こんにちは
先週末家に帰ったとき、妻が「はっちゃん、最近反抗期で、全然言うこと聞かない」と言うんですよ。
そうかな?、と思って観察していたら、はっちゃんが何かに熱中しているとき、一生懸命本を読んでいたり、パソコンでユーチューブを見ているとき、そういうタイミングの悪いときに、声をかけているんですよ。
「そろそろお風呂に入りなさい!」
「明日の学校の準備したの!」
熱中しているからそれが聞こえないし、従いたくない。
当然ですよ。
子どもが今やっていることが、一段落したところを見計らって声をかけるよう、妻にアドバイスしました。
妻も元教師。そんなことはわかっているはずなんですけどね。
なぜ、できなくなっちゃったのか。
それは、妻は幼稚園の役員やらボーイスカウトの役員やら、ちょいとやりすぎています。
それで、幼稚園のお母さんの一部からクレームメールががんがん届いて、ちょいとパニックになっていて、気持ちに余裕がなくなっていたんですよ。
カーッと頭に血が上る。
クレームに対してどう説得しようかとあれこれ考える。
返事を書いては、ああこれじゃ余計に火に油だ、と書き直す。
気がつくともうこんな時間。
子どもをお風呂に入れなくちゃ。
「早くお風呂に入りなさい!」
寝かせなくちゃ。
「もう寝る時間よ!」
そんなふうに自分の都合で子どもを動かそうとする。
だから動かないし、反抗的にもなる。
あたりまえのことです。
心の余裕が大切ですね、親も子も。
だから、心のキャパシティに気を配り、常にメンテナンスを忘れないことです。
自分の心をいっぱいいっぱいにしてはいけません。
心がいっぱいいっぱいのときは、子どもがほんのちょっと気に触ることをしただけで、激昂しちゃいますからね。
余裕があるときならちっとも気にならないようなことにまで、頭にきちゃうんです、こんな時は。
それって、親の方が悪いですよね。
世の中には、一定数のクレーマーがいます。
何を言っても、何をやっても、文句を付けてくる人。
それは、こっちの悪いところ、気がつかないところを指摘してよりよくしようとして、じゃないんだな。
文句を言うために文句を言う。
相手の気分を害するために文句を言う。
自分の方が偉いことを示したいがために、重箱の隅をつつく。
ただ、そういう人は少数派なんですよ、常に。
ほとんどの人は、味方してくれているんです。
ただ、味方の人はあまり何か言ってくれないものなんです。
だから、少数のクレーマーの声ばかり聞こえてしまい、そっちにばかり気を取られてしまいがちなんです。
でもそんなのに引っかからないように気をつけましょう。
だって相手の目的は、こっちの気分を害すること。
その罠にまんまとひっかかってはいけません。
適当にあしらい、無視しちゃってもいいんです。
変な奴に時間と精神を無為に使うのはばかげています。
大多数の賛同者の方を向いて,前に進めばいいんですよ。
まして、くだらない奴からイライラさせられたことに対して、我が子にそれをはけ口にしてはいけません。
とか言いましたが、女性はなかなかそうい割り切りができないのかもしれませんね。
がんばれー。
2012年7月16日月曜日
努力が報われるシステムを創れ
こんにちは
これも山田さんの講演を聴いて、インスパイアされたこと。
子どもたちに学力を付けるのは、教師の基本的職能である。
授業も熱心にやり、宿題もしっかり出し、採点も真面目にやっている。
しかし子どもたちにテストで点数を摂らせることがデキナイ。
そういう教師が意外と多い。
真面目だけど教師失格である。
そういうクラスでは、やがて宿題をやってくる子どもは減り、授業も真面目に聞かなくなり、学級は崩壊する。
だって、努力が報われないんだもん。
つまり、子どもたちに学力を付けるには、テストでよい点数を取らせなければいけないのだ。
すなわち、「努力が報われるシステム」を構築すること。
授業も一生懸命、宿題も真面目に出すけれども、生徒の成績がふるわない教師は、それぞれがきちんとリンクされていないのだ。
授業をちゃんと聞けば、テストの点数もよくなる。
宿題も真面目に取り組めば、テストの点数もよくなる。
そういうリンクができていない。
授業、宿題、テストがバラバラのままなのだ。
はっきり言えば、授業、宿題、テストに関連がなく、それぞれを気まぐれにやっているだけなのだ。
