2009年2月3日火曜日

インフルエンザ対処法

こんにちは

インフルエンザシーズンですね。
学級閉鎖、学校閉鎖になっている学校が多いらしいです。
我が家は子どもたちも含めて予防接種はしていません。
罹ったら罹ったで、しっかりした免疫を身につけるいいチャンスだ、と思っています。
そう思っているとインフルエンザも逃げていくんでしょうか、罹りませんねー。
我が家はみんな変わり者だから、流行には無頓着なんですよ。
あはははは。

さて、インフルエンザの予防のためには、帰宅したら「うがい」と「手洗い」が有効であると言われています。
流行には無頓着でも、我が家でもみんな実践しています。

風邪を引くとのどが痛くなったりしますから、うがいをする意味は分かります。
でも、手を洗うことがなぜ予防になるのかが分かりませんでした。
それも、ただ水で洗うより石鹸で洗った方が効果があるんです。

インフルエンザウイルスは、もともと渡り鳥の腸に住んでいるウイルスで、渡り鳥と共に日本にやってきます。
鳥の糞を介して、人間の口から感染します。
鳥の糞から遷ると言っても、まさか糞を直接口に入れるような、上を向いてぽか~んと口を開いている人はめったにいません。
どうやって遷るのでしょうか。

手はいろんな所を触ります。
人間は主に手を使って、いろんな作業をしているからです。
鳥の糞が飛沫になってくっついているものを、触ってしまう。
その手で食べ物をつまんで口に入れる。
普通はそんなふうにして感染してしまいます。
だから、外から帰ったとき、食事の前には手を洗うべきなんです。

また、ウイルスはその本体のDNAをタンパク質と脂肪でできたカプセルの中に入れて保護しています。
インフルエンザウイルスはカプセルのほとんどが脂肪分でできています。
さてここで石鹸の登場です。
石鹸は、油分をよく溶かすことができます。
水で流すだけでは落ちにくい、手にこびり着いたインフルエンザウイルスも、石鹸で洗えばDNAを保護しているカプセルが溶けてしまって死んでしまうというわけです。

外から帰ったらうがいと手洗い。
そして重ね着をしたり、足湯をしたりと、体を冷やさない工夫。
早寝早起きでしっかり休養をとり、快食快便で体力を付け、体に備わった免疫力を維持すること。
昔からやられているごくごく当たり前の「習慣」が、一番インフルエンザに効くみたいです。

インフルエンザウイルスの全表面の70%が脂質でできていることは、櫻井よしこ『世の中意外に科学的』集英社\1470-「ポリオウイルス撲滅の危険性」という記事に載っていました。
櫻井さんは、根路銘(ねろめ)国昭『ウイルスが嗤っている』ベストセラーズから引用したと書いてありました。

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