2009年12月7日月曜日

悩むな、踏ん切れ


こんにちは

昨日は「ダンドリ力検定」を受験してきました。
ぼくは別名「ダンドリー関口」と呼ばれるほどのダンドリ好き。
この試験も難なく全問回答できましたよ。
もちろん試験対策できちんと勉強したことによって、プロジェクトワークの知識と技術を整理できました。
ますますダンドリーでいられますぜー。
ぼくは、毎年ひとつは何らかの資格を取り、自分の腕を上げていくことを目標としています。
今年もこの目標はクリアできそうです。

さて、前便で「悩むことは無駄」と書きました。
と言っても、ぼくだってまったく悩まないわけではありません。
少しは悩むこともあります。
以前、ちょっとおかしな奴から理不尽な要求を突きつけられたことがありました。
どう考えても不合理な要求で、その目的は明らかに「関口憎し」なんですよ。
ぼくは一部の人からとても嫌われていますからね。

いえ、あえて一部の人から嫌われるようにしているんです。
嫌われてもいいやって思っている。
すべての人に好かれるようにすると、自分自身ってもんがなくなっちゃいますから。
どんな社会、どんな組織にも10%くらいのおかしな人を抱えているものです。
こういう人にまで好かれたいと思うと、時間と精神を浪費します。
ぼくはぼくを応援してくれる人、ぼく自身が価値を見いだしたものに、ぼくの時間と心と労力を使いたいんです。
それが合理的だって思うから。

で、その理不尽な要求に対して悩みましたよ、一晩。<-短すぎる?
ケンカするのも嫌だし、大した手間でもないからその要求通りにやっちゃおうかとも思いました。
でもねー、不合理なことをやるのはぼくの信条に反しますし、公的に見ても無駄です。
でもそいつに説明し、説得しようと思ってもそれも無駄。
だって最初から目的は関口憎しで感情的になっているだけで、正しいことを要求しているわけではないからです。

頭のよい人と悪い人の違いは何か。
頭のよい人にだって感情はあります。
怒ることだってあるのは当然です。
でも自分の感情と異なる合理的な説明があり、自分もそれに納得できる場合、自分の感情を抑えることができる。
感情より合理を上位に置ける人が、頭のよい人だと思っています。
なので合理を理解できず感情に振り回されるだけの人に、いくら説明しても絶対に納得はしてもらえないのです。

こう言うときは「金持ちケンカせず」がベストチョイス。
最悪、ケンカになっても公の場でやればぼくの方に合理性があることを示すことができます。
議論とは1対1でやるものではないんです。
その他聴衆がいるべきものなんです。
どちらに合理性があり、正しい選択かは、その聴衆が決めるものなのです。
聴衆は岡目八目で感情的になっていないので、より合理がわかるものなのです。
よって、とりあえずそいつの理不尽な要求は無視することにしました。

森博嗣『自由をつくる自在に生きる』集英社新書¥714-にこうありました。

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僕は、だいたいにおいて、他人の目を気にしない人間だと思う。
自分が基準なので、自分が普通だと思うわけで、結局、「何故、みんなはあんなに人の目を気にするのか」と考えるはめになる。
ものごとを客観的に観察しようとすると、人の目といった想像上の(思い込みの)自分の目こそ疑いたくなる。
もう少し説明すると、「人の目を気にする」人間の大半は、「自分の周囲の少数の人の目を気にしている」だけである。
そして、「人の目を気にしない」というのは、自分一人だけの判断をしているのではなく、逆に、「もっと確かな目(あるときは、もっと大勢の目)」による評価を想定している、という意味だ。
それは、「今の目」だけではなく、「未来の目」にも範囲が及ぶ。
それが「客観」であり、「信念」になる。(55p)
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人の目を気にする人間の大半は、自分の周囲の少数の目を気にしている、ってホントですね。
やっぱり自分の周りにいる人の影響は大きいですから。
もちろん気にすべきことはしないといけませんが、合理性のない無意味な目まで気にしていてはいけないんです。
そういうときは「踏ん切る」しかない。
自分の方に合理性があり、多くの人に益することになり、よりよい未来を創り出せるという信念があればいい。
それが客観にもつながっていく。

ぼくはあまり悩まないようにしています。
なぜなら悩みの多くは、「問題」に変えられるからです。
問題とは、考えれば解決法が見えてくるものです。
考えて分かるものは考えればいいんです。
そして行動に移せばいいんです。

考えても解決法が分からないものが最後に残った悩み。
ごく僅かに残った悩みの大部分は、たいていは人間関係です。
人間関係は、自分の力だけで変えることはできない。
他人と過去は変えられない、のですから。
考えても分からないんだから、考えるだけ無駄、時間の浪費です。
こういうものは踏ん切るしかないと思っているのです。
踏ん切って、とにかく前に進む。
そうやれば、自分と未来は変えられるんですよ!


写真は、先週末職場で10年ぶりに復活した餅つき大会。
大盛況でしたよ。
ぼくはこういうことにぼくの労力と時間を使いたい。
だって、ハッピーマニアなんだもん!

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