2015年1月17日土曜日

過去問主義で行け!

こんにちは

昨日は子どもたち,学校で漢字検定受検でした。
二人とも過去問を何度もくり返し、90点台確実なレベルまで仕上がりました。
ていねいに字を書きなさい,提出前に必ず見直しなさい。
朝この二つだけ言って,送り出しました。

はっちゃんは昨日の日記にこう書きました。

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「漢検」
今日は1時間目とちょっとの間、漢字検定がありました。
ぼくは自分のクラス、4Bでやりました。
今回は5級、六年生の漢字を受けました。
ぼくは、「満点めざそう!」という気持ちでいどんでいたのですが、三問ほどわからないものがあって、残念でした。
けれどぼく的には、前の時よりできた気がするので、そこは良かったです。
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我が家は「過去問主義」です。
過去に出題された問題を徹底的にくり返し勉強する。
できなかった問題に印を付け、それができるようになるまで何回でもやる。
スラスラ解けるようになるまでくり返す。

でも過去問だけで100点を取ることは難しいのです。
なぜなら新出問題が必ずあるからです。
新たな問題、経験していない問題はできないかもしれない。
その意味で、過去問主義は完璧主義、100点主義ではないのです。

100点主義は不合理です。
100点を取るためには、あらゆる問題を網羅して勉強しなければなりません。
どんな新出問題が出るか分からないのですから、出題範囲をくまなく全て勉強しなければ、100点は狙えないわけです。
それこそ「重箱の隅」みたいなことまで勉強しなければならなくなります。
とんでもなく労力と時間を使います。
いくらやっても、すべてをやった、と判断できないので、不安を消し去ることができません。
時間も心も萎えてしまいますよ。

でも過去問がスラスラ解けるなら、十分合格ラインを突破することができます。
それが時間と気持ちに余裕をもたらします。
その余裕があれば、未経験の問題にチャレンジしていけるのです。
新出問題は解ければラッキーですし、たとえ解けなくても経験値が上がります。
次へつながるタネになるのです。

過去問主義は大人になってから、社会に出てからも役に立ちます。
闇雲に長時間仕事をしなくてすむようになれる。
どんな仕事だって9割は過去のくり返し。
過去にも同様な仕事があり、誰かがそれをやっている。
それを参照すれば早く確実に合格ラインの仕事ができます。
時間と心に余裕ができ、新たな残り1割の仕事にチャレンジしていけるのです。

ルーチン仕事、過去に度々あった仕事は「できてあたりまえ」です。
逆に言えば、できないと叱られます。
仕事で叱られている人の原因は、無手勝流、自分勝手にやっていることがほとんど。
過去問をやってないんです。

新出問題は誰も経験していないものですから、「できなくてもしかたない」ものです。
新たな問題に挑戦して、それでできなくても叱られることはまずありません。表だってはね(笑)
逆に言えば、できたらスゲー!なのです。
できてもできなくても自分の経験値を上げ、実力を伸ばします。
我が子たちにはそういう人生を作っていってもらいたい。
だから、過去問主義なのです。

我が家では休日はいつもより1時間くらい遅く起きます。
目覚ましかけないで、自然に目が覚めるまで眠り、平日の疲れを取ります。親子とも(主に親)。
休日だって、起きたあと、朝食前に勉強をします。
「朝飯前の一仕事」です。
勉強は子どもの一番大事な仕事ですからね。
仕事をしないと「働かざる者喰うべからず」になります。
そんなことわざを教えながら勉強です。

漢字検定が終わったので、次は3月の算数検定に向けて、2月は算数に重点を置いて勉強していきます。
はっちゃんは小5の算数を徹底的にくり返し。
小5の算数で、分数の加減算を十分習熟しておかないと、中高大で困りますから。
とんたんは、学校の「九九名人」にもまだ合格していません。
逆さ九九を90秒で言えないと、九九名人になれないのです。
2月中に名人になれるよう、少しずつ練習します。

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