2015年8月29日土曜日

かわいい子には旅をさせよ

こんにちは
 
少々雨模様の天気予報でしたが、子どもたちは予定通り秩父旅に行ってきました。
幸いなんとか天気は保ったようで、ほぼ計画通りに行ってこられたようです。
予定通りに行かなかったのは、朝わらじカツ丼が買えなかった事くらいでしょうか(笑)。
そういうトラブルにも臨機応変に対応するって事も、大切な経験ですよね。
 
子どもだけの旅、自分たちで計画し、自分のお小遣いを貯め、切符も自分で買い、全部丸ごと自分たちでやってみる。
すごく心を成長させてくれますね。
かわいい子には旅をさせよ、は本当なんです。
今回は日帰りでしたが、来年の夏休みには1泊旅行をさせてみたいなと思っています。
そして中学生になったら、ひとり旅もいいですね。
 
以下、はっちゃんの日記。

 
 
「秩父の旅」              8/27 溌貴
 
今日ついに夢に見ていた秩父旅が実現しました。
絶対に読んでほしいので、濃い字にしています。
 
まずレッドアローに乗り、西武秩父まで行きました。
そこで、
「わらじカツ弁当を買うぞ-!」
と思ったのですが、売り始めが11時だったので、先にライン下りに行きました。
 
ライン下りでは、今日の朝雨がふったらしく、川の水が増していて、かなりの量になり、お客さん全員にものすごい量の水がかかりました。
みんなビニールシートで守りつつ、川下りをしましたが、やはりとてもおもしろかったです。
急なAコース、大波Bコース、そして二つの全コースがあるので、ぜひ先生も行ってみて下さい。
 
次は宝登山に登りに行きました。
ビンをあけたらこおるサイダーも買いました。
ロープウェイから小動物公園に行きました。
その宝登山ロープウェイにはぼくも乗った事があり、とてももり上がりました。
 
小動物公園では、モルモットやサルを見たり、ウサギにエサのニンジンをあげたりしました。
由馬も、
「かわいー、いやされる~」
と言ってハマっていました。
ですが、それよりもハマっていたのが弟で、ニンジンを買いすぎて、
「もうお金が無い!」
となっていました。
 
そこらでアイスを三人で食べながら、次に朝買えなかったわらじカツ丼を買いに行きました。
買った後は、温泉に入りに行きました。
 
温泉はぶこう温泉に行きました。
ゲームコーナーにはリズム天国などがありました。
トミカをそうさするゲームでは、なぜかイナズマイレブンのカードが出てきました。
温泉は炭酸泉があり、ビリビリしてよかったです。
 
終わったら電車で帰りました。
とても楽しい三人旅になりました。
今度は青森などにも行きたいです。

2015年8月2日日曜日

初めてのこと、やったことのないことをやる価値

こんにちは
 
とんたんの今年の夏休みの自由研究は、「千川上水」です。
千川の最上流から最下流まで、自転車で行ってみることにしました。
現地を自分の目で見て、その上で本などを読んで調べる。
それをレポートにまとめる、という算段にしました。
ぼくも千川の取水口や末端は見たことがありません。
ワクワクしますねー。
 
我が家は千川上水のちょうど真ん中あたりにあります。
千川の総延長は22kmだそうです。
行って帰ってくる重複距離まで含めると、50kmくらいになるでしょうか。
かなりヘヴィですね。
1日では無理そうなので、7/28と8/1、二日間で行くことにしました。
 
初日は取水口まで行ってみました。
取水口から数kmは、川の流れが復元されており、たどりやすい。
川が目に見えるから、どっちに進めば取水口に行けるか分かりますからね。
ところが上石神井あたりから下流は暗渠化されて、川の流れが目で見られなくなります。
それでも暗渠化された上部の道路には「千川通り」という名が付けられており、通りに沿っていけば千川をたどることができます。
 
富士見台あたりからは、歩道に桜並木も続きます。
千川沿いに植えられていた桜ですね。
とんたんに「桜の根はガッシリしているから、川の縁に植えておくと堤が壊れにくくなるんだ」なんて話もしました。
初日は江古田あたりまでたどって、疲れたのでそこまでにしました。
ここまでで約30kmのサイクリング。
夏の暑さで、結構疲れました。
 
二日目は千川の末端まで行く。
ぼくも東長崎から先には行ったことがありません。
10年ほど前武蔵高校の生徒が千川を調べた資料をNetで見つけました。
http://www.geocities.jp/sirakigi/senkawa1.html
ここに載っていた地図を頼りに、千川の末端まで行ってみようと思いました。
とんたんと二人で出発です。
 
