2011年8月27日土曜日

よいところも見よう!


こんにちは

7/10に受験したITパスポート試験の合格発表がありました。
もちろん合格です!えへん。
自己採点通り100点満点中84点の出来。えへん、えへん!
先ずは「毎年ひとつは資格を増やす」という目標達成です。えへん、えへん、えへん!

今年は欲張って、あと3つ受験する予定です。電験1種、特級ボイラ、メンタルヘルス1種。
全部合格ってわけにはいきそうもありませんが、もうひとつくらい合格を増やしたいなーって思って、毎日ちょっとずつ勉強を続けています。
資格試験も合格するためにそれほどの才能はいりません。
勉強したかしないかで合否が決まるだけです。
イチローも言っていますよ。
「小さなことを積み上げることがとんでもないところに行く唯一の道だ」って。
だから毎日コツコツと。

さて。
3.11の地震、そして津波による被害。
原発停止による電力不足。
東京電力もどうやらこの夏のブラックアウトや輪番停電は乗りきれたようです。
よかった、よかった。

それは、市民や企業が節電に協力したからってこともあります。
企業の場合、法律で15%節電を義務付けたのでがんばらざるを得なかったんだけどね。
でもね、東京電力やメーカー、協力会社のエンジニアたちの必死のがんばりもあったんだと思うんですよ。
それは、火力発電所の迅速な復旧。
津波によって、太平洋沿岸の火力発電所も相当ダメージを受けたんです。

たとえば、地震で止まってた鹿島火力は一ヶ月くらいで復帰。
津波でかなりやられてた広野火力も7月半ばには全面復帰したんです。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110715_460945.html
広野火力の復帰で、地震や津波でやられていた火力はもちろん、休止していた火力発電所もすべて動き出した。
みんなが節電してくれたことに加えて、火力の復帰で発電余力も増えて、安定供給ができるようになったんですね。
それが7月半ばの暑い夏が始まるギリギリで間に合ったんです。
この数ヶ月の現場のエンジニアたちの努力は凄いものだっただろうと想像します。

こういうことって、あんまりテレビや新聞で報道されないんですよね。
とても残念なことだと思います。
岩田健太郎『1秒もムダに生きない』光文社新書\760-にもこんなことが書いてありました。

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官僚のほうも、以前は「現場を知らない」机上の空論チックな政策が多かったの
ですが、最近はメールやネットを駆使して「現場でなにが起きているのか」をよ
く理解するようになりました。
2011年3月の地震のときは、厚労省が次々と、医療や薬事に関する規制を解除して、被災地への医療支援を行いやすくしましたが(その功績はもっともっと評価されてよいと僕は思います)、彼らはメーリング・リストやネットを通じて、現場でなにが足りないのか、行政になにが求められているのかを、かつてに比べてはるかに熟知していました。(144p)
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ほほー。
厚労省もがんばっていたんですね。
ちっとも知りませんでした。
これもあまり新聞やテレビのニュースで報道されていないことだと思います。
いろいろ批判ばかりされているお役人だって、スバラシイことをしているんです。

ある心理学者の人が、幼い子どもにテレビのニュースは見せるな、と言っていました。
残酷な映像が無防備に放送されるからです。
どうもテレビも新聞も、悪い話ばかり報道するんですよ。
テレビや新聞に頼っていると、世の中悪いことばかり起こっているように思えてきます。
悪人探し、犯人探しばかりしているんです。
それは、子どもだけじゃなく大人の認識も歪めてしまいそうです。
テレビや新聞にどっぷり使っていると、悲観的になりすぎるんじゃないかって思います。

世の中、いいことだってたくさんあるんです。
いいことをしている人もたくさんいる。
そういうのをもっとぼくらは見つけて、みんなに知らせなくちゃって思います。
もちろん悪いことから目を逸らすわけじゃありません。
でも世の中悪い事だらけ、悪いものだらけだと思うと、自分まで悪いことをしたり、あるいは何をやってもダメだと思いがちになってしまう。
良いこともあり、良い人もいるって知れば、自分にも何かできることはないかって思い、行動に移す人も増えるんだと思います。

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