2010年5月5日水曜日

ケンカをしよう!


こんにちは

今日は5月5日こどもの日。
我が家も毎年、子どもたちの背丈を測って柱に傷を付けています。
はつき君は110cm、とんたんは104cmでした。
去年の柱の傷を見てみたら、とんたんは4歳の時のはつき君より背が高くなっちゃっていました。
高校生くらいでとんたんの背の方がはつき君より大きくなりそうかなって思っていましたが、もしかすると1~2年後に逆転??
はつき君、好き嫌いしないでもっと食べなさーい!

身体の大きさが同じ位なので、よく街で「あら、双子ちゃん?」なんて言われちゃいます。
お話ししてみると、とんたんはまだまだ言葉がつたなくて、幼児だって分かります。
身体が同格なので、はつき君ととんたんは結構取っ組み合ってケンカします。
互角に戦って、時にはつき君の方が泣いちゃったりして。
なぜならとんたんはまだ手加減ってものを知らない。
興奮して思いっきりぶっちゃったりするんですよー。

ケンカしてても素手どうしだったらそのままやらせておきます。
何か道具を持って振り回したりするときは叱りますけどね。
お互い叩いたり叩かれたりすることで、痛みも分かってくるんだと思うのです。

澤口俊之『学力と社会力を伸ばす脳教育』講談社+α新書¥838-にこうありました。

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幼児期での多少の「ケンカ」は重要である。
論理的にいって、8歳くらいまでの臨界期に傷み神経回路を発達させておかないと、その後に、相手の心の痛みや疎外感などを推測する能力が育たない。
心の理論もそうである。
冷酷ないじめやクラスメートを奴隷あつかいするような子どもになりかねないわけである。(131p)
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「心の理論」とは、こうしたら相手はどう思うか、と類推できる能力です。
やっぱり心の痛みが分かるためには、子どもの頃に肉体の痛みをちゃんと経験しておかないといけないんですよね。
身体の痛みのアナロジーとして、心の痛みも分かってくるんです。
だから取っ組み合いのケンカもじゃんじゃんしろーって思っているのです。

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