東長崎を過ぎたあたりから千川通りの名前が消えます。
地図を頼りに進んでいくと古い桜の並木を発見。
こっちが千川だな、とわかりました。
 
ところが、大山あたりからはその桜並木もなくなります。
地図だけが頼りですが、本当に千川沿いなのかどうかはっきりわからなくなってしまいました。
地図も10年ほど前のものなので、結構現状と違うんです。
迷ってしまいました。
 
交番で聞いてもはっきり分かりません。
おまわりさんだって地元の人でもないし、昔のことなんか知らなくて当然ですよね。
板橋を過ぎ、小滝橋の公民館の警備をしていた地元の人らしいおじいさんに聞いても、はっきりしませんでした。
資料によると、千川は小滝橋で石神井川に接続、放流されているとありましたから、ここで末端まで来たことにする。
まあまあのところで妥協ですね。
 
夏の炎天下の中、あちこち迷いながら来たので、とんたんは不機嫌。
「ちゃんと調べてから来ればいいのに。。。迷ったのはお父さんのせいだ」
なんてぶつぶつ言っている。
ぼくは気にせず、帰り道に向かいました。
 
帰り道の途中、江古田でお昼ご飯を食べることにしました。
機嫌を直そうと思って(笑)とんたんの大好きなステーキ。
美味しいものを食べて機嫌が直ってきたところで、こんな話をしました。
 
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とんたん、初めて行く場所で大変だったね。
よくがんばりました。
何でも初めてやるって大変なんだよね。
迷ったり、失敗したり。
よく調べて準備していても、失敗することが多いんだよ。
 
でも初めてのこと、まだやったことのないことに挑戦することは大切なんだ。
初めてのこと、まだやったことのないことは難しいことだからね。
難しいことができたら、すげーじゃん。
大変だから価値があるんだ。
 
とんたんが将来、社長さんになったときのことを想像してみてよ。
社長さんは、社員に働いてもらってお給料を渡すんだよね。
難しい仕事があったとするでしょ。
それをある社員にやってもらおうと思う。
その時その社員が「嫌だなあ。こんなことやったことないよ。無理、無理。もっと簡単で楽な仕事にしてください」なんて言ったら、社長はどう思う?
社長としてこういう社員に高い給料を払うだろうか。
払いたくないよね。
お給料を払うどころか、こんな奴辞めて欲しい、って思っちゃうでしょ。
 
別の社員は「やってみます。がんばってみましょう!」と言う。
社長は嬉しいよね。
こいつは役に立つ人間だなあ、って思うでしょ。
よし、この仕事がうまくいったらこの社員の給料を上げてやろう、って。
 
逆に、とんたんが将来、会社の社員になったときのことも想像してみよう。
社長さんが、ラクで簡単な仕事ばっかり取ってくる。
「我が社は難しいことはやりません」ってね。
そんな会社、儲かると思う?
儲からなければ社員のお給料も少ないのは当たり前。
もっといい会社に転職した方がいいかもね。
社長さんが「この仕事は大変です。でもやってみましょう。完成すればたくさん儲かります。みなさんのお給料もアップします!」って言ったら、社員だってがんばろう!って気になるよねー。
 
夏休みの自由研究も初めてやることで、大変だし難しい。
ラクじゃない。
それを子どもにやらせるのはなぜだろう。
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ステーキを焼きながら、喰いながらなんで、ちゃんと伝わったかどうか分かりません。
いっぺんに理解することは無理だし、理解できなくてもいい。
大事なことは、チャンスを捉えて何度でもシツコクくり返さないとね。
 

2015年7月20日月曜日

成功は成功の素

こんにちは
 
とんたんの漢字テストが戻ってきました。

見事、98点!
たったの1問だけの間違い。
すばらしい!
先生のコメントも愉快、愉快!
 
実はもう1問間違えていたところがあるんですが、採点上マルがついていました。
ボーナス点?
ま、それも実力のうち!
 
