2013年3月27日水曜日

とんたん、幼稚園卒園!

とんたんもようやく幼稚園卒園です。
はっちゃんの時からあわせて5年間お世話になった練馬幼稚園。
ありがとうございました!

とんたんの最後の通信簿に先生はこう書いてくださいました。

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ご卒園おめでとうございます。
1年間、毎朝元気いっぱい挨拶をし、お友達と仲良く過ごすことができたとしきくん。 

数字ブロックで乗り物を作り、嬉しそうな笑顔で作った物を見せてくれた姿が印象的です。
活動面では、1学期はお友達の様子を見ながら取り組むため、時間がかかってしまうこともありましたが、少しずつ自分で理解して取り組むことができるようになり、何事にも楽しく参加してくれました。
苦手だった給食も、「食べられない」という考えから、「どうしたら完食できるか」という考え方に変わり、苦手な野菜にも自分から挑戦して、3学期はほとんど完食することができるようになりました。
苦手な物にも挑戦するとしきくんの姿勢は、他のお友達にもよい影響を与えてくれました。
小学校へ行っても、挑戦する気持ちやニコニコ笑顔を忘れずに、楽しく過ごしてくださいね。
としきくんの活躍を期待しています。
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まあ、給食を完食できるようになったのは、好き嫌い言ってられないほど腹が減るようになったからだと思いますがねー。
あはははは。
何にせよ、できるようになることはいいことです。
この調子で小学校もがんばっていきましょー!

2013年3月21日木曜日

プロが育たない制度

日本でも大学などで特任教授などスペシャリスト、プロフェッショナルの有期雇用が増えてきた。
面白そうな業務内容で、ぼくもちょっとそそられる。
だが、募集要領をよく読むと気軽に応募できないのだ。

プロフェッショナルになればなるほど、その高度な専門性が必要な場合は少なく
なる。
普段、安定した状態ではそれほど専門性が必要な仕事はないのだし、そうでなけ
ればいけない。

プロフェッショナルが必要となるのは、新しいものを開発するときや危機的状況
から脱するときなど、変革期に限られる。
プロはその専門性を発揮し、問題を解決し、新しいものを創り上げ、危機から脱
する。
プロはそのヤバイ状況が好きであり、ヤバければヤバイほどわくわくし、そして
腕が磨かれる。

その仕事が終わったらそこから立ち去らねばならない。
もう自らの専門性を必要とされていないのだからね。

安定したルーチンの仕事は、プロには堪えられない。
退屈この上なく、つまらないから、ミスもする。
腕も上がらないので、やる気にならない。

プロにルーチン仕事をさせるのは、本人にとっても社会にとっても損失だ。
だから変革期を終えた場所に留まっていてはいけないのだ。
腐ってしまうからね。
そしてまた、その専門性を必要としている場所へと移っていく。

よって、プロフェッショナルは自営業、あるいは有期雇用、臨時雇いとならざる
を得ない。
その代り、高度な専門性を発揮するのだから、時間単価は高くなくてはならない
のだ。
安定したポジションを捨てる代わりに、高い報酬を得、専門性を発揮できる場所を渡り歩く。

それがプロフェッショナルの正しいあり方だろうし、事実アメリカではそうなっている。
アメリカでは、高い専門性は必要はないがルーチンの仕事をこなすバックオフィスの仕事と、高い専門性が必要なスペシャリストの仕事は明確に分かれている。

バックオフィスの仕事は常時必要なので、雇用は安定的だ。
その代わり、あまり高くない技量でもこなせる仕事であるので、報酬もあまり高くない。
その点スペシャリストの雇用は不安定である。
専門性が必要とされる場所は限られており、もしかすると無職になるリスクもある。
その代わり、報酬は高い。
だいたい、バックオフィスの人の2倍ないし3倍以上である。

このくらい収入差があれば、不安定雇用というリスクをとっても、スペシャリストになりたいと思える。
だからアメリカでは仕事がない時など、さらに専門性を磨くため大学に再入学する人も多いわけだ。

ところが日本はどうか。
有期雇用の専門職の報酬は驚くほど低い。
募集要領に書いてある必要とされるスキルはものすごく高いのに、報酬はとても求められるスキルに見合わないほど低いのだ。

民間人校長として杉並区和田中に赴任した藤原和博さん。
前職はリクルートの部長であった。
校長職は有期雇用、臨時職員扱いであった。
ダメダメであった中学校を建て直すために、校長として赴任したわけだ。
当然、高い報酬であるべきだ。

