2011年11月9日水曜日
人生の主役であり続ける方法
こんにちは
昨日、10月に受験した特級ボイラー技士国家試験の合格発表がありました。
見事合格!
けっこう大物をGetしましたよー。
やったー。
ボイラーというのは火を炊いて蒸気を造る機械。
その蒸気は高温かつ高圧になります。
高圧の機械は操作を誤ると、爆発します。
その爆風とあたりに飛び散る高温の蒸気やお湯で、被害甚大になります。
だから、きちんとした知識と技術を持った人に運転させなくては危険なのです。
だから、安全衛生法という法律で、ある規模以上のボイラーはボイラー技士免許を持つ者に取り扱いをさせなくてはいけない、と規定しているのです。
特級ボイラー技士は、熱交換器の面積が500m2以上の超大型ボイラーの取扱主任に選任されるための資格です。
熱交換器面積が500m2以上というと、もうほぼ火力発電所のボイラークラスですね。
ぼくはテキストを買うと、購入年月日をテキスト表紙に書きこむようにしています。
特級ボイラーのテキストには、'04.08.27とありました。
ということは、受験を志してから7年もかかったわけです。
実際に受験したのは3回目。
仕事の関係で受験申請しても受験しにいけないこともあったからね。
ともかくやり続けたのがよかった。
細々とでも、少しずつでも。
もちろん受験1ヶ月前からはけっこう集中して勉強しました。
根を詰めました。
それも嬉しい。
50歳を過ぎても勉強する気力、好奇心、集中力が維持できていることが確認できたからね。
いつもちょっとでも勉強していることが頭の隅にあると、日常生活も変わりますよ。
ぼくの職場にもそれほど大きくはありませんがボイラーがあります。
そのボイラーを見るときも、見る目が「微細」になります。
知識がないと、大雑把にしかものを見ることができないものです。
ボイラーの構成要素各部分を細かく見られるようになり、それらの相互関係もわかってくる。
すると、ボイラーの扱い方、よい運転方法も理解できてくるんです。
知識が得られて、仕事もうまくいく。
自分の仕事に関連した資格試験にチャレンジすることは、一石二鳥なんです。
そして合格すれば嬉しいですよ。
自尊心が高まりますね。
ぼくは、自尊心がある人間のほうがいい仕事をするし、いい人生を送れると思っているんです。
自尊心があれば自分を大切にします。
自分を損なうような馬鹿なことをしないように気をつけるようになるんです。
技術系の仕事をしていて事故を起こす人は、必ずといっていいほど自尊心が低い人なんです。
たとえば、ボイラーなど機械の運転にしても、自尊心のある人は「絶対間違いはしないぞ」と思って運転しますから、事故も起こりません。
常日頃から資格、免許に恥じない仕事をしようとするわけです。
事故を起こしちゃうと免許剥奪にもなってしまいますからね。
ご近所の早起き会の方が下さった小冊子『愛和』'11春号に、俳優の宇梶剛士さんのインタビュー「自分の人生では誰もが主役なんです」が載っていました。
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世の中には人の数だけ人生があって、すべての人が自分の人生の主役を務めています。
だから他人を憎んだり、うらやましがったりするのはやめてほしい。
そうした感情にとらわれるということは、人生の主役の座を降りて、他人の人生の脇役に甘んじていることだからです。
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誰だって、ぼくだって、誰かを恨んだりうらやましがったりすることはあります。
それを、自分を高めるチャンスにするか、それとも自分を自分で貶めてしまうかで人生が違ってきてしまうと思うのです。
誰かを恨んで、そいつをやっつけてやろうと、いつもそればかり考えて生きる。
誰かをうらやんで、そいつの足を引っ張ってやろうと、いつもそればかり考えて生きる。
それはハッピーな生き方じゃありませんよ。
宇梶さんの言う通り、自分を「脇役」に甘んじさせる人生になってしまいます。
誰かを恨んでも、そいつより楽しくハッピーな人生を築く。
誰かをうらやんでも、そいつよりもっと努力して自分の価値をあげてしまう。
人生の主役であり続ける。
ぼくもそうありたいなーって思っているんです。
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