2011年2月13日日曜日

コツコツと続けること


こんにちは

溌貴君の小学校入学に向けて、ひらかなを書く練習を始めました。
毎日夕食後コンスタントに10分間くらい。
すでにひらかなを読むのは完璧で、本もすらすら読める。
でも書く方は特に教えていなかったので、書き順などあやふやだったんです。

ひらかな、カタカナだけじゃなく、漢字も同じですが、書き順をバカにしてはいけません。
特に小学生くらいまでは指示されたとおりの順番に書く方が、美しく読みやすい文字を書くことができます。
ぼくはまったく字がへたくそですが、それで人生損していることが多い。
ある国家試験の願書を手書きで提出したとき、受験票が返送されてきたらぼくの名前の文字が違う漢字になっていました。
ぼくの書く字があまりにへたくそで、事務局の人が判読不能だったんでしょうね。

やっぱり文字は美しく読みやすく書けるに越したことはない。
ぼくの経験でも、きれいな文字を書く人は小学校時代にきちんと練習した人が多いんです。
だから我が子たちにも文字を丁寧に書く練習はさせていきたいんです。
今は鉛筆を正しく持つこと、筆圧をかけて書くこと、書き順を覚えることを目標にしています。

使っている教材は、

 えんぴつ:くもんのこどもえんぴつ4B
 練習帳:高嶋いさむ『小学校入学準備 高嶋式 ひらがな練習ノート』PHP

です。

まず練習帳に載っている50音表を音読します。
「あいうえお、かきくけこ・・・」ばかりじゃなく「あかさたな、はまやらわん」「いきしちに・・・」もね。
頭の中にも50音表をしっかりと書き込むわけです。
50音表が頭に定着していないと、辞書を引くときに不便ですから。
徹底して毎日やる。
それに加えて、音読の訓練にもなりますしね。

その後鉛筆を正しく持って、ひらかなを書く。
筆圧をかけて、ゆっくり丁寧に。
最初はなぞり書き、次は書き始めと書き終わりのところに点を打ってあげて、点と点をつなぐように書く。
だんだん点の数を減らしていく。

もう少し年少から始めるなら、書きやすい「く」や「へ」から始めるんですが、50音表と関連させるため「あ」から順番にやっています。
この練習帳には、各文字27個も書く欄があります。
1日に全部埋めちゃうんじゃなく、4マスくらいにとどめる。
毎日これまでに練習してきた文字を4マスずつ書いていき、そして新しい文字をひとつ覚える。
そうやって復習をしながら先へ先へと進んでいくんです。
こうやると、前の日までに練習した文字を忘れませんし、なにより目に見えて日々上手に書けるようになるんですよ。

瀬名秀明/池谷裕二『東大博士が語る理系という生き方』PHPサイエンス・ワールド新書¥850-という東大卒の理系博士たちのインタビュー本があります。
この本に、博士たちが東大に入るためにとった勉強法も書かれていました。
河村大輔さんは、

 受験を通して学んだことは、受験前の土壇場で一気にがんばるよりも、
 コツコツ積み上げていったほうが心理的に楽で、効率もいいということです。(226p)

と書いていました。
少しずつでもコツコツと続ける。
それが高みまで到達する早道なんです。

百ます計算の生みの親、岸本裕史さんは「勉強のコツは、コツコツと」と言っていました。
我が子を落ちこぼれにしたくなければ、毎日家で学年×10分間勉強させなさい。
クラスでトップにしたければ、毎日家で学年×20分間勉強させなさい。
当然我が家は学年×20分ですがねー。

子どもが幼少のうちは、親が「見ていてあげる」のが大切だと思います。
親が教える必要はありませんが、子どもが勉強しているところを見守るってことですね。
毎日ダイニングテーブルで勉強させ、それを見ていてあげる。
もちろん、時々は教えたり、手助けすることも必要でしょう。
毎日、毎日、特別なことがなければ土日も関係なく続けていく。
10歳くらいまでそうやっていけば、自学する習慣が身に付き、10歳以降、小学5年生、6年生になったら自分だけで勉強ができるようになるんです。
6年生×20分=2時間ですから、これだけの時間自力で勉強する力があれば、クラスでトップになれるのも必然ですよ。

そんな未来を夢見ながら、今は入学までにひらかな50音をマスターできるよう、毎日コツコツと続けていこうと思います。

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