2009年8月23日日曜日

熱しやすく冷めやすい

こんにちは

子どもには飽きるまでやらせよ、と言うことを書いたら、ぼくの仕事上の師匠からこんな返事をもらいました。

 昔、菓子職人さんから聞いた話です。
 菓子職人になる丁稚には「腹いっぱい菓子を食わせる。」なぜなら、
 ・つまみ食いをしなくなる。
 ・菓子作りの最中よだれなど垂らすことがなくなる。
 ・菓子の味を覚えどのようにやれば「うまい菓子ができるか。」
  工夫するようになる。

なるほどー。
飽きるまでやって、その先にホンモノは見えてくるんですね。
逆に、飽きるまでやって、スパッとそれを止めてしまうのも子どもというものらしいです。
糸山泰造『子育てと教育の大原則』エクスナレッジ¥1400-から引用します。

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「熱しやすく冷めやすい」というのは子供時代の基本的で大事な特性です。
「(自分から言い出したのだから)一度やり始めたら最後までしなさい」という声を聞きますが、これは子供の成長に必要な「多様な思考モデル」の獲得を邪魔する浅はかな考えです。
12歳を過ぎた子供に対しては結構ですが、12歳までの子供に対しては悪影響があるばかりです。
特に9歳以前では使用厳禁の言葉です。
生死に関わるのであれば問題は別ですが、そうでなければ大人の嗜好で継続を強要するのは止めましょう。
本当に好きなことは隠れてでも続けます。
途中で止めることは、本当に好きなことではないのです。
スパッと快適に止められるようにサポートすることが親の役目です。(30p)
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これまた目から鱗です。
お稽古ごとなど、ついやり始めたら継続させたいと親は思う。
得にピアノとか初期支出の大きいお稽古ごとだと余計にそうなりがち。
「あなたがやりたいって言ったんでしょ。もう少しがんばりなさい!」なーんてね。
でもそれは間違いなんですね。
冷めてしまったのはそれが本当に自分が好きなことじゃないって分かったからなんですね。
だからスパッとやめさせる、止めてもいいって言ってやる、気分よく止められるようサポートするのも親の役目なんですね。
あることに熱して、飽きるまでやって、そして冷める。
これを繰り返すことのよって、子どもは自分の本当に好きなものを見つけていくんですね。

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