この三者を有機的に結びつけなくてはいけない。
授業でやった内容を習熟させるために宿題を出す。
宿題に出した問題をそっくりそのままテストに出す。
そうすれば、子どもはテストでよい点数が取れる。
お母さん、お父さんにも褒められる。
やる気が増進する。
こういうポジティブなフィードバックループができてこそ、子どもは勉強するようになり、学力も向上するのだ。
これは大人だってそのまま当てはまる。
社員に何か努力させる場合。
努力すれば、必ずそれが評価されるようになっているかどうか。
努力した甲斐があるシステムになっているかどうか、経営者はよく検討しなくてはならない。
努力しても何も変わらないなら、誰も努力などしなくなるのは当然である。
時に、恐怖によって努力させようというシステムも存在する。
学校にも会社にも。
失敗したら悪い成績をつける、降格するなど。
努力してうまくいっても、成績、報酬は現状維持というもの。
お金がかからなくてよいと考えるかもしれないが、このシステムは組織の活性を大幅に奪う。
なぜなら、生徒や社員は失敗しないことにすべての努力を傾ける。
失敗しないために最も安全確実でコストがかからないようにするにはどうすればよいか。
それは、挑戦しないこと、である。
こうして生徒の目の輝きを奪い、社員のやる気を奪う。
もちろん、学力は向上せず、組織の成果も上がらない。
これも山田さんの講演を聴いて、インスパイアされたこと。
子どもたちに学力を付けるのは、教師の基本的職能である。
授業も熱心にやり、宿題もしっかり出し、採点も真面目にやっている。
しかし子どもたちにテストで点数を摂らせることがデキナイ。
そういう教師が意外と多い。
真面目だけど教師失格である。
そういうクラスでは、やがて宿題をやってくる子どもは減り、授業も真面目に聞かなくなり、学級は崩壊する。
だって、努力が報われないんだもん。
つまり、子どもたちに学力を付けるには、テストでよい点数を取らせなければいけないのだ。
すなわち、「努力が報われるシステム」を構築すること。
授業も一生懸命、宿題も真面目に出すけれども、生徒の成績がふるわない教師は、それぞれがきちんとリンクされていないのだ。
授業をちゃんと聞けば、テストの点数もよくなる。
宿題も真面目に取り組めば、テストの点数もよくなる。
そういうリンクができていない。
授業、宿題、テストがバラバラのままなのだ。
はっきり言えば、授業、宿題、テストに関連がなく、それぞれを気まぐれにやっているだけなのだ。
この三者を有機的に結びつけなくてはいけない。
授業でやった内容を習熟させるために宿題を出す。
宿題に出した問題をそっくりそのままテストに出す。
そうすれば、子どもはテストでよい点数が取れる。
お母さん、お父さんにも褒められる。
やる気が増進する。
こういうポジティブなフィードバックループができてこそ、子どもは勉強するようになり、学力も向上するのだ。
これは大人だってそのまま当てはまる。
社員に何か努力させる場合。
努力すれば、必ずそれが評価されるようになっているかどうか。
努力した甲斐があるシステムになっているかどうか、経営者はよく検討しなくてはならない。
努力しても何も変わらないなら、誰も努力などしなくなるのは当然である。
時に、恐怖によって努力させようというシステムも存在する。
学校にも会社にも。
失敗したら悪い成績をつける、降格するなど。
努力してうまくいっても、成績、報酬は現状維持というもの。
お金がかからなくてよいと考えるかもしれないが、このシステムは組織の活性を大幅に奪う。
なぜなら、生徒や社員は失敗しないことにすべての努力を傾ける。
失敗しないために最も安全確実でコストがかからないようにするにはどうすればよいか。
それは、挑戦しないこと、である。
こうして生徒の目の輝きを奪い、社員のやる気を奪う。
もちろん、学力は向上せず、組織の成果も上がらない。
2012年7月15日日曜日
子どもが安心して過ごせる学級の組織の仕方
こんにちは
昨日は上智大学にて、やあまん先生の講座を受講。
お題は「このクラス大好き、と子どもが言う学級作り・授業作り」。
一度山田さんに会いたかったのです。
期待通りの素晴らしい人。
北海道教育委員会は、こういう人を校長に抜擢しなくちゃいけません。
教頭すっとばして校長に、ですよ!
