2010年3月17日水曜日

40歳からの人の値打ち


こんにちは

前便で東大のマンホールの写真をお見せしました。
そうしたら元同僚で今は東大の準教授となっている方から、こんな情報をもらいました。

 実は東大には、帝国大学、東京帝国大学、東京大学の
 3つのマンホールがあります。
 次回は是非、帝国大学を見つけてください。

帝国大学が日本にまだ東大ただひとつしかなかった時といえば、明治30年(1897)京都帝国大学ができる以前です。
東大にはそんな古い時代のマンホールがまだ残っているんですね。

なぜそんなに古いマンホールも残っているのでしょうか。
これも元同僚から聞いた話ですが、「東大は空襲で焼けなかったから」なんだそうです。
太平洋戦争時代、東京はほぼ無差別に近い空襲を受けました。
でも皇居は攻撃目標にはならなかった。
それと同じく、東大も攻撃目標にならなかったんですね。

それはなぜなんでしょうか。
ぼくは、皇居と同じく東大は戦後も必要な機関であり必要な人がいる場所だから、だと予想します。
だからアメリカ軍は空襲目標にしなかったんじゃないか。
このことからこういうことが言えるんじゃないか。
世の中に必要とされる人間になっていれば、攻撃されることもなくなり、あるいは必ず誰かが守ってくれる。
普段からぼくはそう思って実践していますが、東大のマンホールでそれを再確認しましたよ。
『安岡正篤 一日一言』致知出版にもこうありました。

###
名を天下に馳(は)せるなどということは
あえて自ら欲すべきことではない。

場合によっては親戚・縁者だけの間でもよい。
いい叔父さんだよと言われるだけでよろしい。

大小は問わずどこかでやっぱり聞こえなければ、
四十、五十になった値打ちはない。

いい年をして、世間に出ても人からいやがられ、
家に帰っても女房・子供からいやがられる、
そんなことでは人間はダメである。
###

心していこうと思います。


写真は筑波研特高変電所工事の様子。
先週末、既存高圧幹線3幹線を接続換えしました。
狭い共同溝の中での作業、職人さんたちに感謝。
今週末も残りの3幹線を接続換えします。
楽しくがんばろう!

0 件のコメント: