こんにちは
ぼくが和光研の電気主任技術者だった頃手がけたRIBF棟の内部を撮影した動画が、以下で見られます。
http://www.rarf.riken.jp/enjoy/RIBFtour.html
電気技術者への見所は、配管はすべて露出にしたところ。
打ち込み配管はまったくない。
実験施設は「生きた建物」。
壁や床にアンカーを打ったり、貫通孔を空けたり。
それどころじゃなく、天井さえもアンカーや貫通孔の増設がありえるんです。
しかも、実験に合わせて穴をあける訳で、埋設管があろうとなかろうとおかまいなし。
そのため、これまでの加速器棟では、アンカーを打ったり貫通孔を開けたりして、埋設管を切ってしまうことしばしば。
露出配管なら眼で見えますから、穴を明けたきゃあらかじめ迂回工事をすることができます。
そんなわけで、無理言ってオール露出配管にしてもらったってわけです。
施工者泣かせだったかも??
関口
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