ところが低い報酬しか、区は支払えなかった。
そういう制度になっているから。
藤原さんの年収は、リクルートの時の1/3になってしまったのだ。
定年制校長の2/3程度。年功序列で校長になった人より安い。

藤原さんは収入以外に得るものがあったから、それでも低賃金の有期雇用でもチャレンジした。
でも普通のサラリーマンにはそれはできない。
安定でほどほどの収入を得ている今の仕事を捨て去るほどの勇気は持てないし、女房だって困るだろう。
不安定な雇用を受け入れ、収入が激減してまでチャレンジしたくはないのが当然だ。

制度がこうであると、自らの専門性を高めようという意欲もなくなる。
高めても何のメリットもないからだ。
それでも専門性を高めようと思えるは、ぼくのような「変人」だけである。
日本に本当の意味でのスペシャリスト、プロフェッショナルが少ないのは、こういうメカニズムなのだと思う。
すなわち、プロが動けない仕組みになっているからなのだ。


今日の名言
「この建築は俺がつくった」と言う人が多ければ多いほど、それはいい建築だと
思います。我々は設計をし、それをつくるのは大工さんであり、左官屋さんであ
り、現場監督です。お互いにひとつのものをつくっていこうという気持ちが大事
なんですね。
家をつくるのは共同作業でしょ。みんなが「俺がつくった」と思えるように現場
をこしらえていくのが我々の仕事です。by安藤忠雄

2013年3月20日水曜日

上司なら倍額出せ!

毎週女房から1万円だけもらって神戸にやってきます。
これで1週間、食事も光熱費も諸雑費もまかなう。
ケチケチ単身赴任ライフ。
今週は週の半ば水曜日なのにすでに残金4000円。
大丈夫か??

なぜそういうことになったか。
明日、ぼくのチームの送別会があり、会費を支払ったからだ。
最近はほとんど宴会の類いは出席しないのだが、自分のチームのはそういうわけにはいくまい。

ぼくは以前から宴会の幹事をするのが好きだった。
そのときの方針は、「偉い人からはカネを取る」だった。
だいたいヒラの倍額は取る。
ついでに言うと、女性はヒラの半額だな。
そのくらいじゃないと釣り合わぬ。

偉い人は宴会ではちやほやされるのが常である。
お酌をされたり、料理を取ってもらったりね。
その上酔っ払って説教するヤツも多いのだ。
昔のことを自慢したりもする。
部下はそういうのに付き合わねばならない。

部下を飲みに連れ回す上司もいる。
退勤時に部下を誘うわけである。
上の立場の者が下の立場の者を誘うわけだから、それは「おごり」であって当然だ。
だが、さんざん飲み食いし、酌をさせ、自慢話をし、説教をたれ、そして最後にワリカンだったりする。
何じゃそれー!!、であるよ、部下としては。

ぼくはそういうのは嫌だった。
上司はそもそもヒラにとってうっとうしい存在なのだ。
上司がいれば飲み会といえどもリラックスできないのだ。
だから部下は上司に早く帰ってもらいたいのだ。
ワリカンの会だったら、早めに退席する。
そして会費の倍額くらいは幹事さんに渡す。
上司にはそのくらいの「スマートさ」があってほしい。

上司が早く帰れば、子育て中など家のこともやらねばならない女性職員も帰りやすいだろう。
嫌々義務感でつきあっている部下だっているはずだ。
上司はそういうことも配慮して、早めに退席する。
1次会も1時間くらいで中締めにするくらいでちょうどいいのだ。

というわけで、人の上に立ってしまった今もその方針は貫く。
幹事をやってくれるスタッフには、おれからは倍額取れ、と命令する。
ま、やせ我慢だけどね。


今日の名言

女手一つで祖母に育てられて大きくなったのですが、その祖母にある日、将来について相談しました。
「学歴がないけれど、建築の仕事をやりたい」と。
「人に迷惑をかけない、責任を持って約束を守る、あきらめずにやりとげる。この三つが守れるのならどうぞ」
意外と自由にやらせてくれたんですね。
-----安藤忠雄『歩きながら考えよう』


2013年3月17日日曜日

教育相談

フェイスブックなんて便利なものができたんで、ぼくの教え子ともこんなやりとりができちゃったりします。
 
教え子
先生!突然ですみません。
相談なんですが、姉の子が今、小一で漢字テストがいまいちらしいんです。
市販のドリルは出来るのに先生が作ったものは間違いが多いみたいで…
文章も苦手らしく、算数の問題も計算は出来ても応用が???
で、どういう勉強をしたらいいでしょうか?
 
