2010年3月2日火曜日

仕事は24時間

こんにちは

先々週からちょいとハッスルしすぎたんでしょうか、じんましんが出ちゃいました。
ぼくはもともと体が弱く、体力がそれほどない。
ぼくはめったなことでは残業はしません。
それは自分自身を大切に扱って、長持ちさせたいからです。
一番大切で重要な資源は自分自身ですからね。
がんばりすぎず、ラクしすぎず、で行きたいと思います。

体力を維持するために気をつけているのは、なるべく残業しないで家でゆっくりする時間を確保すること、具体的には8時間以上は横になって休む、5時間以上は眠る。
それから、週に1日は完全に休む。日曜日には極力仕事を入れないんです。
日曜日に仕事をした場合は、必ず月曜か火曜に代休をとって体を休める。
キリスト教などでも週1日は安息日になっていますし、労働基準法でも週1日は法定休日と言って法律で休むように決めてあるのです。
それは心身の健康を保つために、人間の生理にあったことだと実感します。

そういう状況をつくるために、平日の勤務時間中はハッチャキになって仕事をします。
ある人からこういうフレーズを教えてもらいました。

 作業は8時間、仕事は24時間

あー、なるほどと思いました。
ハッチャキになって体を使ってする仕事は、正しくは「作業」と呼ぶべきものなんですね。
ぼくの場合だったら、会議に出席してしゃべりまくる、現場を見て回る、書類を読み込む、書類を作成するってことですね。
そしてその作業を合理的に効率的にやるには、きちんとダンドリを整えておかなくちゃいけない。
ダンドリは「考え」てするものです。
あの仕事どうやろうか、どうやったらうまくいくかな、といったことは、勤務時間中だけではなくいつも頭の隅に置いておくんです。

つまり、頭をアイドリング状態にしておくわけです。
夜家でごろごろしていたり、休日家族と過ごしているときも、頭を完全にoffにはしない。
ちょびっとアイドリング状態にしておくんです。
で、意外とリラックスしているときに、いい方法を思いついたりします。
そうすれば、出勤後すぐに「作業」にかかれます。
迷うことなくバリバリと作業することができ、残業もしなくてもすむ。

まあぼくが観察するに、残業が多い人は朝のスタートが遅かったり、勤務時間中に迷ったり考えたりしている時間が長いんですよ。
勤務時間中にonになる時間が少ない。
それじゃあ当然ながら残業せざるを得ませんよね。

で、作業をバリバリやっていると、問題も見えてきます。
その場で解決できないことも多い。
そういうときはとりあえず「棚に吊っておく」ことにしています。
焦ってその場で解決しようとせず、頭の隅に覚えておくんです。
で、家に帰っても、休みの日でも、寝っ転がりながらそれを思い出しては考える。
結構いいアイデアがそこで生まれたりするんですよ。

そうすると翌日仕事に行くのが楽しみになります。
ワクワクしちゃいますよ。
出勤したら問題解決のため作業をザクザクやるだけです。

『致知』2010年3月号 特集「運をつかむ」に、古芝保治さん(枚岡合金工具社長)のお話が載っていました。

###
大切なことは、日々の作業の中で
気になることがあればすぐに改善する。
気づいたらすぐに着手することが、
運やチャンスをつかむ大きな秘訣です。
###

気づくためには日々8時間の作業を充実させること。
気づいたことを改善するためにはいつも頭をアイドリング状態にしておくこと。
改善策を思いついたら、すぐに着手すること。
作業は8時間、仕事は24時間、なんです!

0 件のコメント: