2010年10月25日月曜日

ゴキゲン宣言


こんにちは

ぼくはこう見えて年収1000万円です。
エヘン。優越感ひたりまくり。
おーー、A君、久しぶり!
君も最近、羽振りがいいねー。
え?年収2000万円?
ぼく、みじめ~。

てな感じで、同じ年収なのに優越感にひたったり、劣等感でみじめになったりしちゃうのが人間。
年収という事実は変わらないのに、気分が変わってしまうんですよね。
だから優越感も劣等感も気持ちの持ちようで変わってしまうものなんだ。
同じ1000万円という年収が、視点、焦点を変えるだけで一瞬にして優越感を劣等感に変えてしまう。
これを心理学用語で「フォーカスイリュージョン」って言うんだそうだ。
つまり、優越感も劣等感も幻想にすぎないってことなんだ。

勝間和代さんの本に「三毒追放」ということが書いてありました。
三毒とは、妬まない、怒らない、愚痴らない、ということです。
もともとは仏教の教えにあることだそう。
妬みも怒りも愚痴も、劣等感、コンプレックスから生まれるもの。
だからぼくは常に劣等感、コンプレックスに絡め取られないように努力してきたんだ。
すなわち、資格を取る、勉強をして知識を得る、実践を通じて実力を身に着ける。
でも年収は自分だけじゃなかなかコントロールはできないよねー。

医学の分野に「精神免疫学」というものがある。
精神免疫学の研究によると、その人の考え方や意識、心の持ちようが健康に大きく影響することが実証されています。
三毒、妬む、怒る、愚痴るといった負の感情が免疫力をすごく低下させる。
逆にゴキゲンでいること、笑うことで免疫力がアップし、がんの発生を抑え、ウイルスに対する抵抗力を上げる。
たとえ「作り笑い」でも笑顔になるだけで、糖尿病、高血圧、認知症などの症状を緩和するそうだ。

坪田一男『長寿遺伝子を鍛える』新潮社\1200-から引用しますよ。

###
仕事が上手くいったからごきげん、失恋したから不幸というのは、実は他力本願であり、結果主義的すぎる。
これではいつも”ごきげん”でいるのは無理に決まっている。
だから、無条件に「ごきげんを選択する」と決めよう。
それでもダメなときは奥の手がある。
胸のあたりにオーディオの音量バーのようなものがついているとイメージして欲しい。
今あなたのゴキゲンレベルが3くらいでも、意味なくバーを5くらいまでスーッと上げてみよう。
「ゴキゲンを選択する」というのは、こういう意外と単純な作業である。
仕事に失敗した、病気になった、ふられた、老け込んだ、この事実は変えられない。
事実は変えられないが解釈は自由だ。
落ち込むのも不機嫌になるのもあなたの自由である。
しかし、そこには何のメリットもない。
免疫力が下がり、健康が損なわれ、老化する。
このデメリットは大きい。
一方、「仕事には失敗したけれど、自分は元気でいるぞ!」という選択も可能なのである。(196-197p)
###

なるほど!
優越感も劣等感もイリュージョン、幻想なんだ。
ならば笑わにゃ損、損!
いつでもゴキゲンでいた方がいい。
心のボリュームレベルを上げまくって、ガンガン乗っていくぜー。


我が次男、としきくんの笑顔。
癒されますな~。

0 件のコメント: