2008年11月3日月曜日

ハッピーになる正しい道筋

こんにちは

久々に教え子から結婚式の招待状が来ました。
未だ売れ残りがいたのね、と思ったら男の子。
男の子と言ってもすでに33歳ですから、男盛りかな。
よかったよかった。
来月12/6、家族で北海道に行くことにしました。
楽しみ、楽しみ。

ぼくはある意味、教師としては「挫折」したんです。
挫折して教師を辞め、方向転換して技術者になった。
教師時代は嫌なことが多かったですよ。
教員という人たちはなぜにこんなに意地悪なんだろうと思い続けた数年間でした。
生まれて初めて「ぶっ殺してやりてえ」という思いをさせられた人もいましたよ。
怒り、憎みに満ちあふれた青春ですねー。
今思うとちょっと面白いけどね。
あはははは。

ところで最新の脳科学の研究で、人間の思考を司っている場所が特定されつつあります。
その場所は前頭前野にあるワーキングメモリ。
人間の脳は記憶を基礎として機能する計算機であることもわかってきました。
記憶したことをこのワーキングメモリに呼び出して、関連づけたり組み合わせたりしながら考えている。
ところがこのワーキングメモリの容量はとても限られていて、普通の大人で7つ程度しかない。
この少ないワーキングメモリをやりくりしながら、考えているんです。

人間が恨み辛み妬み怒りに囚われていると、それがワーキングメモリに常駐してしまいます。
常駐した分、ワーキングメモリの空きスペースが減り、まともな思考ができなくなります。
逆に言えば、まともな思考ができないがために、恨み辛み妬み怒りに囚われてしまうわけです。
怨み辛み妬み怒りに囚われ、それを自分に与えた人に復讐したい気持ちで頭はいっぱいになってしまう。
その他のことが考えられなくなるのです。
でも復讐の気持ちだけでいっぱいになってまともに思考できないわけですから、復讐を実行しようとしても上手く行くはずがないのです。
必ずや失敗する。
成功するとしても、自分自身も破滅するようなことしかできない。
なので、恨み辛み妬み怒りがあると、確実に脳にダメージを与えてしまい、不幸を呼び寄せます。

だから、ハッピーになるためには恨み辛み妬み怒りに囚われないように気をつけて、人生を造っていく必要があるのです。
要するに「脳出し」しちゃうんです。
恨み辛み妬み怒りがあっても、日記などに書き出したり、誰かに愚痴を聞いてもらったりして、いったん自分の脳から出してしまう。
そうすることによって脳のワーキングメモリの空きスペースを確保するんです。

誰が言ったか忘れましたが、「成功こそ最大の復讐である」のは、人生の法則だと思います。
恨み辛み妬み怒りを自分に与えた人より、自分が幸せになる。
それがいいんだとぼくも思うのです。
直接復讐することに努力するくらいなら、恨み辛み妬み怒りはいったん忘れて、自分がもっとハッピーになれることに努力を向ける。
そのほうが断然合理的だと思います。

ぼくは教師を辞めた後も、教え子に恥じない生き方をしていこうと思ってきました。
常に、おれは元気にやってるぜ、ハッピーだぜ、とメッセージを送り続けてきました。
そういうメッセージを送れるよう、努力を続けてきたと自負しています。
20年前ぼくに意地悪した人は今どうしているか分かりませんが、それが気にならない程度にはハッピーになれていると思います。
ま、ほぼ復讐成功!
あははははは。

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