2014年2月2日日曜日

加点法で評価せよ!

 
先週金曜日、学校で漢字検定を受検しました。
かなり手ごたえがあったらしく、とんたんは「100点取れたかも!」、はっちゃんも「1問だけ自信なかったけど、全部書けた!」とのこと。
はっちゃんの最後の追い上げが素晴らしく、復習の効果も発揮されたようです。
はっちゃんはその日の日記にこう書きましたよ。
 
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今日は漢字けんていがありました。
ぼくはきんちょうしながら4Aに行きました。
とちゅう、うららさんと
「何級受ける?」
と話しました。
問題用紙とかい答用紙を切りはなすときに、よびがないと先生が言っていたので、しんちょうに切りはなしました。
百点満点の自信があります。
結果が楽しみです。
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100点満点かどうかはわかりませんが、二人とも合格ラインを大きく超えたことは確かなようです。
ぼくは子どもたちにこう言っていました。
 
 とんたんは1年生だから90点、はっちゃんは3年生だから80点を目標にしなさい。
 それで、それ以上の点数が取れたら素晴らしい。
 100点だったらグレートだ!
 
ぼくは基準は満たしつつ「加点法」で評価したいと思うのです。
100点を目標にしちゃうと、100点以下の場合それは減点です。
減点法で評価するのは,子どもの教育にはよろしくないと思うわけです。
合格基準を決めて、そこに上乗せしていく。
上乗せ分は,ボーナスポイントなわけです。
その方が嬉しいでしょ。
 
川口淳一郎さんもこう言っています。
 
  加点法の評価とは「成功を数える評価」で,
   減点法の評価とは「失敗を数える評価」です.
   (川口淳一郎『はやぶさ式子育て法』青春出版社)
 
とにもかくにも、ふたりとも良い出来だったようで、自信たっぷりです。
結果が楽しみ、というのがいいですよねー。
頼もしい限りです!
 
二人とも先へ進んで問題なし、と判断しました。
漢検の翌日から、はっちゃんは5年生の漢字を、とんたんは2年生の漢字を勉強開始です。
 
はっちゃんは次の漢検6級を7月に、とんたんは9級を11月に合格することを目指します。
漢字学習で一番難しいのは3年、4年生です。
4年生の漢字までで、ほとんどすべての字体が出てきてしまいます。
5年生以上はその組み合わせばかりです。
だから小5レベルの6級はスラスラ進めていけると思います。
 
例によって下村式漢字練習ノートで進めていきますが、はっちゃんは毎朝3文字ずつ新しい感じを練習していきます。
とんたんは毎朝2文字ずつですね。
我が子たちには小4終了までに、小学校で習う漢字はすべて覚えさせちゃうつもりです。
そうすれば、小5からは新書レベルの本を読みこなせるようになるはず。
大人が読む本も読めるようになるのです。
そうすればどんどんと知識を自力で増やしていけるのです。
 
漢字とともに,計算練習も先取り学習をしています。
はっちゃんは今、小4で習う「計算の決まり」を勉強。
とんたんも小2の2桁の足し算、引き算です。
読み書き計算は、一生役に立つ道具です。
何を学んで行くにも必要なもの。
だからしっかりとした道具を小学生のうちに身につけるのです。

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