2年生の最後の方は、とんたんも漢字テストは100点かそれに近い点数でした。
3年生になって、新しい漢字を習い始めたことと、先生が替わって採点が厳しくなったので、あまりよい点数が取れなくなっていました。
こりゃー親としても少してこ入れしてやらなくちゃ、って思いました。
「ぼくは漢字が苦手なんだ」と思い込んじゃう恐れがありますからね。
 
苦手意識が根付いちゃうと、努力する前にあきらめちゃう。
いわゆる「負け犬根性」ですな。
負け犬根性を身につけないためには、結果を出さなくちゃ行けません。
いい点数を取る。
そのために努力する。
 
幸い、漢字テストに出題される問題は予め示されていました。
宿題としても同一問題が出されていました。
だからこれだけをくり返しやれば、必ず合格点が取れるんです。
漢字練習ノートにその問題を書いてやり、朝夕くり返し勉強させましたよ。
何が出題されるか分からないテストをする先生は、教育者じゃありません。
とんたんの担任の先生が、ものの道理が分かった先生でよかったです。
 
子どもの教育の目標の大きなものとして、「努力する習慣を身につける」があると思います。
そのためには、きちんと段取りを取って、努力して、きちんと結果を出す。
つまり、成功させないと努力する習慣は身につかないんです。
 
教室は間違えるところだ、なーんて言う先生がいますよねー。
安易にそんなことを言うなって思いますよ。
子どもたちを十分鍛えてやってから言ってくれって。
 
昔、ある学校で研究授業を見たとき、学級目標が「教室は間違えることころだ」でした。
その授業でこんな場面がホントにあったんですよ。
 
  先生「教室は間違えるところです。さあ、自分の考えを自信をもって言いなさい。さあ、A君どうぞ」
  生徒A「○○○だと思います」 
  先生「いや、それはちょっと違うな。では他の人?」 
  生徒A「・・・」
 
笑い話みたいですが、こんな授業されたら「もう二度と発言なんかしないぞ」って思いますよね、子どもは当然。
ぼくだって「教室は間違えるところだ」って思いますよ。
間違いを恐れず自分の考えを述べられる。
それが理想だって。
でも、理想はすぐには実現しないんです。
きちんと戦略を持って、段取りを組んで、戦略的に教育しなくちゃ。
 
成功が成功を生む、って思うのです。
小学生なら成功9割、失敗1割くらいですね。
そのくらいの成功体験がないと、失敗を恐れるようになります。
ほとんど成功しているから、失敗を恐れなくなるんです。
だって自信があるから。
 
その失敗も、小さな失敗、ダメージの大きくない失敗、もうちょっとな失敗、惜しい失敗がいい。
小さな失敗だから、めげずにすむ。
ダメージが大きくないから、立ち直りも早い。
もうちょっとだから、改善する気になる。
惜しかったから、もう一度やる気になる。
 
失敗ばかりの子に、挑戦してみろ、と言う方が間違っています。
成功する見込みがあるから、挑戦できるのです。
あえて失敗してみる、と言う選択肢もないわけじゃありません。
でもそれは、失敗を糧にするだけの実力が備わった人、すなわちかなりの成功をすでに持っている人だからこそできること。
リスクを取れるのは実力がある人だけなんです。
 
失敗学の畑村洋太郎先生はこんなことを言っています。
 
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成功は成功のもと」という法則も本当にあるんです。
成功体験は、その人に自信を与えます。
たとえば、リーダーの養成には適度な失敗以外は成功しか与えてはいけないから、『成功は成功のもと』というのを鉄則にしています。
政治家でも企業の社長でも、自分たちの命運を託していくようなリーダーには、適度な失敗をやらせる以外は全部成功させていくようにまわりが仕向けることも、現実にやられていますから。
和田秀樹/畑村洋太郎『失敗を絶対成功に変える技術』アスキーより
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2015年7月12日日曜日

夏休み科学教室のお知らせ

今年も夏休みにお子さん向けの科学教室を開催。
大阪、兵庫の方、ぜひ~!

8/22(土)
10:30~ 和泉市シティプラザ図書館

13:00~ 和泉図書館

15:30~ 和泉市北部リージョンセンター図書室

https://www.library.izumi.osaka.jp/event/kagaku/150822.1.html


8/23(日)
10:30~ 加古川ウェルネスパーク図書館

13:30~ 高砂市立図書館

努力の基礎訓練

こんにちは
 
とんたん(小3)の担任の先生は、ベテランの先生。
小3,小4は学力の基礎の完成期なので、ベテランの先生に担任してもらった方が好ましいのです。
はっちゃんも3,4年生の時に、ベテランの「昭和の先生」に担任してもらってぐーんと伸びました。
 
とんたんの先生も勉強に対してとても厳しい方。
今のとんたんの課題は『漢字」。
とめ、はね、はらい、曲げをはっきり書き、筆圧を強くして字形も整える。
いい加減な文字を書くと×にされてしまいます。
 
