2012年4月11日水曜日

5/21、日食が見られる!

こんにちは

5/21に日本各地で日食(金環食)を見ることができます。
めったにない天体ショーです。
ぜひ見なくちゃね。

日食自体は年2回ほど起こっているんです。
なぜなら、太陽の通り道「黄道」と月の通り道「白道」は約9°で交わっている。
黄道と白道、二つのリングが9°で交わっているわけですから、その交点は2ヶ所あるってことです。
毎年、その交点に太陽と月が来たときに日食は起こります。

でも日本から見られるなんてめったにない。
なぜなら、日食とは月の影です。
月は地球よりずいぶん小さいので、影も小さい。
小さい影が大きな地球に映るわけです。
だから日食がみられる場所は限られちゃうんです。

JAXAのホームページにこんな動画がありました。
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/event/2012/0521_annulareclipse.shtml?utm_source=feedburner&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+jaxa%2Fnew_j+%28JAXA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E6%9B%B4%E6%96%B0%E6%83%85%E5%A0%B1%29

5/21、天気が良くなればいいですねー。

2012年4月10日火曜日

おどおどしない子どもの育て方

こんにちは

息子の学校、始業式の翌日からガンガン勉強させてくれている。
そうなのだ、学校はアタマを鍛える場所なのだ。
生活指導も、アタマを鍛えるために必要だから、他人の生活に介入するのもアリなのである。
つまり、学力向上が目的であり、生活指導は手段でなくてはならないのだ。
それを取り違えると、教師も生徒も不幸になる。

おもしろいことに、態度の悪い児童、生活が荒れている児童を立ち直らせることは意外と容易だ。
それは基礎学力を付けてやること。
読み書き計算の力だ。
子どもが小学生なら確実に効く。
生活習慣がなっていない児童に直面すると、教師は直接的に生活を改善しようとしてしまう。
それは失敗する。

それよりも学習指導だ。
ほんの数分放課後に残し、極めて簡単な読み書き計算の課題に取り組ませる。
そして極めて少量の宿題を出す。
そして翌日の朝、始業前にほんの数分間宿題のチェックをしてやるのだ。
最初はやってこなくてもかまわない。
朝、その場でやらせて、今日は家でやれよ、と言うだけでいい。
1週間もそれを続ければ、きっと家でやってくるようになる。
そうしたら褒めてやればいい。

生活を整える要は、家でも学習することだ。
ほんの数分間でもいい、家で学習する習慣を作る。
家での学習が定着すると、それをコアにして生活が整ってくるのだ。
そうなると、正のフィードバックがかかるようになる。
勉強ができる->自信が生まれる->自分を大切にする->勉強する。

こうなると、子ども自ら「もっと宿題を出してくれ」と言うようになる。
放課後に宿題を出すと、その場でやってしまい、家でやる分をもっと出せと要求する。
教師も嬉しい苦笑いをするしかなくなる。

生活態度のよろしくない児童を改善するために、その親にあれこれ依頼する。
それはあまり得策ではない。そういう児童の親は、なぜ生活を改善しなければならないかよくわからないからだ。
それに鬱陶しい。
他人の家のことに教師ごときが介入するな、である。
ところが我が子が家で勉強するようになると、親も変わるのである。

どんな親でも、我が子が勉強する姿を見ることが嬉しいものなのだ。
今まで自分子どもが勉強する姿を見たことがなければ、それを援助しようなどという気にはならない。
でも、子どもの具体的な頑張りを見れば変わってしまうのである。
きちんとした食事を用意しよう、夜ふかしはさせないようにしよう、早起きもさせよう、朝ごはんもつくってあげよう。
少しずつ変わっていく。

それは親の教師を見る目も変えていく。
子どもを変える力のある教師。
尊敬もするようになるだろう。
尊敬できる教師であるなら、たとえ若造であっても、聞く耳を持つようになる。
それは子どもが変わったからだ。子どもが変われば親も変わるのである。
逆ではない。

人生に一番必要な力は「忍耐力」だ。
忍耐力とは、がまんすることではない。
自分を克服する力。
できないことができるようになること。
それまでがんばる。
それが忍耐力なのである。
これを身につけるのが、学習の大きな役目なのだ。
知識は実はどうでもいいのだ。

東京大学「学習効率研究会」『新・小学生の勉強法』から引用する。

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習熟するまではガマンの連続なので、根気を積み重ねるしかない。
だが、正答率とスピードが上がってくると、かならず楽しくなってくる。
「できた!」という達成感がつらさを消してくれるので、いつの間にか「やらされた」という被害感情も消滅してしまうのだろう。
それだけではない。「できた!」という体験を重ねると、自分はひとかどの存在なのだ、という自己肯定感が育ち始める。
もうおどおどしなくてもいいことに気づくと、ラクに自分をだすことができるようになり、「主人公は自分なのだ」と実感するようになるのだ。
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2012年4月5日木曜日

スパコン「京」の技術、増殖中!

こんにちは

世界最速のスパコン「京」で培った技術で造られた富士通の商用機「FX10」が増殖中です!

・東京大学に導入されたシステムが4/2から運用開始!
 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/04/2-1.html

・九州大学も導入決定!
 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/04/4-1.html

・近畿大学が私大初の導入!
 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/03/29.html

みんな「京」を使うことを想定した導入です。
自分のところでソフトウェアを作り、うまく行きそうだったら、「京」を使って大規模計算にチャレンジするんですねー。
楽しみ~!!

ラクな仕事より楽しい仕事


こんにちは

スパコン「京」。
本体だけじゃなくて、京を支えるインフラ設備にも興味を持ってくださる方が増えています。
毎週のように設備見学の依頼があり、ぼくがご案内。
自分で造った施設を自分で運転して、そして自分が案内する。
こんな楽しいことはありませんよ。
なぜってぼくにしかできないことだからね。
当然、説明にも「熱」が入ります。

先週来てくださった方から、こんなメールをいただきました。

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単なる計算速度の追求だけでなく、施設全体が省エネや使い勝手、将来の増設対応の面などで非常に合理的に設計されていることが大変勉強になりました。
また、ご説明の節々から、関口さんの科学全般に関する非常に広範で深遠な知識や関心の高さにも触れることができました。
専門分野に留まらない多くの知見が、貴施設の設計や管理運営に活かされていると強く感じました。
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嬉しいですねー。
ますますやる気が出ちゃいますよ。
お世辞半分かもしれませんがね。
だって、たとえ勘違いだとしても「自分はできる」と思った人のほうがホントにできる人材になっちゃうんですから。
積極的に勘違いしちゃいますよー。
あはははは。

新年度になって人事発令がありました。
ぼくは人事には疎いし、あまり興味はないんです。
でもぼくの部署にいろいろと挨拶に来る人がいるんで、発令を見てみました。
後輩で昇格している奴がいました。
さっそくメールで昇格祝い。おめでとう、楽しくがんばろう!ってね。

発令を見ていると、ぼくと同年代で昇格している人もちらほら。
ぼくより後輩でも、エラくなっている奴もいる。
ぼくもオトコの端くれ、ちょっと嫉妬しちゃったりしてね。
嫌だねえ、あはははは。

エラくなっている人は、やっぱりかなり「苦労」していることは確かです。
嫌な仕事も引き受けているし、人間関係にも揉まれているし、長い時間働いている。
そう考えると、ぼくなど絶対に偉くなれるわけがありませんぜ。

小宮一慶『バカになれる人はバカじゃない』サンマーク出版¥1300-にこうありました。

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私たちの頭の中には「仕事はつらいもの」という先入観があります。
だからどうしても「楽な仕事」がいいと思ってしまう。
でも、本当にそれがいいのでしょうか。
私はこう思います。
一番いいのは「楽な仕事を楽しくやる」のではなく、「楽ではない仕事を楽しくやる」ことだと。
楽な仕事はだれにでもできる仕事です。
楽でない仕事をしてこそ世間は認めてくれるのです。
その楽でない仕事を楽しくなる。
それでこそ最強の働き方ができます。(50p)
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ぼくは嫌な仕事は極力避けているし、人間関係もあまり気にしないし、残業なんかめったにしません。
でもラクな仕事をしているとも思ってはいないんです。
ぼくにしかできない楽ではない仕事をやっている。
しかも楽しんで。
そしてそれができるポジションに居る。
非常にハッピーなことですな。
そうさせてくれている我社に感謝ですよ。

2012年4月4日水曜日

本は買ってやる

こんにちは

ぼくは本を買うのを止めますが、わが子たちに本を買ってあげるのは続けようと思います。
ぼくは買わなくても読む本がたくさんある。
でもわが子たちはこれからが読書の旬になるわけですから。
旬を逃してはいけない。
そういうところは節約しちゃいけないんですよね。

毎週末、家に帰ると必ず子どもたちを本屋さんに連れていきます。
そこで欲しい本を1冊選ばせる。
子どもが選んだ本は、その本が多少くだらなくても、また値段が張る本でも買ってあげます。
文句はもちろん、意見も言わない。
もっとも、選んだ本がエロ本だったら注意はするでしょうがね。あはははは。

今のところ、『テレビマガジン』みたいなTVのヒーローものが載っている本を選ぶことが多いです。
付録目当てのようなところもある。
次男5才は、まだ文字は読めません。
付録で遊んでばかりで、本の方はほとんど読みません。
それはそれでいいと思っています。

長男7才は、本文もけっこう読んでいます。
付録には工作のようなものもあり、本文の説明書を読みながら作ったりしています。
それが、楽しみながら自然と読む体験になっているんだと思っています。

長男は先日、『コロコロコミック』という分厚い漫画本を選びました。
ドラえもんなどの漫画が載っている本ですね。
当然買ってあげました。
これを1週間で読みきったようです。
スバラシイ!

