2011年4月19日火曜日

先生は見つけるものである

こんにちは

 先生に合わせてもらおう
  お金払ってるんだから

電車の車内広告にこんなことが書いてありました。
英会話学校の広告です。

「こんな気じゃあ、上達しないよなー」とぼくは心の中で思いました。
教育というものは<先生に合わせる>ことでしか成立しないものだからです。
先生を尊敬し、先生のようになりたいと思う。
これまでの自分のあり方を否定し、自分を変えていく。
学習とは自分を変えていく作業に他ならないからです。

だから、先生に合わせてもらおう、という態度ではいけないのです。
それでは自分は変わらないからです。
たぶんこの広告では、自分のスケジュールに合わせて、自分のリクエストに従って教えてくれる、ということを言いたいのでしょう。
でもね、スケジュールだって先生の都合に合わせてまで学びたい。
その内容だって先生が決めたものの方が自分で決めるよりずっとよいはずだという確信。
それが大切なんですよ。
その方が学習効率はあがるんです。

「あ、この先生に着いていけば間違いないな」
「この先生はぼくをかしこくしてくれる」
「先生の言うとおりにすると、なんだかできる」
「先生といると楽しい!」

我が子たちにもそんな先生を見つけて欲しいものです。

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