2009年4月15日水曜日

お金持ちになろう!

こんにちは

昨日のメールで、人生お金だけじゃない、なんて書いておいて何なんですが、こんな話題を。

ぼくの妹が学位を取ってイギリス留学を終えて帰ってきました。
ところがこの不況、働き口を見つけるのが大変です。
調べてみたら、我が社でも契約事務職員や研究室スタッフなどを募集していたので、紹介しました。
それに応募しているようですので、採用されるといいですね。

そのついでに、我が社はどのくらい給料をくれるのか調べてみたりしました。
大きいところで、トップである理事長の年俸から。
理事長は皆様ご存じノーベル化学賞を受賞したすごい人。
その方の年俸はというと・・・あれれ、ぼくの2倍くらいだー。
と言うことは、ぼくってノーベル賞取る人の半分もの価値があるってこと?
ぼくってすごーい!
とってもハッピーな気持ちになれましたよ。

ぼくはいわゆる人材バンクにも登録しています。万が一に備えて。
時々、ぼくの技能と経歴にあった仕事の紹介が届きます。
紹介される仕事の年俸は、今ぼくがいただいている年俸の8割くらい。
2年くらい前までは7割くらいでしたから、この数年でちょびっとアップしてますね。
ということは、ぼくの社会的価値もちょびっと上がったということでしょうか。
それとも、社内の評価が下がったのか??あはははは。

ともかく、転職した場合の年俸より今は2割も多くいただいている、ということになります。
それは、我が社がぼくに給料を過払いしているのかもしれません。
確かに、ちょっともらいすぎかもしれませんよ。
だって、ノーベル賞の半分だもん。うははははは。

自分自身でも、こんなに楽しい仕事をのびのびやらせてもらって、かつお給料ももらえちゃって、感謝感激です。
実際のぼくの価値よりも過払いになっているとも言えますが、ぼくはそれを「我が社はぼくを2割増しで買ってくれている」と勝手に解釈しています。
我が社、ぼくを買ってくれてありがとー!もっと楽しくがんばるぞー!
そう思うと、ますますハッピーです。

内田樹『こんな日本でよかったね』バジリコ\1600-にこうありました。

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「お金持ち」とは、ある人の定義によるならば「金のことで心を煩わされない人間」のことである。
私は「自分の不幸はおもに金がないせいであるというふうに考えない人間」という定義をこれに付け加えたいと思う。(114p)
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なるほどー。
その意味では、ホリエモンなんか何百億円も稼いでいたとしても、まるでお金持ちだったわけじゃなく、貧乏人だったというわけですね。
小室哲哉もヒット曲を何曲も作りながら、金持ちにはなれず、あんな詐欺事件まで起こしてしまった。
持っている金額の絶対量じゃないんですよ、金持ち、貧乏って。

もちろん、あまりに貧乏で今日の晩飯を食う金もない、家賃も払えなくて大家から追い出されそう、借金取りから毎日毎晩電話がかかってくる、というのも困りますよ。
それだといつもお金のことを気にして生きなくてはいけない。
目先のことばかりに捕らわれてしまいます。
これはホンモノの貧乏。

だから、ある程度はお金は必要だということも事実。
ある程度のお金を稼げるだけのスキルは必要です。
生活を維持する程度のお金さえ稼げたら、あとはお金のことを気にせずにいかにハッピーに生きられるか。
それがホンモノのお金持ちになる方法なんだと思います。

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