漫画も読書体験としてバカにできないものだと思っています。
子どもが漫画から得る知識はけっこうあるんです。
漢字にはルビがふってありますから、文字も自然と覚えるしね。

最近の子どもは漫画をあまり読まなくなっているそうです。
ビデオゲームのような即物的な遊びの方に飛びついちゃっている。
ぼくが子どもの頃は、漫画ばっかり読んでいるとバカになる、なーんて言われていましたが、今の子は漫画さえ読めないほどバカになっちゃった子もたくさんいるんです。
漫画には字が書いてあるから難しいんだって。
ちょっとトホホですねえ。。。

長男はまだ7歳ですから、漫画だろうと分厚い本を読みきったということだけでも、かなりの読書体験になったと思っています。
毎週1冊本を自分で選び、買う。
これをずっと続けていけば、徐々に高度な本を自分で選んでいくようになるんじゃないかと期待しているのです。

本は安いです。
1冊1000円、せいぜい2000円。
毎週二人の子に買ってあげても月に1万円にもならないでしょう。
このくらいは必要な教育費だと心得ているのです。

本は買わない

こんにちは

多分確実に、復興予算確保のためぼくの収入は10%減になります。
生活はなかなか厳しいものになります。
これまでは毎月、ぼくのお小遣いの10%を復興のために寄付をし続けていましたが、これからは自主的寄付はできなくなっちゃいますよー。
これもお国のためじゃ。

ちょいと昔の給料表を引っ張り出してみたら、ほぼ15年前の結婚当時の年収に戻ってしまいます。
あの頃は二人だけの生活でしたから比較的余裕もありました。
今は家族も増え、家も建て、子どもは私学だし、ぼくは単身赴任していたりするので、やっぱり厳しいですね。
何とか工夫してやりくりしていかなくちゃね。

我が家の節約計画、その1。
まずぼくが本を買うのを止めました。
だいたい毎月3万円くらい本を買っていました。
15冊から20冊くらいですね。

もちろんその全部をその月に読み切ることはできません。
ドカンと買って、その中から面白そうな順に読んでいくわけです。
するとせいぜい読みきるのは月に10冊から15冊。
つまりは毎月5冊から10冊程度、読んでいない本が我が家に溜まっていく。
そういう買ったけど読んでいない本が、我が家にはたぶん200冊以上ありそうです。

今年は新たな本はなるべく買わず、ストックしている本を読んでいくことにしました。
これで毎月3万円の節減ができるでしょう。

我が家の西面は階段にそって1階から2階まで造り付けの本棚が取り付けてあります。
収蔵能力は1000冊。
ここがもう満杯なんです。
これ以上本を入れられない危機的状況。
我が家の本棚の負担も軽くしなくちゃね。

ぼくは本を読み終えると、気になった部分をパソコンに抜書きします。
抜書きし終わった本は、同僚や後輩にあげてしまうことにしています。
もちろんよほど保管しておきたい資料的な本は、本棚にしまいますが、大抵の本は読み終えてしまえばぼくにとって必要ないものになる。
だから、新たに本を買わずに今本棚に鎮座している本を読んでいくことによって、本棚にも余裕ができるわけです。

古いものを消化してしまわないと、新しいものは入れられない。
何事もそういうものだと思います。
我が家の本棚に老廃物、コレステロールのように溜まった本を、今年は掃除でもするがごとく、読んでしまおうと思います。
新たな気持で和が家の本棚を眺めてみると、読みたい本がけっこうあるんです。
でも毎月新しい本を買っていたので、それらを読むことができなかったんです。
こりゃーいいやー。

もちろん新刊本にも読みたい、買っておきたいものがあるでしょう。
そういうのはすぐ買わずにアマゾンの「買い物かご」にとりあえず保存しておく。
またお金に余裕ができたときに買えばいい。

以前は本屋さんで読みたい本を見つけた時、すぐ買っておかないと、すぐ本屋さんから消えてしまっていた。
迷っていたら買えなくなっちゃってたんですよね。
でも今はインターネットのお陰で、ちょっと古い本も簡単に見つけられるようになりました。
インターネットの古本市場も充実していて、欲しい本が買いやすくなっています。
だから今すぐ買わないとならないってことはなくなってるんですよね。

さてさて、兎にも角にも「どっちに転んでもシメタ!」でがんばろうと思います!

2012年4月2日月曜日

結婚15周年!


こんにちは

4/1エイプリルフールにぼくらは結婚しました。
妻は学校の教師だったので、離任を待って結婚したからね。
釧路港から一緒にフェリーに乗って、東京へと連れてきたんです。
あれから15年も経っちゃいましたよ。

毎年恒例の「結婚継続契約書」です。

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びっくりすることに、ナントー!!
15年も続いてしましたーーー!
これも家族全員が、それぞれの役割をはたし、しかも
みんあが楽しくハッピーになれるよう、
心と気を配っているからだと思うのであーる。
はっちゃんもとんたんも、いい子に育ち、
晶ちゃんは家族をサポート。
よっちゃんも単身赴任でがんばりました。
今年の課題は「節約」。
東北地震の復興のため、我が家もつつましく、
でも楽しくやりたいと思います。
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そうなんです。
ぼくも「見なし公務員」ですので、今年度は復興財源確保のため給料が10%減となる見込み。
経済的にはかなり厳しいですね。
これもお国のためじゃ。
でも減ったら減ったなりに、色々工夫して生活していくのも楽しいと思います。
どっちに転んでもシメタ、でやっていこうと思います!