2008年10月23日木曜日

やりたいことができる年齢

こんにちは
 
XFEL建屋建設工事もあと半年あまりで完成します。
若い代理人さんもプロとしての実力をつけてきて、段取りがよく、ヌケが少なくなってきました。
検討したり打ち合わせることもなくなり、あとは現場での取り合いの問題くらい。
工事費の精算もほぼ完了。
これからは工事現場をよく歩き回って、施工が確実になされているか確認するだけがぼくの仕事。
あーラクになったなー。
これもこれまでぼくがガミガミ言い続けてきた成果でしょうか。
なんちゃって。
 
スパコンの外観デザインも芸大の先生などにアドバイスをもらいながら、満足のいくものになってきました。
今週火曜日に文化担当理事へプレゼンしました。
理事にも誉められて、ホッとしました。
このデザインもそろそろきちんと決めないと、施工工程に追いつかなくなる時期でした。
多少まだ検討すべき宿題も理事から指示されましたが、大枠では了解をもらえたので、工程にも支障なく進めることができます。
あーラクになったなー。
これも設計者やスタッフの皆さんのおかげです。
よかったよかった。
 
こうしてぼくの「余裕」が増えました。
余裕があると安定運転ができます。
無理しないので、心も体も健康でいられる。
するといい仕事もできる。
好循環です。
そしてこの余裕を使って、新たな仕事にもチャレンジできます。
と思っていたら今週、他分所の課長さんからこんなメールが入りました。
 
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奥泉部長様

当研究所の特高受変電所の建設は、補正予算の成立待ちの
状態です。
和光の施設部と直接関わりを持って工事を行っていく必要は
なさそうですが、やはり当研究所の電気工事としては、大規模なもの
になりますので、関口さんの助言等は是非頂きたいという希望は
あります。
(関口さんは、播磨研などの特高受変電所の建設に携わって
こられたと聞いておりますので)
下記の「支援」とはそういうことですので、よろしくお願いいたします。

 > 当研究所も補正予算で、懸案の特高受変電所の建設が
 >スタートする予定です。こちらのご支援のほどもよろしくお願い
 >いたします。
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嬉しいですねー。
名指しでのご指名です。
がんばらなくちゃね。

山田咲道『バカ社長論』日経プレミア¥850-にこうありました。

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私のことを言えば、独立して10年以上経過しないと、責任のある大きな仕事は依頼されません。
実績や社会的ポジションなどがあって、はじめて大きな仕事を依頼されます。
50才から60才ぐらいにならないと、本当にやりたいこと(規模と夢の実現)はできないでしょう。
現在(若いうち)は、「やれること(目の前にある仕事)」と「やるべきこと(理念や体制づくり、社会貢献)」をきちんと行い、地盤固めをしていく時期だと考えています。(56p)
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ぼくも四捨五入で50歳という年齢になってしまいましたが、40代も後半になってから面白い仕事がガンガンやれるようになってきました。
もしかするとこれから50代になると、ますます大きな仕事ができるようになるのかもしれません。
ぼくがやりたいこと、主張することが通用するようにもなるのかも。
楽しみですねー。
大きな仕事がやってきたとき、それをドンと受け止められるように、先ずは今やっている目の前の仕事を一生懸命やり、自分の中の余裕率を大きくしていきたいと思っています。

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