2014年10月5日日曜日

ゲーム機、管理権は親が持つ!

実は夏休み前、我が家にもニンテンドー3DSがやってきました。
はっちゃんは以前から欲しくて、貯金していたのですが、親類のおじさんからお小遣いをもらって、とうとう買える金額になったのです。
我が家では基本的に、欲しいものは小遣いを貯めて買え、ということにしています。
親が買ってやるものの範囲を制限しているのです。
自分のお金で買うのなら、たとえそれが無駄遣いでも文句は言わない。
ゲーム機も親としては好ましいものではないと思っていますが、自分の小遣いを貯めて買う事に対して、反対はしませんでした。
 
でも、所有権は自らのお金で買った子どもにあるとしても、管理権まで渡すことはありません。
ゲーム機を使う「ルール」は、親が決めて子どもに従わせるのです。
ゲーム機を買いに行く前に、夫婦でルールを決めて子どもたちに伝えました。
 
3DSで遊ぶためには以下を守らなければいけません。
1.約束したお手伝いと勉強は必ずやること
2.朝の勉強が終わるまではやらないこと
3.夜は夕食後はやらないこと
4.許可なく家から持ち出さないこと
5.学校のある日は使わないこと
6.ゲーム機に関して兄弟げんかをしたら没収です
 
1は当然というか、子どもとしてやるべきこと、義務は必ず果たしてから遊ぶということです。
2と3は睡眠時間の確保のため。
ゲームをやりたいがために、超早起きしたり、遅くまで起きていることを防ぐ。
 
4は友だちなどと遊びたい場合もあるけど、それがトラブルの原因になることが多々あるため。
外に持ち出す場合も、親の管理下で持ち出すようにさせるためです。
親の知らないところでソフトの貸し借りなどをすれば、トラブルも起こるものです。
そういうことにならないようにね。
 
5は、平日は学業優先なのがあたりまえだからです。
学校から帰宅して、ゲームをやり始めれば、宿題をやる時間もなくなる。
寝る時間も遅くなる。
 
6は、まだ持っていない弟のとんたんとも仲良く遊んでもらうため。
弟との間で貸し借りだの、おれのだから使わせないとか、意地悪しないように。
 
こうして、7月末に購入してからまずまずトラブルなく使えています。
よかった、よかった。
あとは早くゲーム機から卒業してほしいですね。
ゲームより楽しいこと、やりがいのあることを見つけて欲しい。
 
最後に、もうすでにゲーム機の管理権まで子どもに渡してしまって失敗しちゃったというご家庭へのアドバイス。
こんなふうにやると、子どもの熱が冷めますよ。
 
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子どもが学校から戻ったら、「今日はゲームをいつやるの?」、ゲームをやっていたら、「上手になった?」「どこまでできたの?見せなさいよ」などと、うるさく声をかけます。
次子どもを勉強嫌いにする声のかけ方を、ゲームでそっくりそのままやるのです。
親に時間があれば、子どものいない間に、ゲームを練習して子どもよりも上手になっておくのもいいでしょう。
子どもがゲームで苦戦していたら、「下手ねえ、こうやってやるのよ。簡単じゃない」とゲーム機を奪って、その麺をクリアしてしまうのです。
子どもはだんだん「ゲームって思っていたほど、面白くないなあ」と感じるようになります。
宮本哲也『算数と国語を同時に伸ばす方法』小学館¥1400-
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どうやら親ってのは、子どもにやらせたいこと(勉強)には、子どもがやる気を無くす方法をしがちで、子どもにやめさせたいこと(ゲーム機)には、なすすべがなかったりするんですねー。
宮本先生のやり方、ぜひお試しを!
 

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