さて、学級作りは,まずは「子どもが安心できる」ところから始める必要がある。
近頃の学校は、いじめ、学級崩壊など、子どもたちが安心できる場所ではなくなってきているんです。
だから、とにかく最初の教師の仕事は、子どもが安心できる場所に学級を組織することなんです。
安心できる学級とは、縦の関係がしっかりしている学級である、と山田先生は言います。
それには担任が「権威者」になる必要があるのです。
先生と生徒、主従の原則を教師も自覚しなければいけないし、子どもたちにも浸透させなくてはいけない。
縦の関係がしっかりしないうちは、横の関係を豊かにしていくことはデキナイし、時期尚早なのです。
確固たる縦の関係、すなわち権威ある教師であることは、学級のファシリティー、インフラストラクチャなんですね。
教師が権威を持つためには、「評価権を持つこと」が大切です。
評価される側より、評価する側が権威を握ってしまうものなのですよ、人間って。
だって、「評価は偉い人がするもの」だからね。
なので、しゃべりすぎる教師、説明しすぎる教師は、子どもに評価権を握られてしまう。
「あの先生、話しが長い」「あの先生の説明はわかりにくい」。これではダメだ。
一般的に、被評価者は何かをする人、評価者はそれを見る人、なんです。
だから、教師がしゃべればしゃべるほど、教師がなにかすればするほど、それを見る子どもの側が教師を評価し,査定するようになってしまうのです。
教師は子どもたちを評価しなくてはならない。
そのためには、子どもに何か行動させなくてはいけません。
そしてそれを的確に評価してやるのです。
ダメだったらダメ出しをし、やり直させる。
その指示に子どもを従わせるのです。
もちろん指示どおりにできたら褒める。
褒めることも,ダメ出しも権威者だからできるものです。
担任したばかりの1学期のの4月、最初の三日、1週間はこれをきっちりとやり、教師の権威を打ち立てなければいけません。
こうすると教師の指示が、きちんと子どもたちに通るようになるのです。
学級に秩序が生まれます。
このことで,すべての子が安心できる学級の下地ができあがるのです。
そして一斉授業。
学習のルールを子どもに身につけさせる。それも徹底的に。
よくある間違いは、最初から個別指導してしまうこと。
デキナイ子が目について、思わずその子に個別指導したくなることもあるでしょう。
でもまだやってはいけないのだ。
一斉授業がきちんとできるようになる前に、個別指導をやってしまうと学級は必ず崩壊します。
遅れている子の個別指導に集中できるためには、その他の子がその時間きっちりとやるべきことをやれるようにしなければいけません。
その他の子に「空白の時間」を与えてはいけないのです。
「教科書25ページの練習問題10問やりなさい」などと指示を与え、他の子がそれに集中している間に、個別指導する。
こういう指示が通るようになるまでは、絶対に個別指導はしてはいけないのです。
子ども同士が平等に自由にのびのびと学級内で生活できる。
逆説的ですが、そのために教師は確固たる「縦の関係」を築かねばならないのです。
自らを権威者に仕立てなければならないのです。
友達みたいな先生は、子どもたちから絶対に信頼されることはないからです。
さてさて、山田さんの講座でのぼくの発言。
教師は担任したばかりの時、「悪人」として登場しなければいけない、なんてことを言いました。
最初は子どもの言うことなんかまったく聞く必要はない。
オレのやり方でやるんだ。
お前らはそれに従え。
まるで暴君(笑)。
だが、この方が絶対にいいんですよ。
優しい先生として登場する。
「みんなの言うことをよく聞いて、話し合いながら一緒にいいクラスにしていきましょうねー」など。
多くの先生はこうしてしまう。
それは間違いなんです。
なぜなら,優しい先生は必ず近いうちに優しくできなくなるから。
子どもが言うことを聞かぬ時、怒り,叱る。
ルールを強制する。
そうしないと学級が混乱してしまうからなんだけどね。
先生としては致し方ないことではある。
だが、すると子どもは思う。
あ、この先生は嘘つきだ。ぼくらを裏切った。
そう思ってしまうのである。
そうなると、子どもたちは全く先生の言うことをきかなくなっちゃうんですよ。
教師はまず、悪人、暴君として子どもの前に立て。
きちんと縦の関係をつくれ。
そしてその後、ちょこっと優しいところを見せてやれ。
子どもはこう思うでしょう。
「お、この先生、なかなかいいじゃん!」
先生をいっぺんに好きになるんです。
ま、ぼくは今もぼくのスタッフたちに同じようにやってるんだけどねー。
あはははは。
お題は「このクラス大好き、と子どもが言う学級作り・授業作り」。
一度山田さんに会いたかったのです。
期待通りの素晴らしい人。
北海道教育委員会は、こういう人を校長に抜擢しなくちゃいけません。
教頭すっとばして校長に、ですよ!