ぼく
気にしなくてよろしい。
男の子でしょ。
まだ1年生でしょ。
勉強できなくて当たり前。
幼稚なんだから、男の子は-。
算数の文章題ができる男の子はめったにいないよ。
でも大事なことは、毎日学年×10分間ないし20分間は勉強させること。
漢字練習と計算練習だけでよろしい。
復習だけでなく、学校で習うよりちょっと先に漢字と計算は家で練習させる。
そして「お前はホントは頭がいい」「お父さん、お母さんと同じくらい勉強ができる」と言い続ける。
そうすると4年生か5年生になる頃に、ぐーんと伸びるよ。
 
教え子
ありがとうございます!
復習と、予習も大事なんですね!
そして、毎日続ける。
姉も頑張りすぎなんですかね~。
父に似てカァ~っとくるらしいです(^.^)
アハハ
 
ぼく
親が教えられるのは4年生まで。
その間は、学年×10分ないし20分、子どものそばにいてやる。
そして子どもに「お前は頭がいい」とおまじないをかける。
それを続けると、5年生くらいで自分で勝手に勉強し始めます。
落ちこぼれにしたくなければ学年×10分、学校でトップクラスにしたければ学年×20分です。
はっちゃん、とんたんは当然学年×20分やらせています。
注意した方がいいのは、やり過ぎると逆にバカになります。
学年×20分以上はやらないほうがいい。
10歳まではこれを守る方が効果的です。
 
教え子
わかりました!
伝えます。また相談に乗ってください!
ありがとうございました(^-^)
 
ぼく
楽しく頑張ってねー。
子どもに「ばか」と言うと、ホントにバカになるからねー。
亭主にも「ダメ男!」なんて言うと、ホントにダメ男になるんだぜー。

あはははは。

2013年3月13日水曜日

アメリカ一流校の入試戦略


東京大学が推薦入試を導入するというニュースが。
多様な能力を持つ学生を集めるためとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000172-jij-soci

今、国立大のうち推薦入試をしていないのは、東大、京大、東京芸大だけらしい。
東大が推薦入試を導入する理由が、他大学もやっているから、だったら嫌だなあ。
他大学で、推薦入学した学生がよく伸びているという実績があるならいいんだけどね。
寡聞にしてそういう話は聞かない。

アメリカの一流校、MITとかハーバードとかにも推薦入試がある。
アメリカの一流校は多様な学生を集めているのは確か。
でもね、いつだったかMITが学力だけで学生を入学させたら、大学の経営が厳しくなったそうだよ。

優秀な学生は、奨学金をもらったり、学費免除を受けたり、RA(リサーチアシスタント)やTA(ティーチングアシスタント)に採用されて給料までももらえたり。
大学側としては出費ばかりになっちゃうのね。

つまりだね、アメリカの大学が推薦入試をやるのは、多様な学生を集めるためなのはたしかなんだけど、その多様の意味は「高額の学費を払ってくれる学生、寄付をたくさんくれる学生」も入れる、ってことなんだと思う。
MITの学費はたしか年額600万円くらいだったと思う。
そんなにとびきりアタマはよくなくても、学費を支払い、寄付もしてくれるええとこのお坊ちゃん、お嬢さん。
こういう学生も入れなくちゃならないんだ。

ぼくの邪推だけど、アメリカの一流校がこういう戦略を持って入学者を集めているのは、「人脈作り」なんだと思う。
ビジネスに必要なのは、とびっきり頭のいい人材と資金。
その両方を持つ人なんかめったにいない。たいていはどっちか一つだけ。
頭のいい人材と資金を持つ人を結びつける。
それも大学の役目だって考えているんだと思う。

そういう卒業生が成功すれば、大学への寄付金も増えるだろう。
お金があればいい教授も雇える。
いい研究ができる。
名が上がる。
さらにいい学生がさらに集まる。
こういうポジティブフィードバックが活きるんだね。

こんな仕組みができるのは、アメリカの一流校はほとんど「私立大学」だから。
大学のブランド価値を高めるために、頭の良い学生だけでは経営が成り立たない、というのが分かっているから。

さて、東大はどうなる?
東大は国立大学だ(今は国立大学法人だけど、実態はそんなに変わっていない)。
研究費も教育費も、ほぼ国税から出ている。
研究費や教育費を、学生に学費として負担させず、国費でまかなう。
その代わり、とびっきり頭のいい学生を集めてきた。
貧乏だろうと裕福だろうと、頭の良さだけで選抜してきたのだ。

その戦略を、推薦入試は変えてしまう。
頭も悪く、お金も無い学生を入学させてしまわないよう願う。
学業が期待できない学生を、国費で教育(養育?)することがないように。

2013年3月10日日曜日

復習するな、予習せよ!

