こんにちは
神戸に建設中のiPS細胞研究棟の電気工事の若い現場代理人さんからメールが届きました。
本日予定通り、無事キュービクル等の搬入が完了しました
おお、よかった!
iPS細胞研究棟は敷地の奥まった場所での工事なので、資材の搬入も手前にある渡り廊下越しの作業になります。
キュービクルという高圧変電設備のような重量物は、渡り廊下の手前でクレーンで吊って、渡り廊下の上を越えてiPS細胞研究棟屋上へと持ち上げます。
途中で落っこちてしまったら、そのものが壊れるだけじゃなく、渡り廊下まで壊してしまいます。
やはりヒヤヒヤした作業でしたので、ぼくも心配していました。
なのでこのメールでとても安心しました。
ぼくは同僚や施工スタッフたちに繰り返しこう言っています。
一番のサービスは客を安心させることだよ
って。
客とは狭義な意味ではなく、自分と関わるすべての人という意味です。
これらの人たちに安心感を与えられるから、協力もしてくれる。
そうなれば仕事はスムーズに進むし、自分のやりたいことがよりやりやすくなっていく。
一番のサービスは客を安心させることだよ
って。
客とは狭義な意味ではなく、自分と関わるすべての人という意味です。
これらの人たちに安心感を与えられるから、協力もしてくれる。
そうなれば仕事はスムーズに進むし、自分のやりたいことがよりやりやすくなっていく。
不安にさせられたら誰だって協力しようなんて思えないですからね。
不安が募ると「不信」にもなってしまいます。
不信感が強まると、そのリカバーには相当なエネルギーが必要になってしまう。
そこまでいく前に不安感を取り去る、与えないことが大切だと思っています。
不安が募ると「不信」にもなってしまいます。
不信感が強まると、そのリカバーには相当なエネルギーが必要になってしまう。
そこまでいく前に不安感を取り去る、与えないことが大切だと思っています。
人生とは自分の信頼度(クレジットレベル)を上げていく過程だと思います。
いきなり信頼度は上がりません。
一つ一つの仕事を誠実に完成していくことを通じて上げていく。
そうやって信頼度を上げ、周りの人たちを安心させ、ハッピーにしていく。
その意味で、iPS棟電気工事の若い代理人さんは合格ですね!
信頼度がアップしましたよ。
『致知』07.11月号に、住宅メーカーの営業マンの田中敏則さんのインタビューが載っていました。
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営業のプロとして、絶対に貫いていただきたいのは、お客様の不安感を速やかに解消してさし上げるということです。
お客様はその節目節目において常に不安感とか、不信感を抱かれるものです。
住宅で申しますと、着工、竣工、契約、後はメンテナンスなどいろんな節目がございます。
そこでお客様が抱いておられる不安感を、速やかに解消してさし上げるのが、プロとしての道であると私は思っております。
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田中さんは口べたな営業マンだそうですが、安心感を客に売ることによって、住宅も月3棟コンスタントに売れるのだそうです。
安心だったお客さんが、知り合いを紹介してくれる。そういうお客さんの連鎖ができるので、売れ続けていくわけです。
田中さんの営業のコツも「安心感」。
安心感を与えるために、田中さんもマメにお客さんと連絡を取り合うそうです。
安心は信頼を得るための近道でもあるんですね。
お客さんからクレームが来る前に、「どうですか?」と電話を入れる。
何か不具合があっても、先に聞いてもらえると言いやすいし安心ですよね。
ぼくも真似していきたいと思って実践しています。
『致知』07.11月号に、住宅メーカーの営業マンの田中敏則さんのインタビューが載っていました。
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営業のプロとして、絶対に貫いていただきたいのは、お客様の不安感を速やかに解消してさし上げるということです。
お客様はその節目節目において常に不安感とか、不信感を抱かれるものです。
住宅で申しますと、着工、竣工、契約、後はメンテナンスなどいろんな節目がございます。
そこでお客様が抱いておられる不安感を、速やかに解消してさし上げるのが、プロとしての道であると私は思っております。
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田中さんは口べたな営業マンだそうですが、安心感を客に売ることによって、住宅も月3棟コンスタントに売れるのだそうです。
安心だったお客さんが、知り合いを紹介してくれる。そういうお客さんの連鎖ができるので、売れ続けていくわけです。
田中さんの営業のコツも「安心感」。
安心感を与えるために、田中さんもマメにお客さんと連絡を取り合うそうです。
安心は信頼を得るための近道でもあるんですね。
お客さんからクレームが来る前に、「どうですか?」と電話を入れる。
何か不具合があっても、先に聞いてもらえると言いやすいし安心ですよね。
ぼくも真似していきたいと思って実践しています。
出張に行っても、仕事が終わってすぐ帰ることはしません。
30分でも1時間でも現場をふらふら見て歩きます。
あるいは、ぼくは昼飯を食べる習慣がないので昼休みを活用して歩き回る。
建設中の現場なら、ちょいとやばい施工がないか見る。
職人さんたちに挨拶し、ちょこっとお話しする。
完成した建物なら、どんな風に使われているか見る。
研究者の方たちとおしゃべりする。
そうやって問題がないかどうか早めに発見するようにしているんです。
それもこれも安心のためですね。
完成前にやばいところがないようにする。
それによって施工している人にも安心してもらう。
完成してからやり直しがあると、手間もお金もかかりますから。
完成後も使う人に安心してもらう。
完成後使いにくいって話は、たいていは使い方がよく分からないから。
設計意図を説明して、使い方を教えてあげれば、80%くらいのことはその場で解決。
直さなきゃならないところがあれば、即手配する。
そうやって安心してもらうわけです。
たとえ不具合があっても、即直すことができれば、反って感謝されたりもするんですよ。
iPS研究棟の建設現場はこんな厳しい場所なんです。
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