2009年12月14日月曜日

車に轢かれた。。。


こんにちは

コーヒーを止めて10日経ちました。
禁断症状に苦しんでいます。
やたら眠い。
ボーッとして頭に霧がかかったようで、気がゆるむと心があちらの世界に行ってしまうのです。
友だちによると、カフェインが身体から抜けるのに3週間はかかる、そうです。
3週間経つとぱーっと頭が晴れ上がる(ハゲあがるじゃないよ^^;)。
それを楽しみに、我慢、我慢。

先週末はSPring8出張でした。
隔週一泊二日でXFEL建設工事の監督に行っています。
SPring8出張時の定宿は兵庫県立先端科学技術支援センター。
そこからSPring8までの約3km、歩いて移動しています。
その日もガシガシと歩いていました。
歩いているといろんな想念が頭に浮かびます。
アイデアも生まれていいことなんですが、注意散漫になるのも確か。
おまけにコーヒーの禁断症状が加わっています。
ぼくの心、ここにあらずって状態で歩いていました。

県道は通勤の車がビュンビュン走っていました。
8時頃のことです。
信号が青に変わったので横断歩道を横断。
左視界に車が右折してくるのが見えました。
でも徐行してゆっくり右折してきていたので、きっと停止するだろうと思いました。
そこまで確認してぼくの心はあちらの世界に移動、ぼくは歩き続けました。

するとグイグイと左足を押すものがある。
何だ?!
心をこの世に戻すと、さっきの右折車が車体前方をぼくの左膝あたりに押しつけてきてるんです。
やばい、轢かれる!
このままぼくが転倒し車が更に前進してきたら、内輪差によって間違いなくぼくの脚は後輪で轢かれます。
当然ぐしゃぐしゃの複雑骨折!

ぼくは必死に倒れないように、右足を踏ん張りました。
車の前輪はぼくの左足の甲を踏み越して停止。
あちゃー、結局轢かれちゃったよー。

前輪で轢かれた左足はそれほど痛みませんでした。
大したことはなさそうです。
でも交通事故は後からケガが分かることも多い。
事故にあったばかりの時は、緊張しているので痛みも感じにくいからね。
やっぱりきちんと警察を呼んで、事故証明してもらわなくちゃと思いました。
我ながら意外と冷静で、頼もしいねー。

運転手に指示して道路脇に停車させ、ぼくも歩道に待避。
運転手は年配の女性(ぼくと同年代?)。
すぐに警察に連絡してもらいました。
先に近所の救急車が到着。
救急隊員に足を診てもらいました。
何でもなさそうだけど、病院でちゃんと診てもらいなさい、とアドバイスを受けました。

幸いなことに(?)運転手は近所の病院の看護婦さんでした。
その病院に整形外科もある。
救急病院ではないけれども、診察可能とのこと。
さっそく救急車に乗って、その病院へ。
救急車なんてめったに乗れるものじゃないから、ワクワクです!

そしてその病院へ。
その病院はできて3年の新しい病院。
最新設備が揃っています。
診察を受け、レントゲン撮影の合間も、カメラで写真撮りまくり。
楽しい、楽しい。
レントゲンも写真フィルムではなく、CCD?撮影で即お医者さんへとデータが届きます。
すごいねー。

レントゲンの結果、骨には異常がないようでした。
あ~よかった。
ってお医者さんに「前輪に踏まれて骨が折れなかったなんて、ラッキーすぎますねー」なんて言われちゃいました。
診断結果は、打撲全治3日。
その後相生警察が来て、パトカーの中で事情聴取。
パトカーにも乗れて嬉しいなー。
で、全面的に運転手の不注意、となりました。
まーぼくもボーッとしていたんで、まったく責任がないとも言えないのですが、信号を守っての横断歩道での事故ですから、道路交通法上運転者に注意義務がありますからね。

ちょっと左足がびりびりとしびれていましたが、歩行には支障なさそうなので、その病院から歩いて現場に向かいました。
現場打ち合わせには15分遅刻で合流。
もちろん、事前に遅刻する旨、事情を連絡しておきましたが。
ザクザクといつも通り会議を仕切って来ました。

と書くと、とても冷静だったように思えますが、さすがのぼくもちょいと動転していたんですね。
パトカーの中で身分証明書の提示を求められ、財布から運転免許証を出したんです。
で、パトカーの座席に財布を置き忘れちゃったんです。
会議中、警察の方から携帯に電話がありました。
「関口さん、事故は大したことなかったけど、大事なもの忘れてるでしょー」
あー、楽しい一日でした!
あはははは。


写真は最新式のレントゲン装置。
興味津々!

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