2015年9月22日火曜日

レアな人間になろう!

こんにちは
 
フェイスブックやってます。楽しいですねー。
フェイスブックのフィードに、藤原和博さんの出版記念講演会の案内が流れてきました。
我が家の予定を調べると、参加できそうな日程。
久しぶりにカズさんに会いたいなー。
最後に会ったのが、はっちゃんがまだ1歳くらいの頃だから、10年ぶり。
成長した子供たちもカズさんに見てもらいたい。
 
というわけで、9/19(土)新宿小田急百貨店へ行きました。
会場に着くなり「おやー、久しぶりー」って、ぼくらのことを覚えていてくれました。
嬉しいですねー。
はっちゃんが1歳の時、どこで会ったかも思えていらっしゃいました。
すごいですねー。
一流の人は記憶力もいいですから。
記憶力がいいから、覚えていてもらえれば嬉しいし、何より礼を失することもありません。
見習いたいです。
 
こちらも礼を失しないように(笑)新刊を購入し、サインしていただく。
サインは子供たちにしてもらいました。
カズさんとちょっとでもお話ししてほしいから。
はっちゃんにもとんたんにもサインをしてほしいので、ひとつ前に出版された本も持って行きました。
図々しいね(笑)。
 
講演は、これからの世の中で必要とされる能力、というもの。
20世紀は「情報処理力」が最重要だったけど、21世紀は「情報編集力」が最重要に変化している。
たくさん知識を詰め込んで、正解目指して時間内に答えを出す。
そういう20世紀型の「情報処理力」だけでは、21世紀では活躍できないのです。
21世紀型の人材を育てるために、2020年から大学入試が変わるそうです。
 
このことは、ずいぶん前、和田中校長だったころからカズさんが言い続けていることです。
情報編集力が大事だってね。
でも最近の著作では、情報処理力「だけ」ではダメ、というニュアンスが強くなっているように感じています。
やはり、情報処理力も基礎として必要だからです。
基礎がない人に、応用を求めても無理。
 
ただし、情報処理力は高校までに鍛えるべき能力なんです。
入試制度も変わって、アメリカのように高校卒業レベルの学力があることを証明する試験が開始されます。
「高等学校基礎学力テスト(仮称)」っていうそうです。
これは一発試験じゃなくて、何回か受験して最高点を大学出願時に提出すればいい。
入りたい大学のレベルに到達するまで努力して、何度かトライできるってわけです。
 
そういう基礎があることを前提にして、大学では「情報編集力」を学ぶ。
入試も「情報編集力」を問うようなものに変わっていくのだそうです。
 
なぜそんな風に変えていかなくてはいけないのでしょうか。
それは21世紀が個性の時代になってしまったからです。
みんなができることでは、価値を生み出せなくなってしまったからです。
 
コンビニのアルバイトは時給800円、ちょっと技術のあるコンピュータプログラマでも時給2000円。
この範囲の人は、代わりがいくらでもいるってこと。
誰でもできる仕事は、どんどん安くなってしまうのは当然。
やれる人がたくさんいるからね。
たとえばプログラマは、どんどんインドなど新興国の優秀で賃金の安い人たちに代わってしまっています。
 
だからレアな人間になろう。
他の人にはできないこと、他の人はやらないことをやる。
ほかに代わりのいない人間になろう。
かけがえのない人材になろう。
それが稼げる1%の人間になること。
 
「稼げる」とは、いつ会社が倒産しようとも、リストラされようとも、ちゃんと求めてくれる人がいるってこと。
稼げるだけの仕事が、どんな状況になってもあるってこと。
時代や他人に翻弄されるのではなく、自分で自分の人生を作っていけるってこと。
きちんと自分と家族を守っていけるってこと。
 
藤原さんのお話は、とんたんにはまだちょっとむずかしかったかもしれないけど、はっちゃんには十分伝わったようです。
本物と会えてよかったねー!
 

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