2010年3月23日火曜日

都立高校へ入れたい


こんにちは

ぼくは遅っ子持ちですので、我が子たちが高校、大学へ進学するころには定年を迎える年齢になってしまいます。
まあぼくは年金なんかにゃ頼らず(もちろんくれるならもらいますが^^;)、自分の腕で食っていく気でいますので、定年なんか関係なく75歳くらいまで仕事をする気ではいますが、収入はかなりダウンしていることでしょう。
教育にはお金がかかります。
特に高校、大学と進学するにつれ、お金がかかるような仕組みに日本はなっています。
私立高校だと年間授業料は60~100万円、私立大学だと文系でも100万円、理系だと200万円にもなるようです。
我が子たちはぼくの収入がダウンする頃、お金のかかる年齢に達するわけです。
二人の子どもを、私立理系には通わせられないでしょう。
なので対策を立てておかなくちゃならない。

調べてみたら、東大はサラリーマン家庭であれば年収400万円以下で学業優秀(と言っても、きちんと所定の単位を取得し、可よりも優良が10単位以上多いという程度)の学生は授業料免除なのだそうです。
かなり安心しました。
同様な制度は旧帝大系国立大学でも実施しているようです。
すなわち、旧帝大系国立大学に入学できる程度の学力を我が子たちが得られるなら、経済的な心配はしなくてよい、ということです。

大学の前、高等学校はどうでしょうか。
民主党公約にもあるように、公立高校なら家庭の学費負担はゼロです。
今でも都立高校の授業料は、年額12万円、月額1万円程度です。
都立なら経済的にはオッケーですね。

あとは、都立高校で旧帝大系国立大学に入学できる程度の学力を身につけられるか、です。
高校生くらいの年齢になれば、大切なのは友だち。
周りの友だちがよく勉強し、話題も知的であり、ほどよいライバルが存在するかどうかです。
クラスの仲間がだーれも勉強しないという中で、一人受験勉強するなんてことは、いくら意志が強くても難しいですよね。
進学校の良さは、こういう人的環境にあると思うのです。

ぼくも都立高校出身ですが、ぼくが通っていた頃は美濃部都政の影響で学区制度なんてのがあって、都立日比谷高校など昔の超進学校も没落していました。
ところが最近、石原都政によって都立高校を復権しようという政策が始まっていたんです。
先ずは学区制度を止めて、都内どこからでも通えるのなら入学okとしたんです。

学校には地の利というものがあって、広い区域から優秀な学生を集められる学校が、優秀な学校になるんです。
東京の私立高校御三家といえば、開成、麻布、武蔵ですが、近年武蔵高校の進学実績が落ちてきています。
なぜなら武蔵高校は西武池袋線沿線に立地しているからなんだそうです。
西武池袋線沿線にはひばりが丘団地など大規模団地がたくさんあり、昔は子どもがたくさんいたわけです。
たくさんいる子どもの中の優秀な子どもは、沿線で通いやすい武蔵に入学した。
ところがこれらの団地も高齢化が進み、西武線沿線の子どもの人数はガクンと減ってしまった。
もちろん少ない子どもの中にも優秀な子どももいて武蔵に入学するのですが、優秀な子どもだけで定員を満たすことができなくなってきたのです。
結果として進学実績が下降してしまった、というわけなのです。
その点、開成は西日暮里に立地しており、山手線、京浜東北線、常磐線、最近は湘南新宿ラインなど、広い区域から優秀な子どもが通学できるインフラが揃っている。
なので進学実績を維持、向上させ続けられているというわけです。

話を都立高校に戻して。
都立も学区制を廃止したため、都内全域から優秀な生徒を集める条件を整えたわけです。
優秀な生徒なら、通える範囲で一番いい高校を選択するのは当然でしょう。
優秀な生徒が集まった学校は、当然に雰囲気が知的になります。
勉強するのが当たり前、みたいになるんです。
もちろんやんちゃな年代ですから、遊びもするし、羽目も外すと思いますが、最後はあるべき姿に戻ってくる。
そういう生徒が揃うわけです。
進学実績が上がるのは当然なのです。

というわけで、我が家は都立トップ校を目指そう、と思っているわけなのです!
そのためには中学校、小学校をどうするか、ですが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います。

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