2012年7月18日水曜日

心のメンテナンス

こんにちは


先週末家に帰ったとき、妻が「はっちゃん、最近反抗期で、全然言うこと聞かない」と言うんですよ。
そうかな?、と思って観察していたら、はっちゃんが何かに熱中しているとき、一生懸命本を読んでいたり、パソコンでユーチューブを見ているとき、そういうタイミングの悪いときに、声をかけているんですよ。
「そろそろお風呂に入りなさい!」
「明日の学校の準備したの!」


熱中しているからそれが聞こえないし、従いたくない。
当然ですよ。
子どもが今やっていることが、一段落したところを見計らって声をかけるよう、妻にアドバイスしました。
妻も元教師。そんなことはわかっているはずなんですけどね。


なぜ、できなくなっちゃったのか。
それは、妻は幼稚園の役員やらボーイスカウトの役員やら、ちょいとやりすぎています。
それで、幼稚園のお母さんの一部からクレームメールががんがん届いて、ちょいとパニックになっていて、気持ちに余裕がなくなっていたんですよ。


カーッと頭に血が上る。
クレームに対してどう説得しようかとあれこれ考える。
返事を書いては、ああこれじゃ余計に火に油だ、と書き直す。
気がつくともうこんな時間。
子どもをお風呂に入れなくちゃ。
「早くお風呂に入りなさい!」
寝かせなくちゃ。
「もう寝る時間よ!」


そんなふうに自分の都合で子どもを動かそうとする。
だから動かないし、反抗的にもなる。
あたりまえのことです。
心の余裕が大切ですね、親も子も。


だから、心のキャパシティに気を配り、常にメンテナンスを忘れないことです。
自分の心をいっぱいいっぱいにしてはいけません。
心がいっぱいいっぱいのときは、子どもがほんのちょっと気に触ることをしただけで、激昂しちゃいますからね。
余裕があるときならちっとも気にならないようなことにまで、頭にきちゃうんです、こんな時は。
それって、親の方が悪いですよね。


世の中には、一定数のクレーマーがいます。
何を言っても、何をやっても、文句を付けてくる人。
それは、こっちの悪いところ、気がつかないところを指摘してよりよくしようとして、じゃないんだな。
文句を言うために文句を言う。
相手の気分を害するために文句を言う。
自分の方が偉いことを示したいがために、重箱の隅をつつく。


ただ、そういう人は少数派なんですよ、常に。
ほとんどの人は、味方してくれているんです。
ただ、味方の人はあまり何か言ってくれないものなんです。
だから、少数のクレーマーの声ばかり聞こえてしまい、そっちにばかり気を取られてしまいがちなんです。


でもそんなのに引っかからないように気をつけましょう。
だって相手の目的は、こっちの気分を害すること。
その罠にまんまとひっかかってはいけません。
適当にあしらい、無視しちゃってもいいんです。
変な奴に時間と精神を無為に使うのはばかげています。
大多数の賛同者の方を向いて,前に進めばいいんですよ。
 まして、くだらない奴からイライラさせられたことに対して、我が子にそれをはけ口にしてはいけません。


とか言いましたが、女性はなかなかそうい割り切りができないのかもしれませんね。
がんばれー。

0 件のコメント: