2011年4月23日土曜日
ハッピーが笑顔を創る
こんにちは
溌貴君が泣いて帰ってきました。
近所の公園に遊びに行ってたんです。
溌貴君も1年生になったので、ひとりで、あるいはとしきくんを連れて公園に行くことを解禁しました。
いつまでも親と一緒じゃね。
それに親だってそれなりに忙しいんだし。
もちろん行くときには、「貫井公園に行ってきます」と行き先を親に告げることは、しっかり躾けていますよ。
我が町貫井にも、比較的上品な地域と、ガラの悪い地域がありまして。
今回はガラの悪い地域の公園に行ったんですね。
そうしたら、そこで遊んでいた小学生のお兄さんたちに、としきくんが乗っていったキックボードを奪われ、乗りまくられた。
最初は貸してあげているだけと思っていたんですが、なかなか返してくれない。
家にも帰りたくなった。
そこで溌貴君が「返して!」と言ったんですね。
そうしたらその小学生のお兄さんたちに、「なんだおまえ、きもちわりー」って言われたそうなんです。
それで溌貴君は泣いてしまったってわけです。
森博嗣『自分探しと楽しさについて』集英社新書¥700-から引用します。
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もし、他人の笑顔で腹が立つという人間がいるとしたら、その人はそもそも自分自身に不満を抱えている。
自分が自分に楽しめないから、人が楽しんでいるのを見るとますます不満が高じる。
実は自分に腹を立てているのに、自分以外のところに原因や責任を求めてしまうのは、自分の中では原因や責任を処理できないからだ。
これはすなわち、自分の「楽しさ」を持っていない状態ともいえる。(3p)
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バカという方がバカ、と同じで、悪口を言う方が悪いんですよ。
悪口を言ってしまう、それは余裕のなさなんです。
いつも自分に不満を抱えている。
だからってその不満を解消しようと努力はしないんです。
だからずっと不満のまま。
その不満が、あるきっかけで他人への攻撃となってしまうんです。
まあ子どもだと努力しようがない場合も多いんですがね。
溌貴君にも少しずつ、よのなかにはそういう人もいるんだってことを理解してもらいましょう。
悪口を言うような人は、実は幸せじゃないんだって。
だから悪口を言われても、気にしすぎなくていい。
気にしすぎて自分まで不幸になって、自分が誰かの悪口を言うような人にはならないようにする。
何か自分に不満に思うことがあったら、少しずつでも努力をしてそれを解消する。
あるいは自分にできる他の何かでカバーする。
自分に自信が持てれば、笑顔でいられます。
笑顔でいれば、楽しいこと、楽しい仲間も集まってきます。
楽しい仲間と楽しいことをやると、努力は苦にならなくなり、ますます自分が高まっていく。
それがハッピーに生きる技術なんだと思います。
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