2014年8月13日水曜日

楽しい日記を書く技術

はっちゃんにもとんたんにも毎日、日記を書かせています。
大人になってリーダーとなって活躍するには,文章力は欠かせません。
暴力やオドシではなく、文章、言葉で誰かを動かすのが現代社会のルールですからね。
だから、学力の最終的な目標は「論理的で誰にも分かる文章を書けるようにする」ことだと思っています。
 
ところが文章を書ける子どもってほとんどいないんです。
ぼくがサイエンスカフェなどやって、感想文を書いてもらっても、1行か2行。
「面白かった」だけだったり、ひどいのになると「特になし」だったり
ちっとも書かない子も結構います。
がっかりしちゃいます。
 
それは子どもが悪いんじゃない。
書く訓練を誰からもしてもらってないんですね。
学校でも家庭でも。
 
我が家ではまずは書き慣れるため、毎日書かせているわけです。
とんたん(小2)はまだ3行くらいでしょうか。
とにかく毎日書く習慣作りをしている段階。
はっちゃんはノート1ページ200文字くらいはスラスラ書けるようになりました。
 
スラスラ書けると言っても、なんとなく面白くない文章。
「今日は○○しました。そして・・・」という文章が毎日続きます。
ここらでちょいと、面白い文章を書く技術を伝授してやらねば。
 
と思っていたら、脚本家である友人の今井雅子さんがFaceBookでこんな投稿をしてくれました。
今井さんにも小2の娘さんがいます。
 
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【言葉がおどる絵日記を書くヒント】
夏休みの宿題の絵日記。
「今日わたしは…」で始まるかしこまった文章だったので、「鍵カッコのセリフで始めてみたら?」と提案。
すると、どうでしょう。言葉が生き生き、おどりだしましたよ。
セリフから始めると。書き言葉の固さが抜けて、気持ち言葉が出やすくなるようです。
助走なしで加速がついて、頭よりハートで書くかんじ。
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おお、これはいい!
さっそく真似してはっちゃんにやらせてみました。
 
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8/10
「これは、どうしてそうなるのですか?」
今回はこのことばがメインです。
今日も仮説実験授業がありました。
最初に言ったことと同じくらい大切なことがあります。
それは、「予想を立てて、それから実験する」と言うことです。
ぼくもこの二つをしたら、すごく実験が楽しくなりました。
またやりたいです。
 
8/12
「こうちゃん!ひさしぶりー」
「はっちゃん、大きくなったね!」
何でこんなことを書くかというと、今日は久しぶりに田舎に住んでいる,年上のこうすけ君、つうしょうこうちゃんが遊びに来たのです。
3DSやiPadで一緒に遊んだり、お昼ご飯を食べたりしました。
今日はこうちゃんと一緒に遊べてとても楽しかったです。
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いいですねー。
夏休み中、ずっとカギ括弧から始める日記を書かせ続けようと思います。
2学期からは長文にも挑戦させようと思っています.
2学期からは400文字に増やそうと思います.
長い文章を書く時に「」は有益な技術だと思います.
 
小6までに,1200文字程度の小論文を1時間くらいでささっと書けるようになるといいなあって思っています.
いろんな「書く技術」を教えながら、少しずつ練習ですねー.
 

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