さて、学級作りは,まずは「子どもが安心できる」ところから始める必要がある。
近頃の学校は、いじめ、学級崩壊など、子どもたちが安心できる場所ではなくなってきているんです。
だから、とにかく最初の教師の仕事は、子どもが安心できる場所に学級を組織することなんです。
安心できる学級とは、縦の関係がしっかりしている学級である、と山田先生は言います。
それには担任が「権威者」になる必要があるのです。
先生と生徒、主従の原則を教師も自覚しなければいけないし、子どもたちにも浸透させなくてはいけない。
縦の関係がしっかりしないうちは、横の関係を豊かにしていくことはデキナイし、時期尚早なのです。
確固たる縦の関係、すなわち権威ある教師であることは、学級のファシリティー、インフラストラクチャなんですね。
教師が権威を持つためには、「評価権を持つこと」が大切です。
評価される側より、評価する側が権威を握ってしまうものなのですよ、人間って。
だって、「評価は偉い人がするもの」だからね。
なので、しゃべりすぎる教師、説明しすぎる教師は、子どもに評価権を握られてしまう。
「あの先生、話しが長い」「あの先生の説明はわかりにくい」。これではダメだ。
一般的に、被評価者は何かをする人、評価者はそれを見る人、なんです。
だから、教師がしゃべればしゃべるほど、教師がなにかすればするほど、それを見る子どもの側が教師を評価し,査定するようになってしまうのです。
教師は子どもたちを評価しなくてはならない。
そのためには、子どもに何か行動させなくてはいけません。
そしてそれを的確に評価してやるのです。
ダメだったらダメ出しをし、やり直させる。
その指示に子どもを従わせるのです。
もちろん指示どおりにできたら褒める。
褒めることも,ダメ出しも権威者だからできるものです。
担任したばかりの1学期のの4月、最初の三日、1週間はこれをきっちりとやり、教師の権威を打ち立てなければいけません。
こうすると教師の指示が、きちんと子どもたちに通るようになるのです。
学級に秩序が生まれます。
このことで,すべての子が安心できる学級の下地ができあがるのです。
そして一斉授業。
学習のルールを子どもに身につけさせる。それも徹底的に。
よくある間違いは、最初から個別指導してしまうこと。
デキナイ子が目について、思わずその子に個別指導したくなることもあるでしょう。
でもまだやってはいけないのだ。
一斉授業がきちんとできるようになる前に、個別指導をやってしまうと学級は必ず崩壊します。
遅れている子の個別指導に集中できるためには、その他の子がその時間きっちりとやるべきことをやれるようにしなければいけません。
その他の子に「空白の時間」を与えてはいけないのです。
「教科書25ページの練習問題10問やりなさい」などと指示を与え、他の子がそれに集中している間に、個別指導する。
こういう指示が通るようになるまでは、絶対に個別指導はしてはいけないのです。
子ども同士が平等に自由にのびのびと学級内で生活できる。
逆説的ですが、そのために教師は確固たる「縦の関係」を築かねばならないのです。
自らを権威者に仕立てなければならないのです。
友達みたいな先生は、子どもたちから絶対に信頼されることはないからです。
さてさて、山田さんの講座でのぼくの発言。
教師は担任したばかりの時、「悪人」として登場しなければいけない、なんてことを言いました。
最初は子どもの言うことなんかまったく聞く必要はない。
オレのやり方でやるんだ。
お前らはそれに従え。
まるで暴君(笑)。
だが、この方が絶対にいいんですよ。
優しい先生として登場する。
「みんなの言うことをよく聞いて、話し合いながら一緒にいいクラスにしていきましょうねー」など。
多くの先生はこうしてしまう。
それは間違いなんです。
なぜなら,優しい先生は必ず近いうちに優しくできなくなるから。
子どもが言うことを聞かぬ時、怒り,叱る。
ルールを強制する。
