2012年1月9日月曜日
本を読むべし、試験を受けるべし
こんにちは
毎週末家に帰ると、ほぼ必ず子どもたちを本屋さんに連れて行きます。
好きな本を1冊買ってあげるのです。
今のところは『テレビ君』みたいな、仮面ライダーやポケモンなどの付録が付いている本ばかり選んでいます。
しかもはっちゃんもとんたんも同じ本を買うんです。
なぜなら同じ付録で二人で遊びたいからです。
親としては「なんだかなー」と思いますが、文句は言わず買ってあげます。
とんたんはまだ幼稚園児ですから、付録で遊ぶだけで本文は読みません。
はっちゃんは文字がかなりすらすら読めるので、本文も読んでますし、組み立て付録も説明書を読みながら組み立てています。
自分で選ぶ本以外に、親として読ませたい(あるいは親が読みたい)本も買っています。
福音館の『たくさんのふしぎ』、『こどものとも』も定期購読しています。
そしてそういう本は、夜寝る前に読み聞かせしているんです。
最近はかなり長いお話でも聞き続けることができるようになってきて、『はれときどきぶた』シリーズなんかも読んでいます。
『はれぶた』は小学3年生が読者対象ですから、そういう長いお話を楽しんで聞けるというのは、かなり素晴らしいことだと思っています。親バカかな。
畑村洋太郎『数に強くなる』岩波新書\740-にこうありました。
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本を読むという動作は、本を書いた人の頭の動きに合わせて、その人の考えを後追いしていく動作である。
ところが、人の頭の後追いをするのは大変で、ときには難行苦行になる。
なぜなら、頭の中の働き方は、ひとそれぞれに違うからである。(Xp)
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本に書いてあることを自分の頭でトレースするのは、かなり脳の負担になることです。
つまり、脳のトレーニングになるんですね。
だから読書の習慣は大切なんです。
社会人でも、本を読む習慣のない人は「勘が鈍い」のは確かです。
仕事のリクエストにちゃんと応えられない。
とんちんかんなことをしがちなんですよ。
それで手戻りが発生して、やり直しをしばしばしている。
それはなぜか。
本を読むと、他人の頭の働きをトレースする訓練ができます。
本を読まない人は、この訓練が足りない。
仕事は上司や顧客など他人からのリクエストに添ってやる必要があります。
そのとき、上司や顧客のリクエストを正確に自分の頭で咀嚼し、理解しなければいけません。
つまり、読書する習慣のある人は、この他人の頭の働きに会わせる、ということができるわけです。
だから、その訓練のためになるべくたくさんの、多用な本を読む必要があると、ぼくは思っていますし、ぼく自身実践しているのです。
でもたくさん読むだけじゃ、訓練は不足します。
正しく読めたかどうかの検証ができないからです。
読書家でも成績がイマイチな人がいますよね。
そういう人は本を自分勝手に読んでいるんです。
学校の国語の授業でも、教科書をねちねちと読まされますよね。
それは、文章を正しく読む訓練をしているんです。
こういうねちねちとした訓練もしないと、他人の頭のトレースはできるようにならないんです。
社会人になると、学校みたいな授業もなければ、テストもありません。
じゃあどうするか。
ぼくは資格試験を受験しているんです。
合格するためにはテキストをねちねちと読み込まなければなりません。
試験本番では、問題の意図、質問の趣旨を忖度し、正確に理解しないと解答できないのです。
というわけで、毎年2つ3つ資格試験を受験し続けているのです。
今年もコツコツとやり続けたいと思っています。
溌貴君も1/27に漢字検定10級を受験します。
しっかり頭の訓練をしてくださいよー。
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