付いてきて、基礎学力も身についてくれば、宿題などをこなす時間も早くなるでしょう。
そうやって体力的にも精神的にも余裕ができたら、もう一つ付け加える。
それを積み重ねていって,結果的にやりたいことをやれるようになればいいなあと思っているのです。
要するに、能力を上げる->余裕をつくる->新しいことを始める、の繰り返し。
それで自分の器を大きくしていく。
器が小さいのに無理して詰め込むから壊れるんですよ。
ぼくは若い頃、大手進学塾で教える仕事をしていました。
この進学塾は成績順にクラス分けがされていました。
12クラスくらいあったと記憶しています。
トップのクラスは生徒も賢く,先生も有能。
だからすごくいい教育が行われています。
知的で好奇心もくすぐられる。
学校の授業では決して得られない勉強ができるのです。
このクラスは熟練の職員の先生を配置します。
だって、トップクラスは塾の看板です。
進学実績が上がれば,翌年の生徒数も増えます。
これなら塾へ行く価値は高い。
月5万円くらい支払っても意義あります。
トップクラスでは、生徒が支払う月謝より、先生の給料の方が多いんですよ。
塾はトップクラスでは赤字なんです。
ところが下位クラス。
お前ら何しにここに来てるのよ?というレベルの生徒たち。
基礎基本が全く身についていない。
そういう生徒に,進学向けのテキストを進度通りに教えちゃうんです。
宿題もトップクラスと同じ量を出したりするんです。
それは、生徒を引き上げよう,なーんて気はさらさらない。
受験に失敗したとき、「お宅のお子さんは宿題もほとんどやっていらっしゃらなかった。不合格なのは当然ではありませんか」と親に言えますからね。
週2,3回通塾してくるだけの生徒に,基礎基本を教えている時間なんかないんです。
そしてこのクラスを教えている先生は、学生さんやパートタイム。
教師の品質なんかどうでもいいからです。
明らかに、生徒の月謝>先生の給料となり利益が出ます。
生徒の月謝=先生の給料となる点、すなわち塾に行く意義があるのは、上位1/3です。
それ以下の生徒は,塾にとって「金づる」でしかないのです。
基礎学力のない生徒が、教える技術もない先生のクラスで、高度なテキストに従って勉強させられるのです。
おとなしく座っていられると思いますか?
我が家も5年生か6年生になったら、塾に通うのも悪くないな、と思っています。
もちろんトップのクラスに入れるなら、です。
5年生、6年生になったら親が教えることは難しくなってきます。
学校の授業だけでは知的に満足できなくなるかもしれません。
そうしたら塾も楽しくよいところになるでしょう。
そうなれるように、小4までは読み書き計算の基礎基本をじっくりと身につけさせる。
毎日一定時間(学年×20分間)家で勉強させる。
これは親でも教えられるし、親の務めだとも思っています。
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