こんにちは
 
このブログの読者から、「子どもの勉強の仕方が役に立つ。九九の勉強の仕方をまねしたら、クラスで一番早く覚えられた」と連絡をもらいました。
うれしいですねー。
エンジニアの原則は「人の役に立つことをする」です。
このブログも、誰かの役に立てばいいなーと思っています。
 
さてさて、またまた勉強法です。
子どもを勉強好きにするには、予習させるのが基本。
復習はやらなくてもよろしい。
予習です。
 
だってね、復習ばっかりやらせていると、いじけるよ、子どもは。
復習って、できて当たり前、できないとバカ、ってもんでしょ。
復習やってできない子は、「ぼくってバカなんだ」ってすり込まれる。
何度も何度もそういう経験をしていると、バカが固定します。
やる気がなくなります。
勉強が嫌いになるのは当然です。
 
だから予習。
予習なら、できなくても当たり前、できたらオレ天才、です。
できなかったら、「学校で先生の話をよく聞きなさい」と言えばいい。
授業をまじめに受けるようになります。
できたら、べた褒めしてやる。
そうしたら授業中も積極的に手を上げるようになりますよ。
つまり、「ぼくって頭がいいんだ」と錯覚します。
そう錯覚した子は、本当に頭がよくなってくるんです。
だって、やる気になるからね。
勉強が好きになっちゃうんだから。
 
予習といっても、そんなに高度なことをやる必要はありません。
小学生なら、漢字の書き取り練習と計算練習だけでもいいくらいです。
漢字を学校で習うより先に予習する。
すると、授業中教科書がすらすら読めちゃう。
漢字につっかえて、読めないってことがなくなります。
すなわち、漢字の読み書きを気にせずに、教材文を読むことができるんです。
それなら、文章に集中できるでしょ。
集中できれば、内容の理解も進むんです。
 
計算も同じ。
学校で習うより先に、すらすら計算できるようにしちゃう。
たいていの子が算数、数学嫌いになる理由は、計算が遅いから。
計算が面倒くさいから。
計算ができないのに、複雑な問題を考えることなんかできっこありません。
計算の技能が十分なら、文章題の内容をじっくり考える余裕が生まれます。
算数、数学本来の思考ができるんです。
 
陰山英男先生は、今日のツイッターでこんなことを言っていました。
 
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春休みが近いが、今からDSで次の学年の漢字を全部やってしまうのを推奨する。
春休みは、全体としての学習は進まない。
最初三日間くらいは慣れないかま知れないが、慣れれば調子は上がる。
それで一気に一年分やってしまえば、新年度は余裕で始められる。
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DSを使えば簡単に勉強を進めることができますが、もちろんなくてもかまいません。
我が家にもDSはありません。
市販のドリル、問題集でいい。
漢字検定のテキストでもいいですね。
それを春休みから始めるんです。
 
漢字なら1日2文字か3文字練習すればいい。
春休みの2週間で30~40文字やれます。
小学校1学年で習う漢字は200文字程度ですから、春休みが終わったときに2割やり終えていることになります。
同じペースで1学期もやり続ければ、夏休み前には全部やり終えられます。
 
これ、そんなに大変じゃありません。
漢字だけなら毎日20分もやれば、2文字か3文字の練習はし終えることができます。
計算も同じ時間やっても、毎日40分くらいです。
春休みは宿題もないでしょうから、楽々できるはず。
 
逆に言えば、春休みは宿題がないからだらだら過ごしてしまいがち。
そこを、ちょっと予習させる。
予習して、4月からの勉強に余裕を持たせるんです。
そうすると、子どもは楽しく学校へ通い、楽しく授業を受けてこられるようになるんです。
 
