こんにちは
我が家は本多静六に倣って、「1/4貯金法」を実践しています。
給料手取りの1/4は、必ず貯金に回すんです。
その残りで一月暮らす。
毎月の暮らしはあまり余裕のないものになりますが、質素倹約に努める習慣ができます。
いざ職を失っても、1~2年なら暮らしていけるだけの蓄えもできます。
質素倹約が身に付いていますから、少ないお金でも暮らしていける。
それが精神的余裕を生むわけです。
とは言え、普通預金の残高が減ってくると、結構夫婦げんかになったりします。
特に、残高がクレジットカードの引き落とし額よりも下回ったとき。
「こんなに引き落とされるのは、よっちゃんが本を買いすぎるからだ!」
「そんなことないだろう、それより晶ちゃんがしょっちゅう友だちとランチとか行くからじゃないの!」
なーんて。
残高が足らなくなる原因ははっきりしていて、ぼくの出張旅費の振り込みが遅いってこと。
それも、1回の出張ごとパラパラと不定期的に振り込まれる。
ぼくは毎週出張していますから、毎月20万円ちかくかかります。
出張に大金を持って行くのは嫌なので、電車賃などはクレジットカード払いにします。
すると、毎月のカード引き落としがかなりな金額になるわけです。
旅費が振り込まれる前にカード引き落とし日が来ると、我が家の普通預金は赤字印刷になってしまうというわけなんです。
勝間和代『日本を変えよう』毎日新聞\1500-に漫画家西原理恵子さんとの対談が載っていました。
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西原 うち、子どもが「おかあさん、お金とぼくらと、どっちが大事なの?」と聞くんだけど、「両方」って答えるんですよ。
だって金なきゃさあ、親が人じゃなくなっちゃうもの。
だって金なきゃさあ、親が人じゃなくなっちゃうもの。
自分の親がね、金がなくてホントいやなケンカをしていたんです。
数万円で殺すのなんの言って。
人であるためにはお金が必要。
だからお母さんは常に働くの。
だから私はあんたたちのためじゃないく、自分のために働いている、といつも言っているんですよ。(103p)
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お金はそんなにたくさんは必要ないと思いますが、でも、あまりにないのもダメ。
精神的に余裕が無くなってしまいます。
ある調査によると、日本のサラリーマンの幸福度は年収と強い相関があるそうです。
年収1500万円までは、年収が上がるほど幸福度もupするんだって。
相関なので因果じゃありません。
年収が高いから幸福なんだってことかもしれませんし、逆に、幸福な人は年収も高いのかも知れませんけどね。
ともかく、お金に困らない程度は稼げないと人は幸せにはなれないんだと思います。
西原さんの言うように「人であるためにはお金が必要」というのも真理だと思います。
お金というのは社会の潤滑油、人と人とを結びつけるものでもあると思います。
悪用もされますが、上手に扱えれば幸せにもなれる。
稼げるということは、「人から求められる人物」ということでもある。
誰かが必要としているから、その対価としてお金も得られるんだと思います。
実力があって人から求められれば、感謝されつつお金ももらえるんです。
我が子はっちゃん、とっちゃんにも、稼げる人物になってもらいたいですね。
で、ぼくの出張旅費の件。
実務者のぼくは、ただ手をこまねいているだけじゃありませんよ。
人事の担当者と交渉して、月末に一月分まとめて振り込んでもらうようにしました。
会社にもメリットがあって、何度も振り込むより振込手数料と担当者の手間も減る。
双方、ラッキーなんです。
これで我が家の普通預金も赤字印字されることはなくなり、夫婦げんかも減りましたよー。
あはははは。
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