2013年3月3日日曜日

我慢を教える

こんにちは
ぼくはほどほどにはいいお給料をいただいていると思います。
でも、単身赴任。
けちけち生活をしていますが、やっぱりお金がかかります。
毎週の深夜バス往復も、いくら安いバスでも月に4万円以上にはなってしまいます。
復興財源確保のための特例法で、月給、ボーナス、管理職手当すべて10%カット。
やはりダメージ大きいです。
この減額分に充当するために、毎月積み立てていた「夢貯金」を1/6に減額しました。
夢もしぼむぜ。。。
そのほか、健康保険料が上がったり、ちょこちょこ税金が高くなっていたり、物価もじわじわ高くなっていますよね。
子ども手当もほとんどなくなりました。
幼稚園を卒園しちゃいますから、区の幼稚園補助もなくなる。
二人の子どもが私学に入り、学費や諸々で年間二人分合計で100万円くらいはかかるでしょう。
この学費などは、毎月積み立てている「離婚貯金」を半年ごとに解約して充当する予定です。
残る我が家の貯金は、二人の子どもたちの毎月の「成長預金」だけ。
体重1g=1円として、小学校卒業時を満期に定期預金にしています。
二人ともすでに体重は30kgを超えましたから、毎月3万円以上貯金が増えていきます。
たぶん小学校卒業時には250万円くらいにはなりそうです。
これは中学の入学金+初年度学費にしようと思います。
そんなこんなで、我が家の家計はかなり厳しいのです。
当然、子どもたちも我慢しなくちゃいけません。
でも、それも教育上いいことだと思うのです。
ほしいもの、行きたいところ、全部が満たされることはない。
何を選んで何を我慢するのか。
そういうことも、成長のため必要なことだと思います。
元マイクロソフト社長成毛眞さんもこう言っています。
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まず、良識ある父母というのは、子どもに“我慢”というものを教え込む。
あれ買ってこれ買ってと言ってくる子どもに、きちんと我慢させることを通して、親というのは子どもより上の存在であることや、社会では自分の思い通りにならないことが存在し得ることを、前もって植えつけておくのだ。
この教育過程のない子どもは、発達障害を起こす可能性が高くなることが発達心理学の領域でも知られている。
まったく我慢を学ばなかった子どもは将来的に、爆音を立てて夜の道路を走り回ったり、散財を繰り返したりするといった発散的な気質も研究では指摘されている。
さらには、一つのことに集中することができず、いつまでたっても仕事に就かない、仕事を終えることができない等の注意力散漫な気質になるなどの分析結果もある。
もし、自分の親が幼いころに厳しくしてくれていたら、そのことには感謝すべきである。
(『成毛眞のスティーブジョブズ超解釈』KKベストセラーズ¥1333-、175p)
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我が家は家計のこともオープンに子どもたちにも話しちゃっています。
先月はあそこに行っちゃったので、クレジットカード払いが多くなってしまって、厳しいぞ。
先月はあまり買い物をしなかったから、少し楽だなあ。
それを聞いた子どもたちは、あまり無理なことを言わなくなります。
ほしいものがあっても、お誕生日までがまんしよう、お小遣いを貯金しよう、クリスマスにおじいちゃんにおねだりしよう、などと算段しています。
そういうのもなかなかいいなあって、ぼくは思っています。

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