そうしないと学級が混乱してしまうからなんだけどね。
先生としては致し方ないことではある。
だが、すると子どもは思う。
あ、この先生は嘘つきだ。ぼくらを裏切った。
そう思ってしまうのである。
そうなると、子どもたちは全く先生の言うことをきかなくなっちゃうんですよ。
教師はまず、悪人、暴君として子どもの前に立て。
きちんと縦の関係をつくれ。
そしてその後、ちょこっと優しいところを見せてやれ。
子どもはこう思うでしょう。
「お、この先生、なかなかいいじゃん!」
先生をいっぺんに好きになるんです。
ま、ぼくは今もぼくのスタッフたちに同じようにやってるんだけどねー。
あはははは。
2012年7月10日火曜日
子どもをダメにする10カ条
友人から教えてもらいました。
出典は柳田邦男「みんな、絵本から」だそうです。
子どもをダメにする10カ条
1.. おカネやモノを 欲しいだけ与える。
2.. 子どもをしつけるために、びんたをくらわせたり殴ったりする(虐待)。言うことを聞かなければ、口もきかず、食事も用意せず、完全に無視する(精神的虐待)。
3.. 子ともがやることにいちいち干渉し、宿題の一字一句にまで口出しする。「おまえはダメだ」「馬鹿だ」と 人格を否定する言葉を繰り返す。いいところがあってもほめない。
4.. テレビ、ゲーム、ケータイ、パソコンを子ども部屋にそろえてやり、好きなように使わせる。
5.. わが家の生活時間、生活習慣を決めないで、夜ふかしをしても注意しない。朝寝坊をしても叱らない。
6.. 家族一緒に食事をしない。両親それぞれに忙しいことを理由に、「好きなものを買って食べなさい」と言って、おカネを渡す。
7.. 家族それぞれの家事の分担を決めないで、家事の手伝いもさせない。
8.. 夫婦が子どもの前で、年中喧嘩をし、モノを壊したり殴り合ったりして、家のなかを冷えきった緊張感でみなぎらせておく。
9.. 子どもに対し、夫婦のどちらかが相手の悪いところばかりを話したり、学校や教師の悪口ばかりを言う。
10.. 子どもが2人以上いる場合、とくに学業の成績がいい子、特定のスポーツや芸術などに才能を発揮する子、あるいは重い病気になった子だけに愛情を注ぎ、他の子を無視する。
2012年7月9日月曜日
なぜ火力発電所を止めるのか
こんにちは
関西電力大飯原子力が稼働するのに伴い、火力発電所を停止する報道がありました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120707-OYO1T00340.htm?from=main1
これを読んで、「ほら、やっぱり電気は余ってるんじゃないか」という人がいました。反原発の人たちにたくさんいた。
それは早計というものですよ。
確かに「今の時点」では余ることになります。
電気はためておくことができませんから、常に需要電力=発電電力に調整しているのです。
電力会社の本社には「給電指令所」という場所があって、24時間体制で電力需要を監視しています。
それによって、火力の出力調整をしたり、停止させたり、起動させたり。
電力需要がピークになる時間帯には、水力発電所の放水を開始させたりしている。
そういう調整を不眠不休で逐次やっているので、電気は安定に供給されているんです。
で、今の梅雨時のそれほど暑くない気候では、まだまだ需要電力もそれほどでもありませんから、大飯原子力が加わった分、火力を止めなくちゃならないんです。
そうしないと安定供給できないからね。
もし仮に発電電力>需要電力になってしまうと、電圧が上がり,周波数が上がってしまいます。
そういう電気がぼくらの家に届くと、電気機器の動作が不安定になったり,故障の原因にもなってしまう。
そして止める火力は,古くて効率も悪く燃料代も高い石油炊きの火力。
これら火力発電所は、これから真夏に向けて気温が上昇し、需要電力が増えたときのためにスタンバイさせておくわけです。
