こんにちは
小学校教育の山場は何年生か。
たいていの人は入学したばかりの1年生と、卒業する6年生だと思うだろう。
学校の先生、校長先生でさえそう考えている。
たしかに1年生の躾は大切だ。
学習する態度をしっかりと躾けることが、1年生の担任の責務である。
また、6年生も中学生になるにあたって必要な知識、技能が身についているかはとても大切。
なので、校長もベテラン教師を1年生、6年生に配置するものだ。
また、子どもが1年生だと親も一生懸命である。
子どもが学校に馴染めるように、勉強に付いて行かれるように、家でもけっこうよくめんどうを見る。
先生もベテラン、親も一生懸命。
その結果、立派な1年生が出来上がる。
なので2年生になればもう大丈夫、と考えるのだろう。
学校では2年生の担任に新卒など若い先生を配置する。
ちょっとくらい未熟でも、1年生でしっかり鍛えたから大丈夫だろう、ということだ。
ぼくも初任の時、2年生を担任したしね。
親の方も安心してしまう。
2年生になったんだから、ようやく手が離れると。
1年生の頃のように、付きっきりで宿題を見てやったり、学校での様子を聞いたりすることが、減ってしまうのだ。
そこがピットフォールなのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