こんにちは
単身赴任の人体実験シリーズ。
今回は「糖質制限食」にチャレンジしてみます。
要するに、ご飯を食べない。
炭水化物の摂取を減らして、その分のカロリーはタンパク質と脂質から摂るわけ。
傷は絶対消毒するなの夏井先生に感化されました。
http://www.wound-treatment.jp/title_new.htm
炭水化物、糖類を摂らなくても人間は十分生きていけるらしい。
お米など炭水化物を人類がたくさん食べられるようになったのはたかだか2000年前くらい前、弥生時代、農耕革命以後。
それ以前の人類は、どちらかと言うと少量で栄養の多い脂質を好んで食べていたそうです。
脳は栄養素としてグルコース、すなわち糖しか利用できませんが、だからって糖類を食べなければならないわけじゃない。
人間の体はちゃーんと脂質を分解してグルコースを作ることができるんです。
北極圏に住むイヌイットたちは、穀類はほとんど食べない。
でも健康だし知的。
近年(ここ100年くらい)イヌイットの人たちも「文明」が入ってきて、糖質もたくさん食べられるようになった。
すると肥満が増えたわけです。
もちろん文明が進んで労働が減る、すなわち身体を動かす必要がなくなったから、ということもあるでしょう。
それでも人の体は、糖類を摂るとそれを脂肪に変える働きが強いとも言えるわけです。
原始時代、穀類は秋だけ、たまーに収穫できる「栄養の缶詰」だったことでしょう。
ヒトは穀類を食べ、それを脂肪に変えて蓄積し、厳しい冬に備えたんじゃないかと思うのです。
つまり、蓄積は糖質->脂質、消費は脂質->グルコース、というのが、本来的にヒトの身体に備わった栄養素のルートなのではないか。
ですから、糖質を摂ればその栄養は即消費されるよりも、蓄積する方へ回される。
なので秋でもないのに太ってしまうわけです。
糖尿病という病気も、食事療法で治していきます。
以前はカロリー制限で治療していましたが、カロリー全体を減らすより糖質の割合を減らすほうが効果が高いことが分かって来ました。
カロリー全体を減らすと、人の活動度も落ちてしまい、まったくの病人になってしまうのです。
QOLが下がりすぎるわけです。
糖尿病自体の症状は抑えられたとしても、それでは生きている価値が減ってしまう。
それどころか糖質の過剰摂取は、精神にも影響を及ぼすらしいことが分かってきたそうです。
うつ病も、そのかなりの割合が食事療法で改善する。
それも糖質を制限した食事が治療効果を上げているのだそうです。
屁理屈はともかく、実践です。
もちろんそれによって体調を崩しては元も子もないですから、モニタリングは怠らず。
夏井先生のホームページによると、糖質制限食を開始するとあっという間に数kg痩せるそうです。
脂肪->グルコースの消費が、糖質->脂肪の蓄積を上回るからですね。
ぼくはちょいと太り気味です。
太り過ぎと書かないのは、BMI指数でほんのちょっと太り過ぎラインを越えていないという、ささやかなプライド(笑)。
単身赴任を始めてから5kg減りましたが、それでも太り気味。
もしかしたら持病のアトピーも、糖質過剰、太り気味が原因ではないかと思ったりもする。
先日、次男の満5歳お誕生写真を撮りに写真館に行ったんです。
待ち時間、そこにあったTVを見ていました。
役所広司が髭面で映っていたんです。
役所広司、かっこいいおじさんですよねー。
それを見て妻が
「よっちゃんもあと10kgくらい痩せれば、役所広司並になるかも」
と言ったんです。
よーし痩せるぞー、と決意したのが、そもそもの始まり。
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