ですから、決して余っているから火力を止めたわけではないのです。
火力発電所は起動、停止も数時間でできますし、出力調整もしやすい。
古くて効率も低く,燃料代も高い石油炊き火力は、電力需要がピークの時間帯だけ短時間動かす方が有利なんです。
こういうことを書くと、「お前は原発推進派か?!」と言われるかも。
ちなみにぼくは原発推進派ではありません。
どっちかというと、「卒原発派」かな。
反対するにせよ,賛成するにせよ、ものの道理ははっきりさせておく方がいい。
そういうことです。
関西電力大飯原子力が稼働するのに伴い、火力発電所を停止する報道がありました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120707-OYO1T00340.htm?from=main1
これを読んで、「ほら、やっぱり電気は余ってるんじゃないか」という人がいました。反原発の人たちにたくさんいた。
それは早計というものですよ。
確かに「今の時点」では余ることになります。
電気はためておくことができませんから、常に需要電力=発電電力に調整しているのです。
電力会社の本社には「給電指令所」という場所があって、24時間体制で電力需要を監視しています。
それによって、火力の出力調整をしたり、停止させたり、起動させたり。
電力需要がピークになる時間帯には、水力発電所の放水を開始させたりしている。
そういう調整を不眠不休で逐次やっているので、電気は安定に供給されているんです。
で、今の梅雨時のそれほど暑くない気候では、まだまだ需要電力もそれほどでもありませんから、大飯原子力が加わった分、火力を止めなくちゃならないんです。
そうしないと安定供給できないからね。
もし仮に発電電力>需要電力になってしまうと、電圧が上がり,周波数が上がってしまいます。
そういう電気がぼくらの家に届くと、電気機器の動作が不安定になったり,故障の原因にもなってしまう。
そして止める火力は,古くて効率も悪く燃料代も高い石油炊きの火力。
これら火力発電所は、これから真夏に向けて気温が上昇し、需要電力が増えたときのためにスタンバイさせておくわけです。
ですから、決して余っているから火力を止めたわけではないのです。
火力発電所は起動、停止も数時間でできますし、出力調整もしやすい。
古くて効率も低く,燃料代も高い石油炊き火力は、電力需要がピークの時間帯だけ短時間動かす方が有利なんです。
こういうことを書くと、「お前は原発推進派か?!」と言われるかも。
ちなみにぼくは原発推進派ではありません。
どっちかというと、「卒原発派」かな。
反対するにせよ,賛成するにせよ、ものの道理ははっきりさせておく方がいい。
そういうことです。
2012年7月7日土曜日
北海シマエビのシーズンです!
こんにちは!
オホーツクの初夏の味覚「北海シマエビ」漁が最盛期です。
このエビは、オホーツク海沿岸の汽水域で捕れるエビで、春(と言っても北海道の春ですから初夏)と秋の年2回しか漁のない貴重なエビです。
ぼくは毎年この時期、取り寄せて仕事仲間に振る舞っています。
そんじょそこらじゃ食えない味だぜーってね。
もちろんオレのおごりじゃ!ってね。
捕れたてシマエビを浜茹でして、冷凍or冷蔵で送ってくれます。
1kgで家族4~5人でたっぷり食べられますよ!
冷凍物は冷蔵庫の中で1日ほど自然解凍して、冷蔵物はそのまま、殻をむしって食べるだけ!
冷凍のままなら一月ほど保ちます。
一度に食べるには多すぎるようだったら、必要なだけ解凍して、
残りは冷凍のまま保存するのもいいです。
北海シマエビ(冷凍)
(M)\6000/kgくらい 送料・箱代別
金額は例年値です。詳しくは問い合わせてください。
問い合わせ先
のつけ(堀さん)
tel.fax.01537-2-0641
春エビは(M)サイズがオススメです。
小さめですが身が締まっています。
漁は7月半ばまで。
年に一度の春エビ、ぜひどうぞ!

