2009年9月28日月曜日

自己評価の高い人に育てる



こんにちは

はっちゃんもとっちゃんも、お散歩中に道行く人たちに会うと「こんにちはー」って挨拶をします。
見ず知らずのおばあさんに「あら、礼儀正しくていい子たちねー」って賞められます。
近所の商店街でも、お店に立ち寄って挨拶。
それでお菓子をもらっちゃったりして。

苫米地英人『テレビは見てはいけない』PHP新書\700-を読みました。

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犯罪者の多くに共通するのが「自己評価の低さ」です。
そして多くの場合、その自己評価の低さは、子どもの時に、親や周りの大人に植え付けられたまま年を重ねてきたものなのです。
「自分なんてこの世にいなくてもいい」「自分が何をしても状況は変えられない」といった低い自己評価が、やがて「自分をこんな目にあわせた社会に復讐してやりたいと」という自暴自棄な犯罪へとつながっていくのです。(110p)
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なるほど、なるほど。
大人でも自己評価の低い人ほど意地悪ですもんね。
ダメだダメだと、親や教師から言われ続けちゃったら、どうしたって自己評価の低い人に育ってしまいます。
やっぱり、偉いねー、いい子だねー、スバラシイねー、と言われて育てたい。

そのために、賞められるネタを子どもたちに与えたいと思っているんです。
挨拶もその一つ。
無視する人もいますが、挨拶すればたいていの人はそれに応えてくれますし、一言二言会話がある。
「いい子ね」と言ってもらえる。

もちろん、他人の迷惑になることや危険なことをしたときは、びしっと叱りますよ。
でもそうじゃない失敗は、あまり叱らないですませたい。
たとえばテストで悪い点を取ったときは、叱るより、君は本当はこんな点を取る人間じゃないけど、たまたま調子が悪かったんだね、ここを気をつければ次はいい点数をとれるはずだよ、なんて言いたいです。
年齢的にまだできないこともあります。
チャレンジしたけどできなかったときは、まだちょっと無理だったけど1年生になったらできるようになるよ、と言う。
決して、バカ、ダメとは言わないようにするんです。

実を言うと、自己評価の高い人ほど自分には厳しいのです。
こんなはずじゃない、もっとできるはずだって思う。
そしてより高い場所を目指して努力をする。
逆に、自己評価の低い人は自分に甘い。
ま、こんなもんだろう、オレにはこれくらいしかできない。
現状に甘んじ、努力を放棄してしまうんですね。
悪いことをしても、仕方ないんだって思ってしまう。

だから、自己評価を高く持てる人間に育ってほしいのです、はっちゃんもとっちゃんも。
そのために今の子ども合った課題を与え、ちょっと背伸びして挑戦する場を用意する。
そうやって育てていきたいなって思っています。

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