ぜひ、やってみてくださいね。

2013年3月3日日曜日

我慢を教える

こんにちは
ぼくはほどほどにはいいお給料をいただいていると思います。
でも、単身赴任。
けちけち生活をしていますが、やっぱりお金がかかります。
毎週の深夜バス往復も、いくら安いバスでも月に4万円以上にはなってしまいます。
復興財源確保のための特例法で、月給、ボーナス、管理職手当すべて10%カット。
やはりダメージ大きいです。
この減額分に充当するために、毎月積み立てていた「夢貯金」を1/6に減額しました。
夢もしぼむぜ。。。
そのほか、健康保険料が上がったり、ちょこちょこ税金が高くなっていたり、物価もじわじわ高くなっていますよね。
子ども手当もほとんどなくなりました。
幼稚園を卒園しちゃいますから、区の幼稚園補助もなくなる。
二人の子どもが私学に入り、学費や諸々で年間二人分合計で100万円くらいはかかるでしょう。
この学費などは、毎月積み立てている「離婚貯金」を半年ごとに解約して充当する予定です。
残る我が家の貯金は、二人の子どもたちの毎月の「成長預金」だけ。
体重1g=1円として、小学校卒業時を満期に定期預金にしています。
二人ともすでに体重は30kgを超えましたから、毎月3万円以上貯金が増えていきます。
たぶん小学校卒業時には250万円くらいにはなりそうです。
これは中学の入学金+初年度学費にしようと思います。
そんなこんなで、我が家の家計はかなり厳しいのです。
当然、子どもたちも我慢しなくちゃいけません。
でも、それも教育上いいことだと思うのです。
ほしいもの、行きたいところ、全部が満たされることはない。
何を選んで何を我慢するのか。
そういうことも、成長のため必要なことだと思います。
元マイクロソフト社長成毛眞さんもこう言っています。
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まず、良識ある父母というのは、子どもに“我慢”というものを教え込む。
あれ買ってこれ買ってと言ってくる子どもに、きちんと我慢させることを通して、親というのは子どもより上の存在であることや、社会では自分の思い通りにならないことが存在し得ることを、前もって植えつけておくのだ。
この教育過程のない子どもは、発達障害を起こす可能性が高くなることが発達心理学の領域でも知られている。
まったく我慢を学ばなかった子どもは将来的に、爆音を立てて夜の道路を走り回ったり、散財を繰り返したりするといった発散的な気質も研究では指摘されている。
さらには、一つのことに集中することができず、いつまでたっても仕事に就かない、仕事を終えることができない等の注意力散漫な気質になるなどの分析結果もある。
もし、自分の親が幼いころに厳しくしてくれていたら、そのことには感謝すべきである。
(『成毛眞のスティーブジョブズ超解釈』KKベストセラーズ¥1333-、175p)
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我が家は家計のこともオープンに子どもたちにも話しちゃっています。
先月はあそこに行っちゃったので、クレジットカード払いが多くなってしまって、厳しいぞ。
先月はあまり買い物をしなかったから、少し楽だなあ。
それを聞いた子どもたちは、あまり無理なことを言わなくなります。
ほしいものがあっても、お誕生日までがまんしよう、お小遣いを貯金しよう、クリスマスにおじいちゃんにおねだりしよう、などと算段しています。
そういうのもなかなかいいなあって、ぼくは思っています。

優しい子に育っている

こんにちは
 
単身赴任先に晶ちゃんからメールが届きます。
これが寂しい赴任先での家族の絆。
晶ちゃん、幼稚園の謝恩会が近くなってきて、ストレスが増しているようです。
 
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だいぶ咳がおさまってきたので、今朝久々にウォーキングしたら、 途中から息苦しくなって大変でした。。。。
まだ無理しない方がいいかな。
土曜日は完全に寝込んでいました。
 
はっちゃんが
 
  「ぼくたちがはみがきもお皿あらいもするから、 お母さんはゆっくりしてて。
  普段主婦は大変なんだから。」
 
って言ってくれるもんだから、お言葉に甘えてずっと寝てました。
その間、おじいちゃまが子どもたちを連れ出してくれました。
 
とんたんは「早く風邪よくなーれ、よくなーれ」と おまじないをしてくれました。
笑っちゃうけど、うれしかったな。
はっちゃんだけでなく、とんたんもお皿洗いをやってくれましたよ。
あぶなっかしくて、見てられなかったけど。。。
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はっちゃんもとんたんもいい子に育ってますねー。
うれしいなあ。!