とんたんは身体はでかくても、早生まれなので他の子に比べたらちょっと幼い。
指先も不器用です。
なかなか整った文字を書くのは大変なことは確か。
先生の指導はちょっと厳しいようにも思います。
でもこれもチャンス。
家でも無理のない範囲で少しずつ鍛えていこうと思います。
 
さすがベテランの先生、宿題の出し方も理にかなっています。
今週末の宿題は、漢字コンテストの練習プリント。
月曜日に漢字テストがあるので、それとまったく同じ問題が宿題です。
だからこれをしっかりやっておけば、合格点(80点)は確実に取れる。
あとは親がきちんとやらせるだけです。
朝夕の勉強に漢字練習を組み込みました。
 
小学校でのテストは、「学力を身につけるためのテスト」であるべきです。
入学試験のような、「学力を試すためのテスト」ではありません。
学校の先生はこの二つを混同してはいけませんよ。
学力を身につけるためなのですから、出題範囲を明確にするのは当然です。
 
小学生、小4くらいまでは、テスト問題をそっくりそのまま伝えて、勉強させるくらいでいいと思います。
それさえきちんとやれば大丈夫。
勉強したらきちんと合格点が取れる、という安心感が必要。
勉強したらそれだけの甲斐のあるやり方ですね。
努力と結果が直接結びつくのが良いと思います。
 
せっかく勉強していっても、勉強したことと違う問題が出たりしたら嫌です。
それで合格できなかったら悲しいです。
勉強する気がなくなってしまいます。
努力するのがばからしくなってしまいます。
 
学校の勉強、テストも、努力するための基礎訓練なんだと思います。
だから、結果の出るやり方でやらせる。
努力の甲斐のある方法でやらせることが大切でしょう。
 
そして小5くらいから徐々に、勉強していく範囲を広げていく。
テスト問題<出題範囲としていく。
徐々に、徐々に。
結果を出すためには、必要よりちょっと多く努力することが大事。
そういうことも、テストを通じて教えていくんですね。
学校はそういう機能も持っているんだと思います。
 

2015年7月5日日曜日

夏休みの学習プラン

こんにちは
 
学校から「夏休みの日程表」作成が宿題になったので、それを埋めつつ、これを機会にこの夏休みの我が家での課題を決めました。
決めたことをちゃんと紙に書いておくことが大事。 
親が忘れちゃうからね(笑)
こんなのです。
 
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2015年 夏休みの学習
 
溌貴君
夏休みは学校へ行って勉強しない分、いつもより10分多く勉強しなさい。
朝1時間、夕方1時間、それに加えて自由研究をやる時間を確保しなさい。
それ以外は自由にのびのびと過ごしなさい。
もちろんお手伝いはしなくちゃね。
2日間だけ塾にも通います。
この夏休みの勉強目標は、「筆記体マスターと英検対策」です。
楽しくがんばりましょう。
 
朝のメニュー;6:00~7:00
1.英語筆記体練習と英単語練習
2.漢字検定練習
3.算数「家庭学習」
4.社会科か理科の「基礎ドリ」
 
夕方のメニュー;17:00~18:00
1.日記と音読
2.英語筆記体練習と英語検定練習
3.社会科か理科の「基礎ドリ」
4.朝の残り
 
 
峻貴君
夏休みは学校へ行って勉強しない分、いつもより10分多く勉強しなさい。
朝40分間、夕方40分間、それに加えて自由研究をやる時間を確保しなさい。
それ以外は自由にのびのびと過ごしなさい。
もちろん、お手伝いはしなくちゃね。
4日間だけ塾にも通います。
この夏休みの勉強目標は、「ローマ字のマスター」です。
楽しくがんばりましょう。
 
朝のメニュー;6:00~6:40
1.漢字検定練習
2.算数「家庭学習」と計算練習
3.ローマ字練習
 
夕方のメニュー;17:00~17:40
1.日記と音読
2.ローマ字練習
3.朝の残り
 
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記載があるように、栄光ゼミナールの夏休みセレクトテーマゼミに申し込みました。
塾というのはどういうところか、雰囲気を味わってくるのが主目的です。
 
はっちゃんは「地理総まとめ」2時間×2日間。
かなり難しい内容のようですが、ぼくの教えられない社会科分野を伸ばすため。
家で事前に「基礎ドリ」というドリルで基礎知識を仕入れてから参加させようと思っています。
あんまり難しすぎてめげちゃうと困りますから、ある程度分かる状況にしてから塾通い。
 
