こんにちは
大晦日の日、子どもたちと近所のスーパーコモディイイダに買い物に行きました。
ここにはちゃんとおもちゃ売り場もある。
子どもたち二人はさっそくおもちゃ売り場に。
あれこれ物色していました。
今トミカに夢中になっている二人は、それぞれトミカの大箱を欲しがりました。
値段を見ると数千円、ちょっと買い与えるには高すぎるものです。
ぼくは言いました。
「明日はお正月だから、きっとおじいちゃんからお年玉もらえるよ。お年玉もらったら買いに来よう」
いただいたお年玉は、半分は好きなものを買う、半分は貯金と決めています。
全部使っちゃうのもバカ、全部貯金させる親もバカ、だと思っていますからね。
お年玉で自分の好きなものを買うってことも、楽しいことだし、お年玉をもらったことへの感謝の気持ちにもつながります。
その代わり、その金額の範囲で子どもが欲しいものを無条件に買う。
そんなの買っちゃいけません、なんて絶対言わない。
無駄遣いだなーと思っても、まあ半額は貯金するんだからいいでしょ。
ともかく、今は我慢させたわけです。
だって今持っているお金は、親のお金だしね。
100円くらいのものなら買ってやってもいいけど、数千円じゃあねえ。
教育上もよろしくない。
さすがにはつき君5歳はすぐ理解して、我慢することができました。
が、とんたんもうすぐ3歳は理解できなかったみたいです。
泣き出しちゃいましたよー。
「今日は買えないんだよ。お正月、きっと買いに来よう」ときっぱりと言いました。
とんたんはぼくに似てシツコイ性格ですから、10分以上もスーパーの入り口で泣き続けました。
スーパーに買い物に来る人たちにも「あらかわいそうに」なんて言われましたけど。
こういうときは親も我慢ですね。
橘玲『得する生活』幻冬舎\1500-にこうありました。
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ビジネスであれ、恋愛であれ、よい人間関係は信頼によって育まれる。
他者の信頼を得るには、約束を守らなければならない。
市場経済においては、一般的に、信用は失うものの多寡によって計測される。
社会的に成功し、大きな資産を築き、ビジネスパートナーに恵まれた人は、他人を騙すことで得る幾ばくかの金よりも失うものがはるかに大きいから、自己の評判を維持するために積極的に約束を守ろうとする。
その一方で、失うもののない人物は簡単に約束を反故にする。
他人を裏切って手にする富の方が魅力的だからだ。(28p)
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3歳といえども、我慢と約束は大切だと言うことを分かってもらいたい。
我慢するから約束は守られるんだ、ということをね。
お正月、おじいちゃんなどからお年玉をもらえました。
欲しいおもちゃが買える金額(その倍)以上もらえたんです。
はつき君は、おもちゃを買いに行く気満々になりました。
でも元旦はスーパーはお休み。
更に一日我慢しなくちゃいけない。
でもワクワクしながら我慢するのもいいことですよね。
そして今日、スーパーの開店する10時に買いに行きました。
子どもとの約束は必ず守る。
信頼とは約束を守ることに他ならないからです。
それが子どもたちが将来、社会から信頼される人間になるための訓練になるからです。
今日は一日中、そのおもちゃに熱中して遊んでいます。
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