このエビは、オホーツク海沿岸の汽水域で捕れるエビで、春(と言っても北海道の春ですから初夏)と秋の年2回しか漁のない貴重なエビです。
ぼくは毎年この時期、取り寄せて仕事仲間に振る舞っています。
そんじょそこらじゃ食えない味だぜーってね。
もちろんオレのおごりじゃ!ってね。
捕れたてシマエビを浜茹でして、冷凍or冷蔵で送ってくれます。
1kgで家族4~5人でたっぷり食べられますよ!
冷凍物は冷蔵庫の中で1日ほど自然解凍して、冷蔵物はそのまま、殻をむしって食べるだけ!
冷凍のままなら一月ほど保ちます。
一度に食べるには多すぎるようだったら、必要なだけ解凍して、
残りは冷凍のまま保存するのもいいです。
北海シマエビ(冷凍)
(M)\6000/kgくらい 送料・箱代別
金額は例年値です。詳しくは問い合わせてください。
問い合わせ先
のつけ(堀さん)
tel.fax.01537-2-0641
春エビは(M)サイズがオススメです。
小さめですが身が締まっています。
漁は7月半ばまで。
年に一度の春エビ、ぜひどうぞ!
2012年7月6日金曜日
勉強を楽しくするコツ
こんにちは
今、職場の若いスタッフにエネルギー管理士国家試験の勉強を教えています。
昨日、そのスタッフは業務命令でエネルギー管理員資格取得講習に参加してきました。
エネルギー管理員とは、それほど難度の高くないエネルギー管理を実施する資格者のこと。
難度は高くないけど,エネルギー管理はしなければいけない事業所はたくさんある。
だから、エネルギー管理員はたくさんの人数が必要になります。
一度に何百人も集めて、1日講習を受講させ、それだけで資格を与えます。
エネルギー管理工学のド素人な人たちに、たった1日の講習受講です。
たいていの人は,講義内容はちんぷんかんぷん。
わかりもせず,面白くもない講義を聴いて、ただ時間だけをその場で消費して帰ってくる。
当然、実力も身につかない。
う~む。
いくら難度の高くないエネルギー管理だからって、それで実務がちゃんとできるのでしょうか。
アリバイ作りみたいな制度だなあ、とぼくは思っちゃいます。
さて、話を戻して。
この講習を受講してきた彼曰く
これまで仕事で参加させられる講習は、つまらなくて
時間が長くて長くて仕方なかった。
でも普段エネルギー管理の勉強しているから、昨日の
講習は面白くてたまらなくて、時間もあっという間だった
だって。
大変よろしい!
その通りなのだ。
勉強がつまらなかったり、退屈だったりするのは、先生が悪いのでもなく、役にも立たない勉強だからじゃない。
自分が勉強していないからだ。
自分から勉強すれば、面白くもなり、役にも立つようになるんだ。
今、職場の若いスタッフにエネルギー管理士国家試験の勉強を教えています。
昨日、そのスタッフは業務命令でエネルギー管理員資格取得講習に参加してきました。
エネルギー管理員とは、それほど難度の高くないエネルギー管理を実施する資格者のこと。
難度は高くないけど,エネルギー管理はしなければいけない事業所はたくさんある。
だから、エネルギー管理員はたくさんの人数が必要になります。
一度に何百人も集めて、1日講習を受講させ、それだけで資格を与えます。
エネルギー管理工学のド素人な人たちに、たった1日の講習受講です。
たいていの人は,講義内容はちんぷんかんぷん。
わかりもせず,面白くもない講義を聴いて、ただ時間だけをその場で消費して帰ってくる。
当然、実力も身につかない。
う~む。
いくら難度の高くないエネルギー管理だからって、それで実務がちゃんとできるのでしょうか。
アリバイ作りみたいな制度だなあ、とぼくは思っちゃいます。
さて、話を戻して。
この講習を受講してきた彼曰く
これまで仕事で参加させられる講習は、つまらなくて
時間が長くて長くて仕方なかった。
でも普段エネルギー管理の勉強しているから、昨日の
講習は面白くてたまらなくて、時間もあっという間だった
だって。
大変よろしい!
その通りなのだ。
勉強がつまらなかったり、退屈だったりするのは、先生が悪いのでもなく、役にも立たない勉強だからじゃない。
自分が勉強していないからだ。
自分から勉強すれば、面白くもなり、役にも立つようになるんだ。
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