とんたんは「地図遊び」1時間×4日間。
日本地図パズルで遊びながら都道府県と県庁所在地を覚えるという内容。
とんたんは楽しんで来られれば十分。
 
いい夏休みにしたいですねー。
 

2015年6月14日日曜日

関口家版「学問のすすめ」

こんにちは
 
あと半月がんばればボーナスだ。
ボーナスが出たらみんなでお寿司を食べに行こう!
ボーナスは嬉しいけど、世の中にはボーナスがない人だってたくさんいるんだよ。
会社員だからって必ずしもボーナスがもらえるわけじゃないんだよ。
はっちゃんに、ボーナスが出る人、出ない人について厚労省のHPを見ながら説明する。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000046231.html
 
会社員の約4割は「非正規労働者」なんだよ。
非正規って言う意味は、ちゃんとした社員じゃない、ってこと。
長くずっとその会社で働く人じゃないってことだね。
臨時的に雇われている人も多い。
だから仕事がなくなれば、辞めさせられちゃう。
あるいは、その人自身がすぐ辞めて、他の会社へ移っちゃうことも多い。
 
6割の人が「正規労働者」。
長くずっとその会社で働く社員ってこと。
もちろん、途中で辞めちゃう人もいるんだけどね。
でも1年とか2年とか短い期間じゃなくて、10年とか20年以上とか長い期間、その会社で働く人。
会社にとっては、長く働くことが期待されている社員、ということでもあるね。
 
年齢ごとの賃金カーブのグラフを見てごらん。
若いときは、非正規労働者も正規労働者も給料は変わらない。
でも年齢が上がるにつれて、給料の差は広がっていくでしょ。
平均でも2倍、50歳くらいになると2.5倍も違う。
何でだろうね。
 
すぐ辞めさせちゃう、辞めちゃうかもしれない人に重要な仕事を任せられるかな。
やっぱり無理だよね。
簡単な誰でもできるような仕事しかさせられない。
簡単な仕事ばかりやっていたら、いつまでたっても能力も上がらないよね。
簡単で誰でもできる仕事に、高いお給料は払えないのは当たり前だよね。
 
でも、長くその会社で働く人、すぐ辞めない社員だったらどうだろう。
だんだん難しい仕事も任せていけるよね。
難しいことをやれば、能力も上がっていく。
だから給料を上げていくことができる。
 
会社が儲からないと給料を払えないのは当然。
会社の儲けをたくさん出せる、つまり役に立つから給料もたくさん出せるだよ。
給料って、自分が働いた分全部もらえるわけじゃない。
給料以上に仕事をして、会社が儲からなくちゃ給料は出ないんだ。
 
で、ボーナスだ。
ボーナスをもらえば嬉しいでしょ。
嬉しければ、もっとこの会社でがんばろう、と思うよね。
会社の方だって、せっかく高い能力を身につけた社員に辞めて欲しくない。
会社にたくさんの儲けをもたらしてくれるんだもん。
だから辞めないようにボーナスを出すわけだね。
 
非正規社員のような、すぐ辞めてしまう、あまり能力の高くない人に、ボーナスを出す気になるだろうか。
辞めても他に代わりになる人はたくさんいる。
会社に引き留める意味はないよね。
だから非正規社員にボーナスが出ないんだよ。
 
どうして正規社員と非正規社員に分かれてしまうんだろう。
いろいろな事情はあるんだろうけど、簡単に言うとこういうことだ。
福沢諭吉は「学問のすすめ」でこう言っているよ。
 
 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり
 されども今広くこの人間世界を見渡すに、
 かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、 富めるもあり、貴人もあり、下人もあり
 
生まれたときはどんな人も同じなのに、大人になると素晴らしい人もいれば、ダメな人もいる。
どうしてこんな差が付いちゃうんだろう、って話。
福沢先生はこの差は、
 
 学ぶと学ばざるとの差なり
 
と言ってるわけだ。
子どもの頃によく学んだかどうか、そしてその基礎の上に大人になっても学び続けているかどうか。
それが、人と人との差になってしまうんだ。
 
特に子どもの頃の勉強は大事だよ。
学校での勉強は「材料集め」のようなもの。
あるいは「道具の使い方」みたいなもの。
いい材料がたくさんあれば、いいものができるよね。
いい道具を上手く使えることも、いいものを作るために必要。
 
大人になって、いい材料をたくさん持っていて、いい道具を上手く使えれば、それは役に立つってことでしょ。
そういう人は会社でも社会でも大事にするよね。
そういう人にならなくちゃ。
だから、しっかり勉強しないといけないんだよ。