2014年4月5日土曜日

我が家の今年度の教育方針

はっちゃんととんたんは、今日が始業式。
はっちゃんは4年生、とんたんは2年生になりましたよ。
今朝、今年度の教育方針を子どもたちに伝えました。
 
まずはとんたんのはこうです。
 
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峻貴君
 
子どもの仕事は、勉強とお手伝いと遊びです。みんなしっかりやりなさい。
 
勉強
2年生は毎日40分勉強しなくてはいけません。以下のようにやりなさい。
 
・学校のある日
朝20分;漢字の練習
夕方20分;学校の宿題、朝のやり残し
 
・学校が休みの日、夏冬春休み
朝20分;漢字の練習、算数の勉強
夕方20分;日記と音読、算数か国語の勉強
 
お手伝い
・雨戸の開け閉め。
・玄関掃除。
・はっちゃんの料理の手伝い。
 
遊び
・iPad、iPod、パソコンでのゲームは土日だけ貸出。ただし、勉強のために使う場合はその他の日も貸し出しますから、何に使うかお父さんかお母さんに言ってください。
 
お小遣い
勉強、お手伝い、遊びとも一生懸命できたら、毎月20日に2000円渡します。
・今年からおやつは自分のお小遣いで買いなさい。
・その他は自分で自由に計画的に使いなさい。
・旅行の時は臨時お小遣いをあげます。
・週に1冊、好きな本を買ってあげます。マンガでもいいです。
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次ははっちゃん。
 
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溌貴君
 
子どもの仕事は、勉強とお手伝いと遊びです。みんなしっかりやりなさい。
 
勉強
4年生は毎日80分勉強しなくてはいけません。以下のようにやりなさい。
 
・学校のある日
朝30分;漢字の練習、言葉の練習、計算練習
夕方50分;学校の宿題、朝のやり残し、理科と社会科の本を2ページずつ読む
 
・学校が休みの日、夏冬春休み
朝40分;漢字の練習、言葉の練習、算数の勉強
夕方40分;日記と音読、算数の勉強、国語の勉強、理科か社会科の勉強
 
お手伝い
・洗濯物(溌貴、峻貴、お父さん)をタンスにしまうこと。
・お風呂掃除。
・週に一度、料理をつくる。メニュー選び、買い物、料理、後片付けまで。
 
遊び
・iPad、iPod、パソコンでのゲームは土日だけ貸出。ただし、勉強のために使う場合はその他の日も貸し出しますから、何に使うかお父さんかお母さんに言ってください。
 
お小遣い
勉強、お手伝い、遊びとも一生懸命できたら、毎月20日に4000円渡します。
・毎月最低1000円は貯金しておくこと。旅行の時の臨時お小遣いはあげません。
・その他は自分で自由に計画的に使いなさい。おやつも自分で買いなさい。
・今年からマンガ等楽しみのための本は自分で買いなさい。その代わり、週に1冊お父さんから渡される本を読むこと。
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我が家は、
 
  勉強;学年×20分間
  お小遣い;学年×1000円
 
としています。
お小遣い額は小学生にしては多いと思いますが、年齢に応じて徐々に自分でコントロールする範囲を広くしていきたい、という意図です。
いずれは服なども自分のお小遣いで買うようにしたいわけです。
お金のコントロールも社会人になったときに必須の技術だと思っています。
コントロールする技術も一朝一夕には身につかない。
子どもの頃から徐々に身につけていくものだと思います。
そのためにはある程度の金額を、子どもに任せることが必要。
その目安を、学年×1000円としたのです。
中3で9000円、高3で12000円です。
高3でこの程度のお金をコントロールできないと、大学生になってバイトしたりで数万円を扱うことになり、社会人になれば二十万円以上のお金をやりくりすることはできないだろうと思う次第。
 
そしてそのお小遣いは「仕事」とリンクさせる。
子どもの仕事は、まずは勉強です。
勉強は子ども時代に一番重要な子どもの仕事であることを、しっかり認識させる。
勉強時間、勉強量も増えるから、お小遣いも増える。
お小遣いが増える代わりに、勉強時間、勉強量も増えていくんだ。
そういうあたりまえの認識を持ってもらいたいんです。
仕事もせずにお金だけくれ、という大人になってほしくないですからね。
 
もちろん、勉強だけやっていればよいとも思わないので、家事分担もさせます。
その家事分担も、子どもたちが将来ひとり暮らしをするときのスキルとなるようなものにしていく。
料理を作り、洗濯をし、掃除をする。
生活のベースとなるスキルを育てるのも親の務めでしょう。
 
ところで、はっちゃんに強制的に読ませる本として、星新一『気まぐれロボット』を渡しました。
学校の行き帰りに少しずつ読んでくれればいいなあと思っています。
気に入ってくれたら、今年は星新一漬けにしようかと。

 

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