2011年5月26日木曜日

読書する習慣

こんにちは

会計検査が終わると、必ず設計、施工スタッフにお礼のメールを打ちます。
それなりに準備などで負担をかけたからね。
それに、自分のやった仕事の結果は知りたいもんでしょ、誠実な職業人なら。
うまくいったなら嬉しいし、そうでなかったのなら反省するし。
ちゃんとフィードバックがあるから、腕も上がるんだと思います。

  本日の会計検査、終わりましたよー。
  1番目の検査でつまづいたため、ぼくまで順番回ってきませんでした。
  あ~ら残念。
  電気工事についてはよく資料準備をしていただいていましたので、
  検査官へたっぷり説明したり、いい出来具合の建物を見ていただいたり
  したかったんですがねー。
  ともかく、終了です。
  今年度内に再度神戸研検査の指定がない限り、本件の検査もありません。
  たぶんないでしょう。
  ご協力ありがとうございました。
  またいつかどこかで一緒に仕事をしましょう。
  おっと、来年3月には1年目検査で会えますね。
  それ以外の不具合では会いたくありませんが、まあ大丈夫だと
  思っています。
  ありがとうございました!

すぐさま、スタッフの一人から返信がありました。

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メールありがとうございます。
会計検査お疲れ様です。
私も設計変更の資料作成に携わった一員としてうれしく思います。

私ごとですが来週から兵庫県豊岡市へ単身赴任で現場代理人・監理技術者として赴任いたします。
建物は○○市新庁舎です。(電気請負70,000万)
工期は2年間で平成25年3月末竣工の現場です。

この現場の特徴は現庁舎(昭和27年建築)を解体せず今の位置から約30mほど移動させる曳家工事があります。
建築工事ですが見たことがないので楽しみにしています。

電気設備の目玉は中央監視設備にエコ見える化システムが導入されていまして電気・空調などのいろんな情報を取入れエネルギー使用量として庁舎全体、フロアー別、部署別で表示したり目標値を設定し、「達成」「未達」などを表示したりします。
はじめて経験しますので良く理解し、次に繋げたいと思います。
あと受変電設備では高圧2回線受電で設備容量が2100kVAで非発は高圧発電機500kVA、燃料タンク18,000L、小出層650Lとなっています。(かなり気合入っています。)

理研IPS棟で関口さんからいろいろご指導していただいたことを○○にもっていき、実践し、結果を出してきたいと思っています。
次の神戸研究所の増築がありましたら必ずお役に立てると思います。
(すいません言いすぎました。)

又関口さんに本を頂いてから「本を読む」習慣がつきました。(まだ初心者です
が・・)
今では本屋で、どの本を買おうかなと選ぶのが結構面白いです。

理研IPS棟では本当にお世話になりました。(特に計野君ですが)
電気設備技術者として、まだまだですのでレベルアップ出来るよう日々無駄にせず頑張って行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

関口さんメールは今後も送信をお願いします。
それでは失礼致します。
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とても嬉しいメールでした。
ぼくの仕事、建設工事は、そのプロジェクトごと数年間だけのつきあいです。
一期一会。
その中でいい仕事を残すために、スタッフの人たちと心の温度調整を心がけています。
スタッフたちが今持っている技術、腕を最大限にふるってもらう。
そして、少しでも腕を上げ、楽しくゴキゲンに仕事をする。
やっぱり仕事は「人」です。
まずはぼくの方から自分の人柄、考え、思い、願いを伝えていく。
「ごみメール」を送るのもそういう理由からなんです。

そしてもう一つの技が読書。
出張の時に読み終わった本を、スタッフの人にあげちゃう。
読んでも読まなくてもいいけど、この本ならあいつにあげよう、と選んでね。
読んでくれたならぼくと脳の一部を共有することにつながりますしね。

社会人になると読書する習慣が失われがちです。
仕事は忙しいしね。
酒飲む時間はあるんですがー。
でも本を読むと、いいことたくさんあるんですよ。

齋藤孝さんが言っていたことですが、

 本を読むと優しくなれる

のだそうです。
なぜなら、本を読むと言うことは本に書いてあることを自分の中に受け入れることだからです。
書いてあることの中には、必ずしも自分の考えと一致しないことが多々ある。
それを受け入れることは、狭い自分を広げることになります。
新たな知識、考え方を本から学び、自分の枠を広げていけるのです。

そういう習慣が身に付くと、本からだけじゃなく、他の人の言うこともよく理解しようという習慣が身に付くのです。
相手の話をよく聞き、理解に努めることはコミュニケーションの基本です。
話をよく聞き、理解するから、相手の立場もわかってくる。
相手の立場をわかって対応すること、すなわち優しさなんです。

読書をせず、不勉強な人ほど偏狭だったりします。
自分の考えだけに固執する。
少ない知識と狭い経験だけで判断する。
それでは多くの人に納得してもらえないのです。
そしてコミュニケーションが破綻して孤独になっていく。
そういう生き方は損です。

スタッフたちが読書をするようになるにつれて、打ち合わせも捗るようになります。
お互いの言っていることが理解できるようになるからね。
短時間でも、きちんと意図が伝わっていくんです。
自分が今やっている仕事の意図、意味がわかると、そこに工夫も生まれます。
工夫すれば仕事への参加意識も高くなる。
人から言われたことだけをこなすのは、奴隷仕事ですからね。
自分なりの工夫を仕事の中に入れ込んでいくと、当事者意識も高まるのです。
仕事が、ヒトゴトからジブンコトに変わっていきます。
そして自分のやった工夫がうまくいけば、腕も上がり、楽しくなっていきます。
そうやっていい仕事の条件が整っていくのです。

読書には実用性があるのです。
本を読みましょう!

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