2010年8月2日月曜日

褒めて育てろ!


こんにちは

親の欲目かもしれませんが、我が子たち、ホントにいい表情をしています。
かしこそうで、生気にあふれ、自信に満ちている。
そしてフレンドリー。
脳は表情に表れますからね。

育てる上で注意していることは、マメに褒めていること。
年齢にしたらよくできたなーと思ったら、「スバラシイ」「よくできた」「役に立つ」と言ってあげる。
もちろん悪いことやいけないことをしたら叱りますよ。
でも小学校入学前の年代なら、9褒めて、1叱るくらいの割合がいいと思います。

今村暁『子供の成績を決める習慣教育』PHP文庫¥533-にこうありました。

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子供の表情や立ち振る舞いを見ていると、「よくほめられる」と感じている子どものほうが、穏やかで安心した表情をしています。
そしてがんばりがきくのです。(78p)
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ぼくの教師時代の経験から言うと、勉強のできる子はよく褒められてきた子どもです。
できない子は褒められてきていないから、最初から萎縮しちゃってる。
なぜできないかというと、勉強に限らず何かをするときに、何の練習も無しに、やり方も十分教えられずに、やらされるからです。
当然、うまくできないですよね。
うまくできなくて、叱られて育ってきた子なんです。

できる子は、何かをするときに、きちんと手順を踏んで教えてもらっています。
教えてもらって、何回か練習して、コンスタントにできるようになる。
もちろんきちんとできれば、褒めてもらえる。
自信もつくのも当然ですね。

そして自信を持った子は、初めてやること、難しいことにも挑戦していけるんです。
やり方を教えてもらい、何回か練習すれば必ずできるようになる、とわかっているから。
逆に、萎縮しちゃって自信のない子は「また失敗するんじゃないか」と最初から思ってしまう。
なので挑戦する気が起きず、がんばろうともしない。

それが子どもの表情に表れます。
自信のある子は、穏やかで安心した子どもらしいかわいらしい表情になる。
萎縮しちゃった子どもは、他人の表情をうかがい、それでいて相手の顔をしっかりと見ることができず、暗い表情をしています。あまり可愛くないし。

ぼくはプラグマティスト(実利主義)ですので、褒めて育てた方がオトクだと思っています。
褒めるためには、きちんと教えること。
褒めるためには、何回か練習させること。
そして上手くできるようになったら、きちんと褒めること。

それが強い心を育て、成長してからも挑戦を忘れず、困難も乗り越え、逆境にも耐えられるようになるんだと思います。
明るい表情で、活き活きとした子どもに育ってほしいですね。

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