2010年2月9日火曜日

いい顔した中年になりたい!


こんにちは

リンカーンが言ったことだったと思いますが、「40歳になったら顔に責任を持て」といいます。
ぼくも40歳を越えて周りの同年配の人たちを観察してみると、美醜ではなく<いい顔>と<嫌な顔>にわかれてきていますね。
いい顔の人は、表情が豊かです。
真剣な表情や、リラックスしているときの爽やかな笑顔。
ときどきは怒って険しい顔もしますが、基本は穏やかな笑顔でいることが多い。
それで、笑うときは心の底から愉しんでいるように快活に笑うんですよね。

嫌な顔の人は、いつも苦虫をかみつぶしたみたいな顔をしている。
「こんなこと疲れるわ」とか「ああ、しんどい」とか、朝から言ってたりしてね。
たまに笑いますが、笑うのは他人が失敗したことを笑ったり、下品なネタで笑ったり。
きっと心は愉しんでないんだよなーって思います。

林道義『母性の復権』中公新書\660-から引用します。

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表情というものは、長い人生のあいだに、その人が体験してきた感情生活の現れである。
感情生活が豊かで、しかもいつも洗練されたよい感情を抱いている人は、顔の表情が豊かで穏やかで、笑顔が基本になった表情になる。(36p)
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人は誰でもコンプレックスを持っていますが、それをどうコントロールしていくか、どうコントロールしてきたが、40歳を過ぎたあたりではっきり顔に顕れるんだと思います。
コンプレックスを解消するために、努力を続けてきた人。
コンプレックスを解消するために、誰かを貶めようとしてきた人。
前者はいい顔を生み出し、後者は嫌な顔になってしまう。

いい顔した中年にぼくもなりたいって思っています。
そのためには精進、精進。
今日もザクザク楽しくやりますぞー!


昨日は現場立ち会いで出勤時刻の2時間前から仕事開始。
ついでに写真撮影です。
この写真に写っているのは理研和光研究本館です。
すでに建てられてから45年も経っていますが、未だに現役の研究棟として使えています。
設計思想、コンセプトがスバラシイからです。
何事もコンセプトがしっかりしていると、出来上がりはスバラシイものになる。
ぼくはこの建物から多くを学びました。

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